ブログトップ 記事一覧 ログイン 無料ブログ開設

diary / nowadays


2008-04-25-金 Puppy Love

[][]『パズル』第2話

 例の如く、金儲けのネタを振られてまんまと乗った男子生徒三人組だが、物欲に駆られた鮎川に嗅ぎつけられて、またしても彼女と共に休日の財宝探しへ。今度は、500年前の呪いを引きずる獄門神社なる土地での謎解き――しかし、伝説通りに村に凄惨な事件が起こってしまう……

 固有名詞からそんな気はしていましたがおもっきし横溝のパロディでした。

 いや、それならそれでもいいんですが、どうも絶望的にレベルが低い。モチーフの名称がそのまんまなら、見立ても更にはトリックさえ芸のない横溝の模倣。しかも、仕掛け自体に無理がありすぎて、どう考えても成立しようがありません。

 横溝モチーフネタと認識するにしても、あまりに仕込みが薄いから笑いにも結びつかないし、楽しもうにも細切れすぎる。中途半端な謎解きに犯人が屈する流れも、犯人たちの言動にあっさりと引っ掛かる主人公たちも行動に説得力がなさ過ぎ。コメディとしての完成度も低いし、終始首を傾げっぱなし。

 第1話以上に、劣化『TRICK』という印象の色濃い出来でした……一所懸命弾けている石原さとみとか三馬鹿生徒は悪くないんですが、話のなかで活きていないのが痛い。1話完結でこれをやろうとした心意気ぐらいしか評価できるところがないなー、今のところ。

[][]『キミ犯人じゃないよね?』第3話 麗しきダイイングメッセージの彼女

 学校で発生した、教師殺人事件。またしても関係者の奈々先生に一目惚れした宇田川警部補は、例によってさくらを時給5倍で引っ張り出した。さくらは年齢的に無理のあるブレザー姿で学校に潜入、無理を自覚しつつも着実に情報を集めていく。生徒ふたりと教頭を怪しむが、決定的な手懸かりは掴めない……果たして、死者が手を使って示したダイイングメッセージの意味とは?

 ……うん、やっぱり『パズル』よりこっちのほうが面白い。ちゃんとキャラクターの個性や立ち位置が活きているし、不自然や無理を自覚して、それをコメディとして活用するセンスが確かに感じられる。今日日の学校に部外者が簡単に潜入できるか、という疑問はありますが、潜入して調査をする、という趣旨は間違っていないし、その状況そのものをギャグにもして物語のなかで有効利用もしている。

 前回・前々回は言ってみれば同じパターンで展開していましたが、今回は若干ながらひねりを加えているのも出色。無理に第二の殺人を犯させず、犯人らしき人物を入り乱れさせているので、終盤まで興味を逸らしません。

 ただ、この解決篇どおりだとすると、さすがに鑑識がある可能性に気づかないのは間抜けすぎる――『ケータイ刑事』から続けて登場の金剛地武志が担当しているからそんなもんだろ、というのは抜きにしても、不自然すぎる。また、ダイイングメッセージの謎にしても、何らかのヒントや伏線を用意すべきだったでしょう。まんますぎてばれやすい、という点を差し引いても、工夫が必要でした。

 しかしそれでも、尺のなかでうまく話を組み立てるセンス、ギャグとして完成された作り、更にはトリックの不足を補うドラマ性の構築に至るまで、『パズル』よりもずっと洗練されている。それ故に全体に小粒な印象はあるのですが、少なくとも『パズル』より来週を楽しみに感じられる分、優秀です。……んとに、なんでこの2作を同じ日に放送してるんだか。

[][]本日の見出し

GAME

GAME

 Perfume最新アルバムよりみたび引用、アルバムの掉尾を飾る1曲を。ギターを取り込んだ、他の曲と比べると少し生身の暖かさを感じさせるもので、個人的には特にお気に入りです。

Error : RSSが取得できませんでした。
amazonアソシエイト
当サイトは、amazon.co.jpのアソシエイト・プログラムに参加しております。
「本日のお買い物」の後ろにある[amazon]という項目をクリックすると、当該商品の購入画面にジャンプいたしますので、ご利用ください。


このページの頭に戻る