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つとむューニッキ

『カップうどんが消えた日』――この五分が経過したら、カップうどんとサヨナラなのか……――LisPon×カクヨム “最後の5分間” 小説×朗読コラボレーション・コンテスト参加作品。

2018-03-07

今週のお題:孫は記憶のスイッチ?

| 23:47

(注意:ある映画のネタバレがあるかもしれません)


「孫は可愛い」とよく言うけど、何故なんだろう?と思う。

まあ、オレにまだ孫はいないから、理由がわからないのは当たり前なんだけど。

自分に似てるから? つまり、自分の遺伝子を受け継いでいるから?

最近、それだけでは無いんじゃないかと思わせてくれる出来事があった。


先日観たある映画のワンシーン。それが、とても印象的だったからだ。

――赤ちゃんがぎゅっと主人公の指を握った瞬間、主人公は思い出す。

――子育ての苦労を。それは心から人を愛するという珠玉の時間。

その時オレは思った。孫が可愛い理由って、こんな感じなんじゃないかって。


きっと、孫の顔や仕草が可愛いからだけじゃないんだよ。

子育てに一生懸命だったあの頃の自分が愛しくてたまらなくなるのだろう。

そう考えると、すっと府に落ちた。

だから孫は可愛いんじゃないのかって。


映画の名前は、『さよならの朝に約束の花をかざろう』。

この世界の片隅に』と同じように、アニメという形態をとりながら、

若者向けというよりは年配の方の心にささる不思議な作品だった。

実際、ほぼ満席だったシートには、年配の方の姿を多く見かけた。


大学生になった娘が家を出て、飾ることのなくなった我が家のおひなさま。

箱を開けて、美しいお顔を拝んだら、あの頃を思い出すのかな?

でもなんか違う。記憶のスイッチは、誰かと一緒に飾ることなのかもしれない。

娘の成長を願ったあの頃の想いが宝石になるまで、まだまだ時間がかかりそうだ。



はてなダイアリー 今週のお題「ひな祭り」

D

以下は映画についての個人的な感想です。


ラストのシーンについて。

エリアルが密かに織物を続けていたら。そんな展開も見てみたいと思いました。

その織物を最後に、マキアに託すことができたなら。

ニューシネマパラダイス』みたく、序盤の伏線がもっと活きてくるかもしれませんね。