イン ザ カット


お勧め度:★★
映像:★★★
音楽:★★★★
STORY:★★
ジャンル→サスペンス:★★
構成:★★★

ニューヨークの大学の文学教師のフラニー(メグ・ライアン)は「言葉」に魅せられて生きている。人とは一定の距離を保ち、自らの心も閉ざし生きている実感がないフラニー。
そんな彼女にとって、生き方も違う腹違いの妹ポーリンは大切な存在。

そんな彼女の生活を変えたのは近くで起きた猟奇殺人事件だった。フラニーはその犯人らしき人物を目撃したことで刑事マロイに調査をされる。フラニーの記憶に残る犯人の手がかりは手首に彫られていたタトゥーだけ。刑事マロイとの関係と繰り返される殺人。
その中で自分の中の熱い感情に気づいていくフラニー。ストーリーはスローに流れていくかと思えば急展開を迎えたり、不思議なテンポで展開される。

感想としては特別面白い映画とも言えないけれど映画音楽と画像の相性はなかなかなので
部屋を暗くして、ぼうっと見るにはいいかも。犯人はこの人と予想させてしまうストーリー展開も音楽と画像の見せ方でそれなりにハラハラする精神世界に引き込んでくれますよ。
サスペンスとしての採点は低めですが。

メグ・ライアンが全てを脱ぎ捨てた!という映画の前宣伝通りにメグ・ライアンの全裸シーンは長め〜。でも、脱ぐ必要もそんなに感じさせないストーリー。
まぁ、主人公フラニーが性に目覚めていくっというのも映画のストーリー展開として重要らしいけど。あまり、そのエロス的な部分はうまく表現出来ていないかも。
メグ・ライアンはやっぱりコメディやロマンスのほうが似合っているからっという一言に尽きます。髪型もパーマのほうが彼女らしくていい気がしました。