2008-02-22 日本出張での最大の出来事
イノベーションにおける計画設定や意思決定は不確実な未来を定義しそれを確実とする所から始める。
僕が感じた他人との距離感は不確実の設定方法が違う点にあると気がついた。
10 年前の前社設立 2 年目に通産省がらみのベンチャー関連配金で約 1 億円の予算を頂く事になった。
他人からは羨まれたけれど、結果的にそれを頂くのはやめた。
お上の配金を断るとは言語道断などと言われたけどね。
僕が当時に設定した前社の未来の目標達成に対して、この 1 億円を受ければ目標達成の確度が下がると確信したからだ。
仮に未来の目標が無くてスナップショットで考えれば 1 億円を断る理由は無い。
客観的に僕が 1 億円を受けられる確率は 99.9%、未来の目標を達成する確率は 1% 未満。
(ちなみに、一般的に日本で上場できる確率は 0.1%+)
でも1%未満の不確実な未来にチャレンジすのるかって事なんだよ。
じゃなきゃ、松下を辞めてない。
イノベーションは過去から現在までのデータで予測する未来ではない。
イノベーションに統計も分析も必要ない。
イノベーティブなコンセプトメイキングに数字を持ち込むな。
まだ社名は内緒だけど、日本で唯一とても可能性のある会社を見つけた。
その可能性とは、上場して金持ちになる可能性ではなく、ルナーと同様に世界を震撼させられる可能性だ。
そして、その確率は今のルナーと同様に 0.01 % 未満かな。(^^;
でも、僕は誰にもその確率を馬鹿にさせないし、それを愚行と言わせない。
なぜななら、今の日本のベンチャーのその確率は 0% だから。
僕が彼らに関わる事で、彼らを日本で上場させ金持ちにさせられる確率は 50% 以上で、世界を震撼させられる確率は 0.01% 未満だ。
彼らは後者を選択した。こんな馬鹿で才能のある人をつぶさせない事が今の日本には必要なんだと思っている。
10 年前に比べれば、若く才能のある奴らが日本で上場させる程度の会社が作りやすくなった。若くして、起業家や VC が金持ちなる様になった。
でもそれを目指す為に、その所為で、 0.01% の可能性のある会社がつぶされてきた。
今の日本は 0.01% の可能性のある会社が 0 社になってしまった。
これ悲観せずにプロセスと考え、次の未来のベンチャー支援につなげたい。
米国では国内上場から世界を震撼させる事がつながっている。
日本はそれが分断されている。
日本は 2 番目であるが故にその為の複雑な仕組みが必要だ。
日本のオリジナルの。
日本にこの点で動いてくれる人を求めたい。
三週間でも日本に戻っていると気持ちが日本に向かい、やっぱり自分は日本人である事を自覚する。
標記の件、ルナーの人から「β版の日本での発表のための日本出張ちゃうんかい!」と怒られそう。
「その主たる目的にベストを尽くしそれなりの成果を得られたと自負しております。はい。」(_ _;
