少年サッカーからW杯まで―目からウロコのサッカー論 (文春新書)
- 作者: 泉優二
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2002/05
- メディア: 新書
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少年サッカークラブを主宰されている方による、あらゆるレベルからみた
サッカーの魅力を語る本です。
著者は、例えば少年サッカーや視覚障害者によるサッカーなど、比較的
協議能力が高くないサッカーにおいて、その魅力が端的に現れるのではな
いか、と説かれています。
確かに、道具が不要とか、レベルによってそれなりの楽しみ方をするこ
とができることなどを説かれています。(多少、ひいきの引き倒し、って
とこも無きにしもあらず、ですが…)
この本は、日韓W杯直前にかかれたこともあり、本質的な魅力は、そう
いうところにあるといいながらも、レベルの高いサッカーは、それはそれ
でいろいろな楽しみ方がある、とされています。(ま、それは言わずもが
な、なんですが…)
選手目線の観戦、監督目線の観戦、ただただ、盛り上がる…
サッカーへのオマージュという感じで、サッカー観戦の幅を広げてくれ
そうな本でした。