ヘンダーソン夫人の贈り物

オススメ度:★★★★☆
CDを返すついでに探してみたら発見ー
土曜日にとも考えたんですけど、2枚しか入荷してなく
どうせTSUTAYAなら半額になるだけだーとそのまま奪取してきました。


で、早速見終わったわけですけども
期待を裏切る事無く、涙で始まり、笑顔で終われる素敵な作品でした!
正直、今回も予備知識としては
イギリスで初めてヌードレビューを始めた実在の劇場"ウィンドミル劇場"を舞台に
その劇場の素人オーナー"ヘンダーソン夫人"の物語という知識しかなく
ゴールデン・グローブ賞もコメディ・ミュージカル部門でのノミニーだったので
テッキリもう少し軽いテイストに仕上げて
その中に戦争という時代背景を盛り込んだ内容かと思えば…


意外や意外!物凄い良質なショーピープルものでしたよっ!!


そっか、コメディじゃなく"ミュージカル"としてのノミニーだったのですね。
まぁ、そのミュージカルも劇中劇のシーンだけなので
作品としてはミュージカルというよりも立派な大人味のドラマという印象ですね
元々が実話なので特にドラマチックな展開が待っているわけでもないのですが
ヘンダーソン夫人と劇場支配人ヴァンダムの関係を始め
この2人の描写が本当に良くってっ!


正直この映画はヘンダーソン夫人を演じた"ジュディ・デンチ"
そして、ヴァンダムを演じた"ボブ・ホスキンス"
この2人の演技の魅力に支えられているんじゃないかと。


とにかく出逢った時に交わしたチョット険悪な会話が
こう言った形できちんと生かされた最後のシーンは本当に大好きなんですよ
やっぱり、あのなんの派手さも無い言ってしまえば地味な結末が
ここまでいい余韻を残してくれるのも全てはこの2人の積み重ねてきたモノのお陰ですよね!


特にヘンダーソン夫人が本当にお茶目でねっ!
とにかくキュートで可愛いおばあちゃんでしたよ(笑


また、そのお茶目な部分があったお陰で
劇場が閉鎖に追い込まれそうになった時に明かされる
彼女がヌードレビューを提案したその真意が凄く胸に来るんですよね
それまでは、世間知らず未亡人の気まぐれな提案かと思っていたら
ソコには母の愛があったんですよねぇ〜


そうそう、戦争といえば戦争に突入したとき
ヴァンダムが劇場関係者の前で行った演説が凄く良くて!
タイミング的な事もあったんでしょうけども
個人的にはこの思いこそが遙か昔から劇場を支え続けてきた
一番の原動力だと信じているので、地味にこの映画の中で一番好きなセリフです。

久しぶりにお料理。

今日は両親が遠く広島まで叔母さんのお見舞いへ行っているので
久しぶりにお昼を作る事に。
前回、母が親戚の結婚で家を空けたときには
まったく料理をしていなかったので今回こそリベンヂ!というわけです。



………と言っても
まぁ、既にうどんを作る材料は買ってくれているので
普通にスープを作って麺を茹でるだけと言うお手軽作業なのですけどね。




…のはずなのに、僕は煮えたぎったたっぷりのお湯に
切った野菜を投げ込んで居るのでしょう?
しかも、隣にはもう一つ煮えたぎった小さな鍋も………。


一体、僕は何がしたいんだ?!
でも、ここまで来た以上は引き返せん
なんとか形に…ぬわぁー水が多すぎて味が付かないーっ
えぇーい、出汁と…そうだっお味噌だ!!






弟「…これ、何なん?」
僕「何って訊かないで………」
と、着地点の見えてこない調理を続けた結果
やはり他人には理解できない結果に落ち着きました…
まぁ、幸いに味は大丈夫だったんですけどね…
大丈夫だったんですけどもアレはうどんじゃ無いわなぁ。


調理中同時進行で片付けも出来ていたので段取りは良かったんでしょうけども
やっぱり料理はしないと、そのやり方を忘れてしまいますね…
朝ご飯で一人分は今でもたまにやりますけども
今後は今回みたいに家族分を作る機会も増やしていこうと思い知らされました。