猫にとってのコーヒーの香り

散歩帰りに駅前のTully'sで「エチオピア・グレードワン」と
「マディソン・ブレンド」というコーヒー豆を買った。


クリスマスの買い物帰りらしき人たちで店内はほぼ満席。
しかし、5時を過ぎたあたりから徐々に空き始めた。
ラテを飲みながら、のんびりと読書してから帰宅。


夕食後、「エチオピア・グレードワン」を煎れて飲んでみた。
すっきりとしていて飲みやすい。
温かいコーヒーがおいしいのは、冬の良いところ。


ところで、うちの猫にコーヒーの匂いをかがせると
トイレで自分のうんちに砂をかける時の仕草をする。
猫にとってコーヒーの匂いは「嫌な臭い」「隠すべき臭い」
なのだろうか。匂いをかがせると、必ず前足で砂をかける
動作をするので、たいへん面白い。匂いを嗅がせるたびに、
カチリとスイッチが入ったように前足でザッザッとコーヒーカップ
周りを掻いて、架空の砂をかけようとするのだ。


自分のうんちと同クラスの匂いを発する液体を
おいしそうに口に含んでいる僕の姿を、
猫はどう思っているのやら。