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2013/3/17

[]「みなみけ ただいま」第10話での居酒屋ご飯と食事シーン

 

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みなみけ ただいま第10話「エコライフはじめました」にまつわる感想のアレやコレやでエントリを更新!

 

ご飯が美味しそうなアニメは、良いアニメですね。

 

 

■南家三姉妹と居酒屋ご飯

「ただいま」の第10話を観て、印象に残ったのが食事の場面。ケチ生活エコ週間に励む南家三姉妹が、従兄弟のタケルおじさんに外食をねだるシーン。皆が食べたいものが出揃ったところで、夏奈がチョイスをしたお店が居酒屋でした。

 

ティーンエイジャーが主役の作品が多い昨今のアニメ事情。登場するキャラクターの年齢層から逆算をした結果、作劇の舞台装置として選ばれる飲食店はファストフード店かファミレスが圧倒的に多い。そんな中での「みなみけ」の居酒屋。こうした可愛い女の娘が主役のコメディ作品で描かれる食事の場所として、居酒屋はなかなかに渋く、珍しい選択肢。

 

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しかしながら、この居酒屋という夏奈の選択は大正解。居酒屋メニューの主役は、それこそ牛すじ煮のような酒の肴ですが、ご飯のおかずになるような珍味もあれば、肉も魚もあります。卵もあれば、野菜もあるし、それらを組み合わせればハンバーグもオムライスも自由自在。お店によってはデザートが充実しているところもあります。

 

そんな居酒屋メニューの選択肢の幅を利して、好きな物を食べまくる春香、夏奈、千秋。南さん家のそれぞれに個性豊かな三姉妹。そのパーソナルな個性と食べ物に対するそれぞれの嗜好を描くのにも、この"居酒屋"というチョイスは、非常に有効に機能をしていたなぁ、と。うん、美味しいですよね、居酒屋ご飯。

 

夏奈: 居酒屋とは…居れば居るほど、味が出てくるものなのだ!

 

また、南家の中で、唯一の"大人"であるタケルおじさんのツッコミも良い味を出しています。まさに、居れば居るほど味が出る。延々に繰り広げられる三姉妹のボケに対するタケルおじさんのツッコミ。先日の回転寿司のエピソードと同様に、今回もタケルおじさんを演じる浅沼晋太郎さんのツッコミは素晴らしかった。子どもの頃に誰しもが経験をした「親戚と一緒に食べる食事は外食」というスペシャル感と同じように、このタケルおじさんの存在感っていうのは、やっぱり「みなみけ」の中で良いアクセントになっているなと思います。

 

 

■「みなみけ ただいま」の食事シーン

今回の居酒屋に限らず、何気に食事のシーンが多い「みなみけ ただいま」。原作漫画の時点で…或いは、それまでのシリーズでも食べ物が描かれることが多かった「みなみけ」ですが、「ただいま」では、特に食事のシーンが印象に残ります

 

また、そこで描かれる食べ物っていうのが、いずれも凄く美味しそうなんですよ。回転寿司、居酒屋での晩御飯、すき焼きにバーベキュー。ちょっと一味足りないクッキーや海の家の微妙な味の食べ物も、皆で食べれば笑いと思い出になる。食事と言えば、"野菜"をテーマにした凄まじくビザールなエピソードインパク大だった本作。

 

また、ストーリーの中で、食べ物が出てくる頻度に比例して、三姉妹の"食べる事"に対する意欲と執着も強調して描かれている気がします。特に、三女の千秋ちゃん。普段のクールな知的キャラをアッサリと捨て去り、無茶苦茶な理屈を武器に回転寿司に異常な情熱を燃やす第7話には大いに笑わされました。これまでも食欲旺盛な姿が描かれてきた千秋や夏奈ではありますが、食い意地の張りっぷりに関しては、本作が一番なんじゃないでしょうか?

 

もしかしたら、スタッフさんも"食事"というトピックを強く意識して、原作からも食にまつわるエピソードをピックアップしているのではないかな、なんて思わされる「みなみけ ただいま」。前3作のシリーズと比較しても、食事シーンの多さとメニューのバラエティーの幅は、「ただいま」の特色になっている気がします。

 

そして、そこから描かれるのは、家族や友人たちとの大切な時間。つまりは、多幸感に溢れたいつもの「みなみけ」。「ただいま」と帰ってきた食卓に、誰かが作ってくれた料理が並んでいる、一緒に食事をする誰かがいる。そんな幸せな光景。食事の楽しさを凄くストレートに描いた作品だと思いますね。

 

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