着物に基本なんて無い

着物に基本なんて無いんじゃないか?
長着以外の着物を知ると
着物の多様性を知ると
そう考えさせられます


腹掛+股引は
着物に区分されていない方が多いようですが
私は着物に含まれるととらえています
 
・解いても一枚の布にならない
・衿元はy字にならない
・身体を締めつけて風をはらまない
、、、と着物とは逆の特徴を示しますが(^_^;
決して長着や短着の付属品では無く
独立して存在する衣服です



着物とは異なる
「和の服」と言う考え方で
区分される方も多いようですが
着物と異なる和の服って
いったい何なんでしょうね?
今度は「着物」の他に「和の服」を定義しなくてはいけません(^_^;
「着物」と「和の服」を区別すると
かえって着物を難しくしてしまうかも、、、しれないかな(^^?


広義には全部「着物」でも
えぇのんちゃいますん?
その方が簡単(^^)



半纏は腹掛に比べると
まだ着物と認識していただけるかもしれませんね



腹掛+股引に
半纏を羽織ってみました
この状態では
着物に「うちあわせ」はありません
また帯もありません
 
右前に着ないどころか
うちあわせの無い着物もありますし
腰の位置で帯を締め無いどころか
そもそも帯を締めない着物もある訳です
 
着物の多様性を知れば知るほど
着物の基本なんて無いんじゃないかなと感じさせられます(^_^;考えすぎかもしれませんが