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つとむューニッキ

『カップうどんが消えた日』――この五分が経過したら、カップうどんとサヨナラなのか……――LisPon×カクヨム “最後の5分間” 小説×朗読コラボレーション・コンテスト参加作品。

2009-12-30

日食悲話

| 14:59

自分にとって今年最大の出来事は、皆既日食だろう。

子供の頃から、日食を見たくて見たくてしょうがなかった。

今年は、ウン十年に一度の皆既日食を国内で見るチャンス。

今年を逃すと、次に国内で見られるのは26年後という。

だから、超人気のツアーに申し込んだ。

抽選の結果・・・、なんと当選!

これで夢が叶うと喜んだのは、ちょうど一年前の事だった。


「やったーっ!当たった、当たった!」

「なになに?宝くじでも当たったの?」

「日食だよ、日食ツアー!」

「日食?なにそれ?」

「夏に日本で皆既日食が見れるんだよ。そのツアーの抽選に当たったんだ」

「勝手に行ってくれば。で、いくらかかるの?」

「船で行くツアーの三人部屋を一室予約するから・・・」

「だからいくら?」

「ごにょごにょ(百二十万円)」

「ひゃ、ひゃくにじゅうまんえん!?」

「予約していい・・・?」

「却下。ダメ。絶対不可!」


それから春まで、女々しく未練をたれる日々が続いた。

「あのツアーの予約、もう一杯だってよ・・・」

「行きたかった・・・」

「今死んだら、化けて出てやるからな・・・」

しかし、妻から、そんなお金どこにあるの!?と反論されると、

言い返せなくなるのも事実だった。

せめて半額だったら・・・

そんな時見つけたのが上海ツアー。

値段は、家族全員で行ってもあの船のツアーの半額。

三ヶ月続けた怨み節の効果もあり、渋る妻をなんとか説き伏せた。


そして2009年7月22日、日食当日。

上海は雨だった。

せめてもの救いは、

オレ以外の家族全員、ただの上海旅行としか思っていなかったことだった・・・



はてなダイアリー 今週のお題「私の2009年ふりかえり」

2009-12-23

もしもサンタが消えたなら

| 16:03

さあさあよい子のみんな、お話が始まるぞ。

これから話すのは、もしもの国の話じゃ。

もしもサンタクロースが消えたなら・・・

そんな国には住みたくないじゃろ?

それじゃあみんな、よい子でいるんじゃよ。


その国にも、昔はサンタがちゃんといたんじゃ。

じゃがの、突然いなくなっちまった。

何故かは知らん。

「もう来年から、サンタは来ません」

そんな手紙が一枚、あとに残されとったそうな。


パパとママは、この手紙をそっと隠したんじゃ。

だってそんな手紙を子供達が見たら、とても悲しむじゃろ。

子供達の喜ぶ顔を見たい。

それがパパとママの、クリスマスの過ごし方だったんじゃ。


それにしても困ったのう。

サンタがいなくなった国では、ちょっとしたパニックが起きておった。

国じゅうのパパとママが、おもちゃ屋に駆け込んだからじゃ。

あちこちから、いろんな悲鳴が聞こえてきたそうじゃよ。


「どうしよう。要望の品が人気で、もう売切れだ」

「子供達がサンタに手紙を書くのが遅いからよ」

Amazonに品はあるけど、

”25日までに届かないかもしれません”なんて書いてあるぞ」

「だったら出張先で買って来てよ」

「おいおい、自転車をどうやって持ち帰るんだよ」


どんな苦難にも負けず、パパとママは頑張ったんじゃ。

子供達のがっかりする顔は見たくない。

そんなクリスマスパワーの威力は、相当なものだったそうじゃ。

そして同時に、

あの時サンタが残した手紙を見ながら、

子供達へのプレゼントにその手紙を忍ばせる日がやがて来ることを、

そっと噛み締めたんだそうじゃ・・・



はてなダイアリー 今週のお題「クリスマスの過ごし方」

2009-12-16

反おせち同盟

| 07:27

師走に食べたいもの、って何だろう?

師走に食べたくないもの、だったら簡単なのに・・・

それは、おせち

そう言われれば、頷く人も多いだろう。

正月にさんざん食べるものだから、

師走に食べようという人は少ないに違いない。


「マズい・・・、飽きた・・・」

正月になると、毎日、毎日、毎日同じものを食べさせられる。

しかも、昆布だの、数の子だの、オレの嫌いなものばかりだ。

それにもかかわらず、おせち反対派はオレだけだった。

日本古来の風習という魔物が、皆の心を固くする。

「おばあちゃん、これマズいよ・・・」

娘が成長して、やっと仲間が増えた。

おせち同盟の結成だ。


「お義母さんは作り過ぎるのよ」

妻が別の視点から分析する。

ならば、作り過ぎを阻止する作戦を考えなくてはならない。

「お正月から旅行に行けばいいんじゃない?」

娘が提案する。

流石は同盟参謀!と言いたいところだが、

今年の冬はちと懐が寂しいのが現状だ。


いったいどうすればいいのだろう?

途方に暮れていると、妻が娘に言った。

「あんたが美味しいおせちを作ってあげればいいんだよ」

「え〜〜〜」

娘がふて腐れる。

そうだよ、そうだ。

娘は小六になって、料理を妻から習ってるんじゃないか。

だったら、美味しいおせちを自分流で作ればいいんだよ。

娘よ、今のうちから楽して解決しようなんて、ロクな大人にならないぞ。


「おまえもだよ。そこでニヤニヤしているおまえ!」

妻の言葉で、はっと我に帰る。

えっ、オレも?

娘と一緒におせちを作れとですか?

いや、オレはすでにロクでもない大人だから・・・

なんて言っても、聞いちゃくれない妻だから、

おせち同盟は現在、おせち推進派への変貌の危機に立たされている・・・



はてなダイアリー 今週のお題「師走に食べたいもの」

2009-12-09

ツリーを撮りに・・・

| 07:44

ツリーを撮りに出掛けよう。

行き先は、お台場

東京ディズニーランド

はたまた、海を越えたニューヨーク

ダメダメ。それはクリスマスツリーを見たい所。

オレが撮りたいのは、年賀状にしたいツリーなんだから。


それは亀戸天神の近くにある。

映画「ALWAYS三丁目の夕日」に出てくるような・・・

と、ここまで書いたらお分かりの方もいるだろう。

その名も、東京スカイツリー

前術の映画に出てくる、建設途中の東京タワーのような、

中途半端な姿が、撮影スポットとして人気を呼んでいる。


東京スカイツリーは、二年後の竣工を目指して工事中だ。

なんでも、世界一の高さのタワーになるという。

その高さは六三四メートル。

”ムサシ”と覚えるんだそうな。

そんな高さになっちまったら、とても写真に納まらないから、

今のうちに家族で撮りに行くのだ。


ところで今、何メートルだろう?

えっ、もう二三一メートル!?

この間、二百メートルを越えたばかりだと思っていたのに。

早く行かなくっちゃ!


ところで、オレんちのテレビはまだアナログのままだ。

だって、ワンセグ放送がぜんぜん見れないんだもん!

地デジ地デジってやたら騒いでいるけど、

これって計画倒れじゃない?

ケータイワンセグ対応機種にして、

パソコン用ワンセグチューナーも買ったけど、

ぜんぜん出番がない。

でも、このツリーが完成すると、ワンセグ受信エリアが広がるらしい。

だからオレんちの地デジ化は、ツリー待ちの状態なのだ。


ツリーを撮りに家族で出掛けよう。

その名も、東京スカイツリー

家族と一緒に年賀状の写真に焼き付けて、

みんな、元気に、早く育ってくれと祈る来年にしたい。



はてなダイアリー 今週のお題「年末までにやりたいこと」

2009-12-02

温泉天国

| 07:33

行ってみたい国は、温泉のある国かな。

まずは、アイスランド

なんてったって、地球の割れ目の上に乗ってるというのがイイ。

地下から、熱いマグマがどんどんやってくるから、

温泉天国であることは間違いない。

今の時期は、オーロラも見えるのかな・・・?

露天風呂からオーロラ鑑賞なんて、一度体験してみたい。


次は、ニュージーランド

観光で有名な南島ではなく、行くのは北島。

そこは温泉天国って話だ。

実は、南半球って行ったことないんだよね〜

露天風呂から南十字星って、一度見てみたい。


近場で、台湾という手もあるぞ。

人口の多い西海岸ではなくて、

東海岸には秘湯がたくさんあるって話だ。

それは、お湯がその場で湧いている天然の露天風呂

そんな野湯めぐりって、一度やってみたい。


でも、やっぱり温泉天国と言ったら日本だよね〜

行ってみたいのは、肥後の国と薩摩の国。

数万年に一度の割合で大噴火が起きていて、

その度に、九州の半分くらいを焼き尽くしてるっていうんだから、

これは、ものすごいパワーだ。

そして、なんと言っても裸で露天風呂

やっぱこれに尽きるよ、日本人は!



はてなダイアリー 今週のお題「行ってみたい国」