2012年上半期に読んだ本ベスト10
人から聞きましたが、どうやら一年の半分が過ぎたそうです。
ということで、今年に入ってから僕が読んだ本の中でのベスト10を備忘録的な意味を込めつつ決めていきます。
ここのブログに感想を載せていない本も多数ランクインしていますが、お気になさらずに。SF以外も普通にランクインしちゃってます。
ちなみに上半期に読んだ本は73冊でした(小説以外も含めて)。
第一位 眉村卓『司政官 全短編』
- 作者: 眉村卓
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2008/01
- メディア: 文庫
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第二位 中井紀夫<タルカス伝>シリーズ
- 作者: 中井紀夫
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1990/06
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エロ、グロ、ギャグ、奇想、その他様々なものを詰め込んだ、超全力投球の力作。
バーを経営するのもいいですが、第二部をなんとかして読ませていただきたいです。
第三位 三津田信三『首無の如き祟るもの』
- 作者: 三津田信三
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/05/14
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本シリーズでお馴染みの推理パートでの多重どんでん返しで得られるカタルシスの大きさは、かつて味わったことのないほどのものでした。
第四位 筒井康隆『ダンシング・ヴァニティ』
- 作者: 筒井康隆
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/12/24
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普通の小説を読んでいたのでは味わえない面白さと驚き。
第五位 デイビッド・イーリイ『タイムアウト』
- 作者: デイヴィッド・イーリイ,白須清美
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2010/01/06
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その他収録作もいわゆる「奇妙な味」の佳品。阿刀田高好きな人はぜひ。
第六位 ジョージ・R・R・マーティン『タフの方舟』
- 作者: ジョージ・R.R.マーティン,George R.R. Martin,酒井昭伸
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2005/04/21
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マーティンはすごいんだなぁ。
- 作者: 石黒達昌
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2006/06/01
- メディア: 単行本
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生物学好きにはたまりません。
第八位 飴村行『粘膜蜥蜴』
- 作者: 飴村行
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2009/08/22
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前作『粘膜人間』のグチョグチョヌルヌル感に加えて、今作は最後にサプライズと感動が。前作の内容が内容なだけに、きちんと伏線を回収していることに驚きます。
第九位 中西智明『消失!』
- 作者: 中西智明
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/10/05
- メディア: 新書
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終盤は驚きの連続です。噂に違わぬ傑作。
第十位 森下一仁『「希望」という名の船にのって』
- 作者: 森下一仁,きたむらさとし
- 出版社/メーカー: ゴブリン書房
- 発売日: 2010/07/01
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センス・オブ・ワンダーを存分に感じさせてくれ、なおかつ科学の面白さまで教えてくれる、著者の人柄が窺い知れる上質なジュブナイル。
以上こんな感じでした。
下半期も頑張って生きていこうと思います。