つとむューニッキ(はてなダイアリー版)

つとむューのニッキです。

ゲームからの卒業?

息子達が算数の『割合』で苦労しているらしい。
「二千の十五パーセントはいくつ?」
たまりかねたカミさんが問題を出すと、息子達は首を傾げた。
「えー、わかんない・・・」


おいおい、そんな計算も出来ないのかよ。
そんなことじゃ、お店でバイトなんて出来ないぜ。
呆れたオレは、違う例題を出してみる。
トイザらスで二千円のゲームが十五パーセント引きなんだけど、いくら?」
すると、息子達は目を輝かせた。


「千七百円!」
なんだよ、できるじゃんかよ。
要はやる気の問題なんだな。
それにしても、例題をゲームに置き換えただけで解けるなんて、
どんだけゲームが好きなんだよ、と思ってしまう。


娘が、買い物で悩んでいるらしい。
「三月十五日発売のゲームがあるんだけど、今から予約した方がいいのかな?」
なんだよ、コイツもゲームかよ。
呆れたオレは、ぽつりとつぶやいた。
「いや、初回限定版が値崩れすれば、定価の半額以下で買えるぞ」


「半額っ!?」
やはり女性は安売りに弱いらしい。
ちなみに初回限定版とは、おまけを充実させて限定数作られる特別版のこと。
売店の買い取りになる場合、在庫が格安で放出されることがある。


「ただし、リスクもあるけどな・・・」
数が限定されている分、人気が出た場合は逆に値段が上がってしまうのだ。
「じゃあパパを信じて、一ヶ月くらい価格をウオッチしてみようかな」
はたして一ヶ月後に値段がどうなるか、いろんな意味で今からドキドキだ。


ゲームを安く買うための作戦。
それは息子の算数であったり、父娘の絆であったりする。
そして、それ自体がゲームのようだ。
やはりゲームは、一生卒業できそうにない。




はてなダイアリー 今週のお題「卒業」