夏の思い出 手をつないで 歩いた海岸線
昨日は図書館で勉強していた。
勉強していると、隣に老人が座ってきた。
この図書館の座席はカード指定席制を採用している。
しかし、この御老公、カード使ってない。
制度無視かよ。
まあいいです。
混んでないし、誰にも迷惑はかけてない。
百歩譲って、現代システムに対抗するたった一人の御老公の戦いと見做して許してあげまする。
ランボーみたいに戦争に縛られ続けている人なのかも知れないし。
と、この御老公、オーストラリア史という本を読んでいた。
その時は、ふーん、これから資源大国と大いに注目される国の勉強か、偉いね、と思っただけだった。
しばらくして、その事件は起こった。
御老公の挙動が怪しい。
手を顔に近づけて何かをやっている。
よく見てみる。
鼻の中に指を突っ込んでいる。
まあ、いいです。
千歩譲って、隣に人が座っていても鼻の中が気になって指を入れる人はいるでしょう。
とさらに見ていると、その御老公、その指を口の中に入れ始めた。
そしてむしゃむしゃと、咀嚼し始めたじゃありませんか!
すまん、一万歩譲っても無理。
それを隣で30分程やられたのでこちらの気分がもんの凄く悪くなってきて、あえなくおいらはKOされました。
30分、鼻糞を食べる老人の隣で勉強することは中々に苦痛でした。
そういえば、昔、小中でこれをやる女子がいた。
ペルージャというあだ名をつけて呼んでいたが、彼女が触ったものは余りにも汚いのでみんな触れないようにしていた。
図書館のオーストラリア史の本には気をつけよう。