『繰繰れ! コックリさん』を観て痛感 - アニメのオープニングは飛ばして観ちゃダメよ〜ダメダメ






ありのままで


どうも、こんにちは。時代の最先端を先取りブロガーこと小生です。取り敢えず、SEO的なアレも兼ねてエントリの書き出しとタイトルに本年度の流行語大賞をサンプリングしたところで、早くもやっちまった感が襲い掛かってくる今日この頃。……あぁ〜日本エレキテル連合のあのギャグ、口に出すと物凄い気恥ずかしさを感じるのは何なんだろう? ネタは普通におもしろいのに……。恐らく、このタイトルも一ヶ月後とかに観返した時には、凄まじい後悔と自責の念に苛まれることになると思います。お前らに、"黒歴史"が誕生する瞬間を見せてやる! 時は来たっ! …それだけだ(橋本真也の表情で)。


ちなみに、本年度の自分的流行語大賞『おっぱい』でした。というか、昨年もその前の年もそのまた前の前の年も常に自分内流行語大賞は『おっぱい』だった気がします。恐らく、来年も再来年も『おっぱい』でしょう。


おっぱい!!


と、まぁ、BLOGの書き出しからこんな感じでふざけてちゃダメよ〜ダメダメ(最近、陰嚢湿疹に悩まされている己の陰部をバリバリ掻き毟りながら死んだ魚の目で)。ちゃんとアニメ、漫画関係の感想BLOGらしくアニメの話とかをしたいと思います。そんなわけでアレやコレやと!




■アニメのオープニングやエンディングを飛ばして観ちゃう

実は、今年からぴあさんのエンタメ情報サイト『ウレぴあ総研』でWebライター業をスタートさせていただいた私、住吉STRANGERaka住吉加奈子さんは俺の嫁であり婿養子。そこにアップをしていただいた中で、こんな記事を書かせていただきました。


■この症状が出たら危険信号!「社会人アニメファンあるある」5パターン


この中で、私こと住吉加奈子さんの夫(婿養子)こと住吉STRANGER(モンゴル、ウランバートル出身、高砂部屋)は、"仕事が忙しくてアニメの視聴時間が取れないサラリーマンアニメファンが思わずやってしまいがちな行動"として、"録画したアニメのオープニング曲やエンディング曲を飛ばして観てしまう"というあるあるネタを書かせていただきました。


時間がない時に思わず、アニメ作品のオープニングやエンディングを飛ばして観てしまうこと……あると思います。だけれど、中にはそういう忙しい視聴をしていると、どうしても観逃してしまう大切なポイントってあると思うんです。それっていうのを自分が最近痛感させられた作品が現在放送中の『繰繰れ! コックリさん』




■凄く凝ってます! 『繰繰れ! コックリさん』のオープニング!!

というのが、この『繰繰れ! コックリさん』。実は、オープニング映像がなかなかに凝っていて、話が進む毎に映像が細かい部分でちょこちょこ変わっていってるんですよ!


例えば、映像で登場をするキャラクター達。これっていうのが、エピソードが進むに連れて次々に増えていくんです。アニメの中で新しいキャラクターが登場すると、それがオープニング映像にも反映をされて画面がどんどん賑々しくなっていく。





第一話(では、オープニングではなく、エンディングで使用をされていましたが)の映像では、こんな感じだったカットが……





話が進むと、こんな感じに!





また、ラストカットの縁側でこひな達が立っている場面も、物語のスタート地点である一話では、こひなとコックリさんの二人っきりだったのが…





いつの間にやら、こんなに賑やかに!





他にも、コックリさんが女体化した姿で話が進む温泉回の第8話<コックリさんの湯けむり秘湯めぐり!>では、ちゃんとオープニングの集合シーンでもコックリさんが女の娘の姿になっていたりと芸が細かい!


"話が進むに連れて登場キャラクターが増えるオープニング"というのは演出術として他のアニメ作品でも活用例があるテクニックではありますが、『繰繰れ! コックリさん』の場合は、他にも細かい店でエピソード毎に変更点が多く、しかも、最初は一人ぼっちだった少女、こひなの周りに物の怪達や宇宙人、クラスメイトが集まり、彼女の生活がかしましくも楽しいものへと変化をしていく……というストーリーにも見事にシンクロをしていて、作品のイメージにもピッタリな非常におもしろいアイデアだなぁ、と強く感心をした次第です。




■最後に

ただ、自分が『繰繰れ! コックリさん』オープニングのこの演出術に気付いたのも、ホントに最近のことなんです。というのも、それまでは仕事と時間に追われて、オープニングは飛ばして観てしまうことも多かった、もしくは通しで観ていてもそこまで注意深く観察をする余裕がなかったもので……。


■『繰繰れ! コックリさん』とディスコと『サタデー・ナイト・フィーバー』


上記のようなエントリを書くくらい、『サタデー・ナイト・フィーバー』をオマージュした意匠であるとか、ユニークな音楽は大好きで、そこには目が行っていたんですが、今回のエントリで言及をさせていただいた細かい部分での変更点にまではなかなか気が付かず……。いやはや、アニメファンとして本当に恥ずかしい限りです。ファンとして、ダメだ〜ダメダメ(ハイパー安易なアレンジ)。


そんなわけで、やはり、アニメのオープニングやエンディングというのは、飛ばさずに、キチンと注意をして観た方が色々とおもしろいものが観えてくるな……と、そんな当然のことを改めて思わされた今回の個人的体験。どんなに仕事に追われていても、好きなアニメ作品に対しては時間に余裕を持って……まさに、"ありのままで"接したいものだと思いました(ドヤァ)。






<関連エントリ>
■2014アニメ流行語大賞は「妖怪の仕業」「レリゴー(ありのままに)」(karimikarimi)