つかさのめもめも日記
メモシステムの完成
これは、今までずっと追求していたものなんです。TextTreeでやっていたのから、より使いやすいメモの方法を構築しようとしていたけど、一段落ついた気がする。とりあえず、完成ということに。
コンセプトは、PCでも思考をまとめたり、発想をしたい、ということ。手帳とかボールペンとか計算用紙とかでやっているレベルまで、引き上げたいという動機があります。
大きかったのは、PPxの発見。これを中心にいろいろカスタマイズする中で、今のやり方になりました。
フォルダ構造
前提としてフォルダ構造をいじる必要がある。メモを保存するためにも、閲覧するためにも、この方が都合がいい。
一言でいうと、新しいフォルダを作らない、ということ。一つのフォルダの下に、テキストファイルをずらーっと並べるという形にする。例をあげると、
[Memo] ├ [2009-07-09] │ ├ クリッパーノート【その1】.txt │ └ テキストファイルとフォルダ構造見直し-1.txt ├ [2009-07-10] │ └ ブックマーク管理その2【software】.txt └ [2009-07-21] └ fenrirによる検索.txt
と、今までしていたのを
[Memo] ├ クリッパーノート【その1】.txt ├ テキストファイルとフォルダ構造見直し-1.txt ├ ブックマーク管理その2【software】.txt └ fenrirによる検索.txt
という形に。
これは、まず、Fenrirでそのフォルダパスを読めるかどうか、という点で重要。新しいフォルダを毎回作るというようにした場合、そのフォルダパスをFenrirが取得していない可能性が大きい。Fenrirでは、scanのためには毎回手動でscanする必要があり、常に最新のフォルダ構造を取得している訳ではないからだ。その場合、Fenrir+DialogHandlerによって、保存ダイアログボックスを変更するというのができなくなる。
また、新しいフォルダを作るということが手間だということもある。テキストファイルの作成→保存という手間に、さらに、フォルダを作成する、ということを加えないといけないからだ。作成自体はプログラムを組むことで何とかなっても、手間が増えることには変わりない。
だが、このようにするとどのようにしてファイル同士がごっちゃの、カオスな状態になるのを防ぐかを考える必要がある。今までは、適当にやっていても、フォルダがそれを作成した日付であることにより、ある程度秩序が保て、あとで利用する際にも困りはしなかった。
ファイルに名前を付けるとかも考えたけど、とりあえずは作ったときの日付がファイルに勝手に記録されるみたいだし、またPPxのソートで時系列に並べることもできるし、何とかなるかなとおもっている。ならなかったら、作成日時をファイル名に付け加えるプログラムを作ったらいいだけだしね。
あと、FenrirとかEverythingがあることで、ファイル名だけで探すことも容易だし、PPxを使って閲覧することで、しばらくは、常にファイル自体は一覧になっていて死蔵はされにくいはずだから、大丈夫じゃないかな。知的生産の技術でいっていた、カードをくるというのが、実装できてそうな予感。あと、日付フォルダに入れるというのは、不要なカテゴリーに発想を縛られるという側面を持っていたような気がする。元々は、手帳と連動することを意図してこのような構成にしていたんです。手帳に書いたものを、後で全てテキストファイルにすること、かつ、実際には即テキストファイルにすることができないから、後でもできてかつ、どれをテキストファイルにしたかしていないかわかるように、フォルダの日付と手帳のメモの日付を連動していたの。
使うもの
保存するとき
エディタを開く。もちろん、Fenrirから起動。
つらつら書いたら、保存。一行目がタイトルになることは、ある程度考慮しておく。Ctrl+S。すると、保存ダイアログが開くはず。ここで、Fenrir+DialogHandlerで、そのダイアログを変更。僕の場合、TTmemoとかFFmemoとか、今名前を付けているフォルダをメモ専用にしているから、そこに変更することになる。
で、エンター。すると、そのメモが保存されることに。
手順としては、メモを書き、保存先のフォルダのパスを取得する、というだけで非常に単純。
閲覧するとき
PPxとPPvを用いる。
連動ビューとか使うといい。あとは、キーカスタマイズで、バックグラウンドで開く、連動ビューなどのキー配置を近い、押しやすいものにするくらいか。YとEnterとカーソルキーって結構離れているよね。
あとは、検索。前言ったとおり、Ctrl+Wを使う。あと、AHKのウィンドウからPPxの検索を使えるようにした。
PPxSeachName.ahk
#NoTrayIcon Gui,Margin,0,0 Gui, Add, Edit, vSrc X Y W280 Gui, Add, Button, Default gSrc x ys, &Search Gui,+AlwaysOnTop +ToolWindow +Border -SysMenu Gui, Show, X325 Y630 return Src: Gui, Submit Run,D:\bin\ppw\PPCW.EXE /r -k *whereis D:\data\TextTree\TTMemo;D:\data\TextTree\TextTree4View;D:\data\TextTree\FFMemo`,*%Src%* GuiEscape: GuiClose: ExitApp
これを、Fenrirのinstant.iniで、t/に登録。
DialogHandler
何回か話に出てきているから、少しだけ説明。
まず、準備から。これはランチャと組み合わせて使うもの。僕の場合はFenrir。cmdフォルダのなかに、2d.txtという名前で、次の内容のファイルを作る。
[.***; DialogHandler|D:\bin1\simpletools\DialogHandler.exe "%P" ]
そして、VxEditorでもブラウザでも何でも、ファイルを保存するなどで、"ファイルを開く"あるいは"フォルダの参照" ダイアログが表示されているときに、Fenrirを起動。ここで、保存したいディレクトリパスを選択。
画像だと、下のような感じ。
ここで、Ctrl+Dを押す。すると、ダイアログが、Fenrirに表示されていたパスに切り替わる。
これで、今までのように、ダイアログをいちいちたどって、ダウンロードフォルダまで行って保存、という面倒くさい作業から解放される。
今の感想
思いついたら即メモ、というのができるようになった。一々、手帳にメモして、とかいうのよりもやりやすい。手帳は、大きさとかの制約で、思いつきを外でメモるのとかにはいいけれど、思考をまとめるとかにはあまり向いていなかったのかな、と今は感じている。
思いついたら、メモを書いて保存。何か気になることがあったら、過去のメモをPPxとPPvで読んで、書き足したり、新しく着想を受けたらそれをまたメモにしたり、ということをしています。
今まで、PC使う必要性から、一応向かって打ち込もうとはするんだけど、すぐFPSやったり2ちゃんねるみたりとかしてしまっていたのよ^^;これで、少しは生産的なことできるようになれますように。