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はてなでテレビの土踏まず このページをアンテナに追加 RSSフィード

2009-02-27

ショートネタは客にも集中力が求められるから

こないだフジ系「爆笑レッドカーペット」でアンガールズがやってたバレーボールしばきあいネタは、最初はただワチャワチャと無計画に暴れてるだけのように見えて、「あぁいつものアンガールズが適当にやってるだけか」なんて、そんなおもしろく感じられなかったんです。

でも、録画してあったのをもう一度ねっとり凝視してみたら、あらやだ、ちゃんとおもしろかった。

ほんのワンシーン、コンマ何秒の一瞬のカタルシスみたいなものを起爆剤にして、最後まであとをひく笑いが生みだされているんです。

動画を拝借

D

これ、ネタ中の 54 秒あたりで山根が田中の頭頂部を「ビターン!」とアタックするところで田中がキレるのです。で、田中がキレてからが真骨頂なんです。

まぁしたり顔で語りを入れるほど深いネタでもない気はしますけど、よく見たらそうだった、と。

このコント、ぼくはリアルタイムではパソコンかたかたキーボード打ちながら横目で見てました。ちゃんと「鑑賞」してなかった。だからその「ビターン!」をうっかり見逃してしまってました。

いったんポイント逃しちゃったせいで、すべてを見失ったんですね。なにもかも。

どんなことも「ながら」では芳しくないのでしょうが、特にショートネタを視聴するときは、客にもいっそうの集中力が求められるんじゃないか、目から血を流しながら見るべきなんじゃないか、ほどのことは言えるかと思います。


「爆笑レッドカーペット」は 4 月から毎週土曜の夜 7 時に放送日時を移るらしいです。

この時間帯移動がニュースサイトで「昇格」とか書かれているのは見当違いなことだと思います。

ところでそんな「土曜夜 7 時」って、いちばん食卓で家族みんなでテレビ見ようぜ、って時間帯ですよね。「孤食の時代」かも知れませんが、あくまで比較対象として、他のどの日時に比べても「土曜夜 7 時」はもっとも晩飯食らいながらみんなでテレビ囲んでダベってる時間帯、でしょう。一応。

ところが家族にかぎらず、他人とお笑い番組とか見てると、もう気になっちゃって仕方ないわけです。他人の眼が。視線恐怖なだけかしらん? まぁいいや。お互いアカの他人同士だったら別に構わないんですけど、知り合いは、たまにトークとかしなきゃいけない。

いらぬ作業が増えて、思考がとっちらかります。

で、そうなると、結果的にどうしてもおもしろいポイントを見逃しがちになっちゃう。これはパソコンで実況とかしながらやっても本当にそうで、テレビから笑い声が聞こえてきて初めて「や、今なにがあったのよ」とまぬけな後乗りになってしまいます。

そんな「ながら見」の視聴者が不当に低い評価を与えるようになったら、レッドカーペット芸人としてもたまったもんじゃないですよね。って思うんですね。ちゃんと見ろよって感じにならざるを得ません。や、そこまで芸人側を斟酌する必要もないのかな。

ただ「ながら見」によって生じる結果は、誰にとってもしあわせなことになるとは思われないのです。あとはもう、レッドカーペットが家族の食卓における単なる「食い物」として消費されないことを祈ります(←オチです)。

2009-02-26

「ヘキサゴン」にうまいこと潜り込んだ矢口、そして紳助の恐怖政治

25 日放送のフジ系「クイズ!ヘキサゴン 2 」で、矢口真里がソロ曲「青春 僕」をスタンドマイクで男前ライクに歌ったあと、緊張の糸が解けたらしく半泣きになってました。勢いにまかせて島田紳助の手を握りにいったり。さすが、くすぐってきます。

それにしてもモーニング娘。を離れて以来「 4 年ぶり」の CD リリースというふれこみですが、「矢口真里」のソロ名義でシングル曲が出ること自体が(ファンクラブでのニッチな企画とか除けば)矢口の歴史上、初めてのことです。デビューから 11 年が経ちました。

そんな矢口がソロであの夜 7 時といういっぱしの時間帯に歌っているさまは、ちょっとシュールですらありました。はたしてお茶の間のファミリー層に矢口の歌唱はフィットしたんでしょうか。

しかし参入障壁の極めて低そうな「おバカ女性タレント」市場のなかで、数多いるライバルたちを差し置いて、矢口は横からスッといきなりヘキサゴンに潜り込んできた印象があります。

Pabo とか羞恥心とか番組の中核をなしていたり、あるいは芸人でなじみまくってる人たちに対して、今のところ矢口のヘキサゴン内での存在感は、まだ今ひとつ薄い印象です。

それが今回 CD デビューという既成事実をつくることによって、自動的に「ヘキサゴンファミリー」化してしまいそうですね。いろいろ調子のいいことではあります。


ところで島田紳助と大縄跳びの話題。

あの「大縄飛びクイズ」コーナーは、ある日いきなり島田紳助の一存で始まりました。かなりのベテランや、運動のあまり得意じゃなさそうなタレントまでも飛ばされるので、かなり過酷に見えます。もう 70 歳近い板東英二を跳ばすとか無茶苦茶すぎる。

特番とかでたまにやればいいのにと思われるくらい、しんどそうです。

でも今回の放送では、なにを思ったか島田紳助 52 歳がみずから縄跳び「 100 回」にチャレンジしていて、最終的には粘って粘って「 288 回」連続で跳んでました。紳助にしてみれば

「このくらいでヘバってんじゃねーよバーカ」

という言いぐさを身をもって呈したってことなんでしょうかね。跳んだあとは「お前らとはモノが違うんじゃ!」とか見下したセリフを残します。虚勢っぽかったですが。

もちろんクイズに答えながら何人かで一斉に飛ぶのと、ひたすらひとりで飛ぶのとで難易度は違ってくると思います。比較対象にはなりえない。

ただ「 288 回」という数字が説得力を持つのもまた事実。

リーダーとしての心得を説いた山本五十六の言葉に、「やってみせ、いってきかせて、させてみせ、ちくびをつねってみせ、ひわいなうめきごえをあげてみせ、ほめてやらねば人は動かじ」みたいな金言がありますけど(一部ウソ含む)、島田紳助に本当にここまで見本を示されると、もう誰も何も言えなくなりますよね。

それはそれで迷惑な話ですけど。

ある日の「 2 時っチャオ!」 vs 「ミヤネ屋

25 日(水曜日)に放送された昼のワイドショーについて、ザックリと。

TBS 系「 2 時っチャオ!」

「おくりびと」がアカデミー賞のなんたら賞を獲得した話題をひきずって、本木雅弘が演じた「納棺師」のリアルお仕事について、デカいボードでねっとり濃密な解説が始まった。

サスペンダー斉藤こと斉藤哲也アナウンサーが、最初は遺族と納棺師とのあいだに心情的な距離があり、故人の周囲を取りかこんだみんながみんな揃って押し黙っているものの、故人の爪を切り始めたあたりから誰か彼かが思い出をぽつぽつと語り出して、徐々に雰囲気がやわらいでいく・・・みたいな繊細な流れをひととおりつまびらかに読み上げていく。

ので、スタジオの中もやたらしんみりと静謐な空気に包まれてました。いつもやかましい松本明子や高橋ジョージも神妙な面持ち。この話題は人を黙らせますね。

ところで、このデカいボードを駆使して情報たっぷりお伝えしますよ、って芸当は、 TBS の「お家芸」といえるような気がします。裏番組の「ミヤネ屋」でも似たようなことをやってますが同じような話題を扱っていても密度は TBS のほうがいつもちょっとだけ濃い。過去の新聞とか雑誌とかの活字媒体からこまかく材を取ることが多いのがその印象の要因っぽいです。

読み上げるのはもっぱら男性アナウンサーというのが伝統的かも知れません。「アッコにおまかせ!」でも安東弘樹アナがいつも和田アキ子のとんちんかんな茶々を浴びながら苦悶の表情で芸能ニュースなんかを読み上げていってますけれども。

そしてこの「 2 時っチャオ!」では今、斉藤アナがデカいボードを読み上げることが多いようです。担当コーナー名は「チャオ蔵」(「知恵蔵」のもじり。とぼけたネーミングですが嫌いじゃない)。


で、そういえば小林少年こと小林豊アナが、いつの間にか番組から消えているのだけれど、はたしてどこへ行ったのかな、とこのたび疑問が生じたので、さっくりググッてウィキってみました。

2008年9月「2時っチャオ!」を降板。週刊ポスト(2008年10月31日号)によれば降板の理由は、皇室に関して小林が紹介した内容に事実と反する部分があったためとされている(皇室以外では、王貞治の家族について事実と反する内容を伝えていたことも理由とされている)。小林豊-Wikipedia)

週刊ポストを全面的に信用するつもりもありませんが、しかし本当だとすれば、わりとダークな理由で小林アナは消えてしまったようです。とはいえ別にアナウンサーの一存で放送内容が決まるとも思われず、こんなかたちで降板を余儀なくされるというのは不自然に思われますが・・・。


日テレ系「情報ライブ ミヤネ屋」

いっぽう 3 月いっぱいでそんな「 2 時っチャオ!」が終了してしまうと思うと、いくら久保田智子アナが 30 歳超えとは思えないルックスキープ力を誇りながら恵俊彰の横でいつまでも微笑みをたたえ続けているといえ、番組の命脈もはやこれまでといった感は否めず、ミヤネ屋へ「浮気」する回数も多くなりました。

宮根誠司のことはようやくひととおりわかりかけています。初めは「誰?」と拒絶反応しかありませんでしたが関西テレビ圏におけるやり手な司会者なんですね。「西のみのもんた」というレッテルもあるみたいですが宮根のほうがよっぽど見やすいです。たまにあなた芸人気取りですかというような笑いの持っていき方がこうるさいものの、だんだんそれも味だと看過できるようになってきました。慣れってこわいです。

この日の放送では、玉置浩二と石原真理子が復縁して結婚するかも、というスクープが報じられていました。本人たちに囲み取材すると「まったくそのとおりだ」とてらいもなく全肯定です。

今ひとつピンと来ないニュースでしたが、昔は不倫状態で結ばれてただの、心中未遂を起こしていただの、同棲してたものの DV で石原真理子が骨折しただの、玉置浩二が薬師丸ひろことの結婚を含めていつの間にか離婚歴 3 回だの、といわれありまくりのカップルだったのですね。それでいて今さら復縁しちゃうという。ペアルックで超ラブラブだという。

そりゃ事情を記憶する人にとっては仰天ですよね。なんだそりゃですよね。手がかりをつかむために玉置浩二の歌詞の内容をなんでもいちいちリアル沙汰にこじつけるのはさすがにどうかと思います。


オードリーの春日の家に赴く」

という、もう何度目なのかという企画にも、たっぷり時間が割かれておりました。ウィークデーに毎日長時間のワイドショーを続けるにはネタかぶりなんていちいち気にしてられませんわね。

「春日にスキスキと好意を寄せる」という変な役回りをあてがわれて企画のナビゲーターをつとめていた読売テレビの新人女性アナウンサーが、宮根や北野誠からさんざん「こいつは顔がデカい」と辱めを受けていました。執拗な「いじり」ってやつで笑いを取ろうという寸法です。

しかし「大顔も悪くないよ派宣言」をしているぼくとしては、ただ顔が小さいというだけでチヤホヤされるようなモテ文化はまったくもって理解不能。顔がデカいといっていじめてるようなのは「いろんな意味で違う」と反発せざるを得ません。

ちなみにこの新人女性アナは名前を「林マオ」というらしいです。「小林麻央」と「林マヤ」を掛け合わせたようなプロっぽい名前です。もともとタレント活動をしていたらしく華がある人なので、どんどんアナウンサーとして売れてゆけばよいと思います。

あとオードリー春日は家にあがりこまれようがなにしようが、まだ極端にキャラがブレてるのを見たことがないのが、ひそかにすごいです。

自己紹介で、自らの胸に親指をさして、「キャーーースガ!」、と、「単に名字のみを言う」方式を採っているのが、言語学的にも常軌を逸していると思います。いないものそんな人。

2009-02-25

タモリDAIGO の「勘のにぶさ」を見透かしている

2 月 25 日(水曜日)放送分のフジ系「笑っていいとも!」について端折りながら述べてゆきます。


テレフォンショッキング」のゲストは大塚愛でした。

大塚愛は前日、アルタの綾戸智恵からの電話になかなか出られず、タモリともども綾戸智恵やアルタの客や視聴者を全国的に根こそぎ待たせまくる、というプチ失態を犯してました。いっこうにつながりゃしない。ただでさえフワフワでグダグダないいともの生放送の空気はいっそうどんよりです。

で、このことについて、なにか気の利いた「昨日はごめんなさい」的なお詫びのことばとかは本人から無いのかな・・・と待ってみたのですが、結局なにもありませんでした。

いや本人が悪いわけじゃないでしょうし、前日に電話口で爆笑しながらとりあえず謝ったりもしていたのでもう何も言うことはないんでしょうが、なにかこう気持ちの問題として、ひとことくらい触れてもらったほうが、前日からの「つながり」が感じられて嬉しいじゃないですか。

前夜の飲み会で先輩におごってもらった後輩は、翌朝の出勤時にもう一度「きのうはゴチでした」とお礼を言うのがスジというものじゃないですか。

それはどうでもいいわけですが、要するにそんなこと気にしないくらいのタマだから大塚愛は売れてるんだろうなぁ、と最大限に好意的で飛躍的な解釈をすることで抜いた鞘を収めることにします。


大塚愛が「メダルゲームをする」という話をしたところ、タモリが「メダルゲームって何?」とすっとぼけたことを言い出したのが意外でした。

タモリがそう頻繁にゲーセンに行くとも思われず特に知らなくてもふしぎではないのでしょうけれど。大塚愛が不親切ながらも話を進めていくうちにどうやら中身は伝わったようですが、それでもタモリの脳内イメージ的にはかなり古いタイプのメダルゲームを思い描いているご様子。逆にそれがどういうものか想像つかなかったりもするくらいです。

ためしに今の「グランドクロス」みたいな巨大できらびやかな筐体を「これが今のメダルゲームです!」とかタモリに見せてみて未来人を気取りたいです。


「クイズ!メイクダウト」コーナーでは、千原ジュニアがゲストを呼び込むときに、「有吉弘行」のことを「有吉かずゆき」っておもいっきり誤読してました。有吉ってわりとこのコーナーには何回も出てるはずだし、「弘」を「かず」って読み間違えるのも、ずいぶんと奇怪なことであります。

ちなみに正式な読み方は「ありよしひろいき」なので、『ひろゆき』ですらない、という二重のトラップがそこには仕掛けられています。

そんな有吉は、同じくゲスト出演していた金山一彦に対して「げんこつ」、井森美幸に対して「ダンスの天才」とあだ名をつけておりました。こうして歳月をかけてひとりひとり潰していくことになります。

でまた井森美幸が「ダンスの天才」ぶりを時を超えて存分に発揮しておりました。あの伝説のホリプロのオーディション映像の中で水色レオタードを着用しながら実際に踊ってたダンスを、 2009 年の今、アルタでしっかり実演していたのです。身体が覚えているのでしょうね。

それでいて感動的なことには、今本人が踊ってるのを見てもちゃんとおもしろかったのです。井森ダンス。古典の域に入ってきました。


それにしても「メイクダウト」コーナーにおけるタモリの三択問題の即興での作成能力の高さは異常です。「正解」に近いような概念を即座に考え出すことができます。

たとえば今回の問題は

「お手軽さで注目されている花粉症対策の最新グッズとは?」

でした。これに用意されてる正解と、ニセの答えふたつをまぶしてゆきます。

本当の正解は「鼻づまりが解消される着信音」。そこでタモリは残りふたつのニセの答えとして、「小型空気清浄機つきメガネ」「静電気で花粉を吸着させるマフラー」という選択肢を出してました。はい、はたしてどれが正解なのか、瞬時には判別がつきません。

「鼻づまりが解消される着信音」

「小型空気清浄機つきメガネ」

「静電気で花粉を吸着させるマフラー」

この回答群をすこし解体してみると『1.花粉症対策として有効(っぽそう)』『2.身の回り品』『3.今までに無さそうな発明』という、おおむね三つの要素から成り立っています。

本当の正解が「鼻づまりが解消される着信音」なので、これをサンプルにして、「核」になりそうな要素を抽出して、似たような単語や概念を導き出しているのです。「着信音」に対する「メガネ」「マフラー」というような。回答の作り方としては王道でしょうが、タモリは特にうまい。

ましてや今回は問題文に入っている「最新グッズ」という要素も勘案しなければなりませんでした。実用的かどうかは別として、とりあえず回答でそれらしい「最新」ぶりを表現しなきゃいけないのが、ひそかにハードル高いんです。また逆にウソくさすぎてもバレやすい。

しかしそんなハードルさえタモリは軽々と超えるのです。


そしてタモリがもっとさりげなくえげつないのは、ほとんど毎週のように相手チームの回答者として「 DAIGO 」ばかりを指名していることです。「即興問題に答えられる可能性がもっとも低い人」として、ことごとく DAIGO に狙いを定めている、ということです。

いいとも資料室さんでチラッと調べさせてもらったところ、

2 月 25 日 DAIGO 不正解

2 月 18 日 DAIGO 正解

2 月 11 日 千原せいじ 不正解

2 月 4 日 DAIGO 不正解

と、2 月については 4 回中 3 回が DAIGO でした。

コーナーとしては「タモリチーム vs 太田チーム」の対戦という形式を採っていて、他にも太田をはじめ、ピーコとか加藤綾子アナとか相手チームにはいっぱいいるんです。しかし徹底的な DAIGO 狙いで本気で勝ちに来ている。いかにも鋭そうな太田に回答をふることは滅多にありません。

すなわちタモリが、決して口に出しては言わないまでも、 DAIGO のこのコーナーに関する「勘のにぶさ」を冷徹に見透かしていることがわかります。

そしてまた悲しいことに DAIGO が正解する確率は極めて少なくて、それはタモリの問題の出し方がうまいというのも当然あるのですが、なにしろほとんど毎度のことなので、最近はまちがい続ける DAIGO のことがしのびなく見えて仕方ありません。

しのびなウィッシュです。


最後に、この日のエンディングでは近々公開されるという映画「オーストラリア」のキャンペーンでヒュー・ジャックマンという俳優が出演してました。

ヒュー・ジャックマンはタモリとの握手もそこそこに、前のコーナーからのつながりでホイップクリームと生クリームをボウルでひたすらかき混ぜ続けている井森美幸に、積極的に絡んでいきました。なにかに取り憑かれたかのようにボウルの中身を必死でぐるぐるかき混ぜている井森。そのジェスチャーをかたわらで放送終了まで真似ていたのです。たぶんいい人です。

2009-02-24

はいだしょうこおねえさんが怪物になった日

24 日放送のフジ系「笑っていいとも!」の「テレフォンショッキング」でゲスト出演していた綾戸智恵が、自分の母親の介護で車いすを押すの押さないのという話に関連して、唐突に「坂道」の話を始めたところ、タモリ(日本坂道学会副会長)が食いついたヤァヤァヤァ!

坂にまつわる話がとまらないタモリのトークを話半分で聞き流すかのように「ふん」とか「へぇ」とか「ほぉ」とか適当な相づちを打つ綾戸智恵は、ゲストの己がしゃべりたくて仕方がないはずでした。

しかしそこは浪速の商人(あきんど)、タダでは終わりゃしまへんで。

タモリの話にひととおりの「ちょっと意外なオチ」みたいなものがついたところで(ぼくもあまりよく聞いてなかった)、すかさず綾戸智恵が言うことには、「のぼり坂、くだり坂、まさかやね」と、「坂(さか)」つながりでダジャレのオチをつけたのです。

あげく天の配剤でそこでちょうど CM にスパーンと入る。

こうした結果的にすわりのよいテレフォンショッキングのトークが、タモリ・綾戸・「♪テーレッレレー」の SE を入れるスタッフの三位一体で成立しておりました。

あと綾戸智恵は次の日のテレフォンゲストを大塚愛につなげたのだけど、電話がなかなか本人につながらず、いったん切れてしまったり、もう一回かけ直したらまた別の人の声が聞こえてきたりして、なんかグダグダでフワフワでした。


はい、ここから本題。そしてすぐ終わります。

同じくいいともの後半、中居が司会の数人のゲストにまとめていろいろ話を伺おうみたいなコーナーでは、「おかあさんといっしょ」のうたのおねえさんこと「はいだしょうこ」が、もののけじみた「変顔」を披露していてド肝を抜かれました。純粋に「顔の筋肉のみ」で完成させた変顔は、手とか小道具とか使うよりもハイレベルのように思っております。

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はいだしょうこおねえさん(モンスターバージョン)

2009-02-23

オグリビーと旅立ち

映画「おくりびと」がアカデミー賞のなんかの賞を獲得したということで、「おくりびと」といえば昭和 62 年、昭和 63 年の 2 年間にわたってプロ野球の近鉄バファローズに在籍していた助っ人外国人選手の「オグリビー」を音韻的に想起しないわけにはゆかず、絶対あんまり話広がらないだろうなという確信にも似た絶望感を抱きながらオグリビー情報の収集に躍起になりました。


おくりびと オグリビー に一致する日本語のページ 約 50 件-Google

数字は 2009 年 2 月 24 日午前 5 時現在。思ったほど多くない。「おくりびと≒オグリビー」の図式は暇人にしか考えつかないものなのか、あるいはたとえ考えついたとしても「うわ、くだんね」と速攻で脳に封印してしまうのか。「あ、こいつバカだ」と他人に悟られないようなネット生活を送るためには、オグリビーのことは口外しないほうが身のためなのかも知れません。


【映画】滝田洋二郎監督「おくりびと」がアカデミー賞受賞

35 :名無しさん@九周年:2009/02/23(月) 13:14:36 ID:LS/FRDzDO

オグリビーが評価される時代が来て正直嬉しい

完全にまちがってますがいい書き込みです。


オグリビーコラム

(88年はシーズンで392打数でたった39三振。ちなみに同年のブライアントは267打数で91三振)。

この三振数の少なさ。かつ「ブライアントは三振王」というレッテルの懐かしさ。そしてブライアント加入以前の近鉄で活躍していたデービスは大麻で逮捕。そんな 1988 年でした。


メジャーリーグでの成績

キャリア 10 年でア・リーグホームラン王を獲得し、その後なだらかに成績が下降線を辿っていって、旅立った先が日本球界、という流れになりましょう。


オグリビーの動画

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オグリビー登場は 1 分 26 秒ころから。絶対マネしたくなるバッティングフォーム。ぐるぐるぐるぐる。映像はなぜかぼてぼての内野ゴロとかファウルフライとか悪意のあるようなのばっかですが。


とんねるずのみなさんのおかげでした「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」

360°モンキーズがオグリビーのものまねをした回数=1回(2005/07/21 O.A.)


ベン・オグリビー - Wikipedia

ベン・オグリビー(Benjamin Ambrosio "Ben" Oglivie , 1949年2月11日 - )

愛称は「ベン」ですが正式にはベンジャミン伊東以来の「ベンジャミン・オグリビー」。そして年齢的には今年 2 月で 60 歳なんですね。


誠実な性格で同僚からの信頼も厚かった。自分のミスで負けた日に金村義明や村上隆行などといったチームメイトに風呂に投げ込まれ、お湯を掛け合うなどしてはしゃぎ、励まされた。「メジャー時代でも白人と黒人が一緒にお風呂に入る事など無かったのに」と言い感激していたという。

イイハナシダナー


伝説の試合と言われた1988年ロッテ対近鉄の10.19にも出場した。10.19で優勝を逃した後、祝勝会になるはずだった残念会を抜け出してホテルのトイレで泣いていた。そしてこの試合を最後に日本球界を離れ、メジャーに再挑戦するが、昇格することなく現役を引退した。

結果的にあの「 10.19 」がオグリビーの現役最後の試合となっていたのですね。オグリビーの「 Departures 」にもドラマがあったということです。


ちなみに「つみきのいえ」に着想した「つみきみほ」ネタは、たぶんやりません。

2009-02-22

何の変哲もないテレビ日記('09/02/21)

土曜日に見たテレビ番組のことを、「せっかく見たからネタにしないと」というしみったれた理由でざっくりあげつらってゆくことにします。

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2009-02-20

里田まいの心に残る 24 の教え

里田まいのおバカ伝説

保証人だけは絶対にならない


今回の更新は 2chモ娘。(狼)板まとめサイトの「 Witch Hunting Girlscouts 」に掲載されていた「里田まいのコメント力ってすごくね?」スレがネタ元です。孫引きだか曾孫引きだかわかりませんがコピペでご紹介します。

里田まいが出演した舞台のパンフレットで、こんなアンケートがおこなわれたらしい。

かつて年長者(おばあちゃん、おじいちゃん、先生、両親、先輩)から言われた言葉で、心に残っている“教え”はありますか? それはどんなことですか?

この問いに対しての里田まいの回答に、ぼくはすこぶる感銘を受けたのです。

なるほど里田まいは基本お勉強に関してはおバカではあるものの、その実なかなか安定した人間性の持ち主であるように見受けられます。礼儀正しく浮つくことがない。また本人のブログ「里田まいの里田米」も顔文字とか極力使わないようで非チャラです。

その安定感の礎は、この"教え"にも大いに負うところがあるのかも知れないなぁ、と思わされました。ここに呈示された人生訓はぜんぶで 24 個。本人が掘り下げてゆけばもっとあるのでしょうけど。

どれもこれもシンプルかつ強靱な"教え"です。

52 :名無し募集中。。。 [] :2009/02/18(水) 01:30:35.93 0

2 年ぐらい前に出た吉澤の白虎隊の舞台があって

その舞台は『會津 ”什の掟”』っていうのがキーワードになってて

そのパンフレットでの答えが以下のとおり


かつて年長者(おばあちゃん、おじいちゃん、先生、両親、先輩)から言われた言葉で、心に残っている“教え”はありますか?それはどんなことですか?


里田まい


部屋を片付けなさい。

あいさつはしっかりすること。

くつはそろえなさい。

ごはん粒は残してはいけない。

あきらめるな。

人の話は目を見て聞く。

がんばれば、見ていてくれる人は必ずいる。

友達を大事にしなさい。

男にばかり頼るな。

自立した女になりなさい。

選ぶなら決断力のある男にしなさい。

お金は大事に使いなさい。

たくさん食べなさい。

野菜も食べなさい。

秘密事は守りなさい。

あったところに戻しなさい。

人の悪口を言うのはやめなさい。

自分で決めなさい。

辛いときは踏ん張りなさい。

歯を磨きなさい。

何でもハンコを押すのはやめなさい。

保証人だけは絶対にならないこと。

いろいろやってみなさい。

一喜一憂してはいけない。

おとなが小学生に言い聞かせるような言葉が大半ですが、つい忘れてしまいがちなことばかり。変に宗教がかったりポエミーな詩情に走ったりしてないのも説得力を増します。

「人の話は目を見て聞く。」「辛いときは踏ん張りなさい。」「一喜一憂してはいけない。」

ぼくなんて未だに出来やしませんからね。


唯一気になるところがあるとすれば、「この中には田中義剛の言ったことが入っているだろうか?」ということくらいです。「生キャラメルは根気よく混ぜなさい。」とかがあれば一発でわかったはず。

ただ、田中義剛に明快な人生訓があるとすれば(ありそうですが)、今の追い風の状況を考えるとそれはそれで世の中に超ウケそうだから、もうとことん鼻持ちならないですね。


人の悪口を言うのはやめなさい。

すみません・・・。

2009-02-18

もしもバカリズムが「 R-1 ぐらんぷり」出演者をネタにしたら

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誰も守ってくれない


17 日にフジ系で放送された「 R-1 ぐらんぷり 2009 」はバカリズムの「都道府県の持ち方」ネタが秀逸に思えたので、そんなバカリズムのネタに独善的に影響を受けた私ピエール、今回はバカリズム風の「 web 的フリップ芸」をこしらえることにしました。

「 R-1 ぐらんぷり 2009 」に出演したピン芸人 10 名についてのネタです。

口調や手法はバカリズムを意識してますが、内容的には「ボキャブラ天国」寄りです。

よろしければどうぞ。


# # #

続きを読む

2009-02-16

青山テルマの無邪気の代償

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テルマは見た


フジ系「笑っていいとも!」の「テレフォンショッキング」 16 日放送分のゲストは、先週金曜日の槇原敬之からのつながりで青山テルマでした。

そんな「テルマちゃん」(加藤浩次がよくそう呼んでいてイメージ的にハマってるので追従)は今回が初出演。しっとりとした歌のイメージとは対照的な明るく無邪気なキャラクターです。

さらに現役女子大生です。すばらしいことです。

それはそれでいいのですが、今回のいいとも出演では、その無邪気さが、変なかたちで裏目に出まくってました。


(お客さんの)そばに(スタッフが)いるね

テルマちゃんがとても良いコだ、という前提で話を進めます。

タモリとのトークも後半に差し掛かったところで、スタジオアルタの客から突然

「歌って!」

と催促の声がかかりました。「テルマちゃん一曲歌って!」と。前回の槇原敬之も同じような声がかかって「遠く遠く」をアカペラで歌っていたので、いいとも的には 2 日連続です。

そんな「歌って!」なんて、そんなギターやら楽器も持ってなけりゃ伴奏者もいないときに、いくらなんでも無茶ブリでしょう、とかぼくは思ってしまいます。失礼なんじゃないかとすら。頭固いですかね。

とはいえ歌手なんて基本的には死ぬまで歌ってたいような人たちばかりでしょうから、ただの考えすぎなのかも知れません。南こうせつとか完全に自発的に嬉しそうに歌うじゃないか。


はたして青山テルマは「そばにいるね」を歌うわけです。ここで「歌いません!」なんて拒否するのはタレントとしてあまりにも感じ悪いので当然の行動ではあります。

ただ、その前に、期せずして、こんなことを指摘するわけです。

「あの今、いいとものスタッフさんみたいな人が、お客さんに『歌って!』って言え、って言ってた!」

おもわぬ告発。

お客さんの自発的なリクエストじゃなくって、スタッフが客に「歌って!」って声をかげるのを催促してたよ、って。現場のディレクターあたりの作為的な差し金だよ、って。

テルマちゃんは目撃してしまったのです。

タモリも「変な指示は出すな!」とツッコんで、笑いでその場を収束させてましたけど、テルマちゃんも良いコちゃんとはいえ、多少プライド傷ついたんじゃないでしょうか。「言わされてんじゃん」と。本心からのリクエストじゃないわけですから。

まぁ、こんなものは暗黙の了解で「黙っとけ」って感じなんですけどね。テルマちゃん素直すぎでした。そして当たり前のようにやってるスタッフは赤っ恥。

今後たとえ自然発生的に同じような声がアルタの客席から出たとしても、うがって見ることになっちゃいそうです。「ガンバレー」みたいなのもスタッフに言わされてるのかな? とか。


わたしはここにいるよ

ただ、歌いだしたテルマちゃんもテルマちゃんです。

「そばにいるね」を悠然とアカペラで歌いだして、もちろん歌は上手いんですけど、やがて自分の歌ってたハンドマイクを、アルタの客に向けてしまいました。「歌って!」って。客に。逆に。

もしもこれが自分のワンマンライブとかだったら会場はテルマちゃんファンで埋め尽くされてますから、そりゃ大合唱ですよ。

でもそこはスタジオアルタ。一見、熱を帯びているように見えるけれども、しょせんその場かぎりのミーハーたちの集いです。おおむねテレビ公開収録の宿命だからそれはそれでいいんです。

結局、アルタの客のうちの何人かがおそるおそる口ずさむくらいで、おおよそ「沈黙」。極めていたたまれない空間になってしまいました。アカペラで伴奏がないから無音も同然です。そのときのアルタの客の顔をカメラが捉えていましたが「困ったナー」って感じで笑顔がひきつってました。

メロディを知ってる人は多いだろうから漠然とは口ずさめるでしょうけど、さすがに歌詞をソラで、というのはどんなヒット曲でもかなりハードル高いです。

そんなダークな場面でも、テルマちゃんは「最高!」とスマイルを絶やさないのでした。しみるねぇ。


あと、ついでに言うと最後の「 100 分の 1 アンケート」でテルマちゃんは

「わたしのアルバムを使って男性に告白したことがある人?」

という自分がらみの質問をしてましたが、結果は「 0 人」。いちばん恥ずかしい結末を迎えてしまいました。今回のテレフォン初出演はいろいろと見込み違いだったねテルマちゃん。

2009-02-15

中村仁美アナの甘い罠

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「あなたたち、わかったわね」


バレンタインといえばチョコレート。チョコレートといえば甘い。甘いといえばフジテレビ中村仁美アナウンサーの声です。今回はバレンタインデーに Perfume の「チョコレイト・ディスコ」を繰り返し聞きながら鬱々と思いを巡らせた中村アナの話です。


甘い声

中村アナの声は甘い。脳内で再生する「満ぁ〜ん点大笑いでぇ〜す」ほど甘いものはないです。そして顔面の造作も甘い。タレ目もほほ肉も重力にあらがえない。ダレ落ちです。地デジ時代に目立ちつつあるお肌の若干の荒れぶりも「甘いもの食べ過ぎたから」みたいなよけいな連想を誘う。すべてが甘いです。人生観や仕事への認識が甘いかどうかまでは言い及ぶところではない。

そんな中村アナは、2009 年の初めというピンポイントにおいて、もっとも「数字を持っている」女性アナということが客観的に言えると思います。とかなんとか書いといてアレですけど「数字を持っている」なんてのはこしゃくな表現ですね。テレビの中の人がいうぶんには仕方ないですけどド素人がフジテレビを CX とか言っちゃうほど万死に値します。

換言すれば中村アナが出演しているテレビ番組は、ことごとく視聴率がよい。

あくまで参考ですがビデオリサーチによる「その他の娯楽番組」視聴率ベスト 10 ( 2009 年 2 月 2 日 〜 2 月 8 日分)を拝借します。

番組名 放送局 放送日 放送開始 -分数 番組平均 世帯視聴率(%)

1.笑点 日本テレビ '09/02/08(日) 17:30 - 30 23.7

2.行列のできる法律相談所 日本テレビ '09/02/08(日) 21:00 - 54 20.6

3.中居正広のキンスマ TBS '09/02/06(金) 20:00 - 108 18.8

4.おしゃれイズム 日本テレビ '09/02/08(日) 22:00 - 30 17.7

5.ぴったんこカン・カン TBS '09/02/03(火) 18:55 - 61 17.5

6.はねるのトびら フジテレビ '09/02/04(水) 19:57 - 57 17.1

7.クイズ!ヘキサゴン2 フジテレビ '09/02/04(水) 19:00 - 57 17.0

8.世界一受けたい授業 日本テレビ '09/02/07(土) 19:56 - 58 16.8

9.爆笑レッドカーペット フジテレビ '09/02/04(水) 22:00 - 54 16.7

10.世界の果てまでイッテQ! 日本テレビ '09/02/08(日) 19:58 - 56 16.2

この集計期間のバラエティ視聴率ベスト 10 のうち、中村アナは「はねるのトびら(ナレーション)」「クイズ ! ヘキサゴン 2 」「爆笑レッドカーペット」と 3 本の番組に携わっています。

現役最強女性アナは高島彩アナということでまちがいない、というのがもっぱらここ数年間の共通見解でしょうが(なぜかアヤパンについては「持ち上げたい」という気持ちが否定できない)、ことバラエティのレギュラーに絞っては中村仁美アナのほうが勢いがあります。

はたして中村アナが出てるから視聴率があがるのか、あてがわれたバラエティ番組がたまたまことごとく当たってしまうのか。まぁ視聴率で番組を観るわけでは決してないんですけどね。

ともかく中村アナはすべての番組でちょっとしたラッキーガールっぷりを発揮してます。鬼のバラエティ適性です。

ちなみに TOKIO の「 5LDK 」という番組でもナレーションを担当していますが、これは昨年の 10 月に始まったばかりでまだ様子見です。「メントレ G 」あたりの流れを受けた番組で若干地味な印象ですが、また浅い時間帯に再浮上するかも知れません。


甘い生活

13 日に放送された「わかるテレビ」という特番で 4 時間の単独司会を上から目線の S 女ぎみにこなしているさまには、さすがにゾクゾクするものがありました(主観含む)。

小倉智昭が影ナレをつとめてたり、笑福亭鶴瓶が主要キャストだったりというバックアップ態勢こそ整ってましたが、あの場で単独の仕切りがつとまるには、最低 5 年以上のキャリアと確固たるバラエティ適性が必要なような気がします。逆にいっそ新人でという手法もありそうですけど。

比較する必要があるのかわかりませんが、この流れでかねがね気になってることをむりくり言うと、「とんねるずのみなさんのおかげでした」で最近「矢島美容室」のロケに同行している遠藤玲子アナが、あんまり声も顔も固すぎて、なんだかかわいそうになってきます。資質としてムリしか見えてこない。

フジテレビ女性アナの歴史はバラエティアナの歴史、ってことになるでしょうか。つわものどもが夢のあと。かつての局アナ大橋マキは「めちゃイケ」でがんがん押しの強いキャラクターを出したりして将来を嘱望されていましたが、いつの間にかいなくなって、久しぶりにテレビで見たと思ったら NHK 教育でアロマの講師をやってました。これはどうでもいいですね。

ともかくそんな俺のしかばねを超えてゆけというバラエティ死屍累々のあとで、案外、お笑い最終兵器、バラエティ番組アシスタントの天賦の才を開花させた人材が、中村アナだったのかも知れません。砂糖が蟻をおびき寄せるように、中村アナの成分を形成する甘々ちゃんぶりが、蟻という名の我々視聴者を自然と引き寄せているのだ、という詭弁を構築するのに余念がないところです。

また、さまぁ〜ず大竹のようないっぱしのお笑い芸人と浮き名を流した女性アナというのも、歴史上、稀であります。「お笑いに自らの肉体を捧げた女」。急に下品な感じになりました。


甘い罠

ひとつ不安なのは、このさき「ヘキサゴン」の企画で、上司の牧原俊幸アナとのカップリングで、なにやら CD を出してしまうという計画が進んでいるらしいということ。

今さら女性アナの歌手デビューなんてめずらしくもなんともありませんが、こと紳助ブランドの CD に関していえば、正直「粗製濫造」のそしりから免れないような気がします。だいたい「ヘキサゴンファミリー」って、羞恥心以外、ぜんぶスベってるような気がするんですが。

中村アナの場への絡み方は基本的にブレが無いです。しろうとが積極的にウケを狙いに行くときのイタさみたいなものが垣間見えない。出る杭は打たれないというか。マイナスが無い。もしかしたら現場では余計なこと言いまくってるのかも知れませんが、ヘキサゴンは島田紳助の独壇場だし、レッドカーペットの場合は今田耕司高橋克実との三すくみな掛け合いがきっちり味だったりする。

それが一躍、個人としていやでも脚光を浴びてしまうような CD デビュー。中村アナのこれまであまりつまびらかにされてこなかった自意識が「歌」を介することによってどうはっちゃけてしまうのか。

どのみち「全力でやれよ」というお達しがあるでしょうが、あんまり意気揚々とやって欲しくないです。ウマかろうがヘタだろうが「やらされてる」感だけが滲み出ればいいですね。ちなみに曲調としては「演歌」だといいます。番組はひたすら盛り上がるでしょうが、スベりまくって「見てらんない」レベルに事態が逼迫しないことを祈るばかりです。

refstrefst 2009/02/16 01:19 はじめまして。

中村アナに関しては、2〜3年目は中野アナフィーバーの中不遇の扱いを受けていたことを思うと、今の活躍は感慨深いですね。
そういう時代を乗り越えて、こたえてちょーだいで菊間アナの後釜を勤めるなど、『そつなくこなす』というところが、今の活躍につながっていると思います。

あと、個人的には松尾アナが好きです。

tvhumazutvhumazu 2009/02/16 02:27 はじめまして。コメントありがとうございます。

やはりバラエティ適性のある高島・中野と同世代ということで若干恵まれなかった時代はありますよね。現時点ではとてもいい巡り合わせになっていると思います。とはいえ番組の数は限られてますから今でも華やかな舞台になかなか出てこられない人はいっぱいいるでしょうけれど。

あと、個人的には基本的には誰でもオッケーです。

2009-02-14

チョコレイト・ディスコな土曜日

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ディスコ・ディスコ・ディスコ!

2 月 14 日(土曜日)。バレンタインなデーのサタデーなナイトは、web 上にあふれている「チョコレイト・ディスコ」でフィーバーしようと決めました。

だもんで例のごとく動画を集めてみました↓

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2009-02-12

南原清隆が「ごきげんよう」に初出演していた

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見事にごきげん


フジ系「ごきげんよう」にウッチャンナンチャンナンチャンこと南原清隆が出演していたのは 1 月 20 日(火)、21 日(水)、22 日(木)の 3 日間だったのですが、録画しといたのをようやく昨日あたりに見終えたので、今さら更新のネタにしようと思います。


仕切るひと

ナンチャンは今回が「ごきげんよう」初出演だったようです。

司会の小堺一機もオープニングでナンチャンを呼び込んだあとで、

「いやいや、なんかゲストって無いでしょナンチャン。仕切るほうだもんね。いやぁ〜、うれしいですね」

と、かなり時間を取って、ひとしきり感慨深そうにしていました。「仕切るほうだもんね」。このリアクションひとつとってもナンチャンの出演はそれなりに「異例」といえると思います。

これはまだちゃんと調べてないのですが、ウッチャンダウンタウンとんねるずタモリビートたけし島田紳助あたりの、「仕切るほう」の、なんとなく「お笑いヒエラルキー」的なピラミッドの最上位にいるタレントは、まだ一度も「ごきげんよう」に出演したことがないはずです。

年末に明石家さんまが出演することが恒例になっていますが、これは小堺と同時代を生き延びてきた仲良しタレント同士の親しみがあってこその「特例」と思われます。

ちなみに中山秀征とか小倉智昭も「ごきげんよう」には出ますが、また意味合いが違いますね。

そこへきての唐突なナンチャンの出演。時代は変わったというべきでしょうか。


ウンナンはいま

ウッチャンナンチャンといえば、誰が言ったか「お笑い第三世代」の中心的存在として「やるやら」「ウリナリ」「笑う犬」「気分は上々」など数多くのヒット番組でめざましい活躍をしてきました。

って、こんなものは今さら説明するまでもねーですね。多くの日本人の心にそれぞれのウンナンは生きている。

しかし 2000 年代に入ってからというもの、ウッチャンナンチャンという「コンビ」として見たかぎり、決して致命的な没落こそしていないものの、往時に比べれば活動に物足りなさを感じることもたしかです。

2009 年 2 月現在、ウッチャンナンチャンのコンビとしてのレギュラー番組は TBS 系「イロモネア」のみ。特番からレギュラー化への流れで好調なようですけど、ほんのこれだけです。そんなこといったらとんねるずも「みなさんのおかげでした」一本だけなんですけど。それはそれです!

内村と南原、ともにいわゆるピンで番組を抱えてはいますが、これまでのようなテレビお笑いバラエティの世界では、どうも「ウッチャン孤軍奮闘」という印象が拭えません。ウッチャンが「スリーシアター」や「ドリームマッチ」出演などわりと「攻めてる」ように思われるいっぽう、ナンチャンの影は今ひとつうすい。


そんな状況下、さて「ごきげんよう」という空間で、あらためて、ゲストとしての、キャラも何も入ってないままの南原清隆が、たったひとり呈示される。ナンチャンがナンチャンのまま剥き出しだ、と。

これはあまり経験のなかったことです。スポーツ番組の司会などはナンチャンの「冠番組」も同然で、ナンチャンありきで番組が成立してるわけですから、まだ立場が明確なわけです。

だからこそ「ごきげんよう」での一ゲスト扱いというのは、視聴者にとっても、おそらくナンチャンにとっても、めずらしい体験でした。


ナンチャンのはなし

しかしさすがにナンチャンはナンチャンでした。


まず出演初日は「へこんだ話」というサイコロの目を出したナンチャン。

「声のワークショップ」という、発声やナレーションなどの研鑽を積むという催しに一般人に混ざって参加したものの、一般人からタイマンで「もっと大きな声で話せばいい」「自信を持って!」「噛む噛むと思うから噛むんですよ!」とはっきり酷評されたあげく、いざ発声の実践をしようとしたら緊張して噛みまくった、という自ギャグ話を披露してました。おもしろトークでした。


二日目は「当たり目」ってやつで「 COROZO クエスチョン」。

「あがり症」を自認しており、ネタおろしのときによく「えづく」といいます。

ウッチャンのことも話してました。

年末に内村とトークライブをやったんです。ふたりで漫才をやろうと。やったことないけどチャレンジしようと。

出番前、別々の楽屋だったんですけど、初めてなんでウケるかどうか不安で、「ウエウエ〜」って。うわー気持ち悪いナー、と思ってたら、隣から「ウエウエ」って。

内村もえづいてたんですよ。

コンビして「えづいてた」という仲睦まじいエピソードです。


三日目もまた「当たり目」で「日頃のウップンたまって箱」。

海外の空港の税関がいつまで経っても慣れない、という話をしてました。テレビ番組のために持っていたちょんまげのカツラの説明に困ったとか、もうちょっと税関の人に印象をよくしてもらいたいとか。

まぁこれは芸能人あるあるみたいなよく聞く話ですけどね。


とにかく 3 日間トータルで、上記のようなサイコロトークはまともでした。また「蟹江敬三に似てる」とかちょっと懐かしげなネタを繰り出したり、石野真子や宝田明など他の共演者とも適切に絡んだりして、実にソツのないナンチャンぶりだったのです。


それ絶対やっちゃダメ

重箱の隅かも知れませんが、ちょっと気になったのは、初日、二日目とサイコロを投げるとき、「サイコロ蹴ってた」ことですね。

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はしたない


3 日目は気が変わったのか、しおらしく丁寧に転がしてました。


狂言

3 日目、最終日のエンディングには、全国ツアーをするという「現代狂言」の舞台の宣伝をポスター片手にしてました。この話はトーク中にもちょいちょい挟み込んでいたのですが、最近のナンチャンは狂言や落語など、お笑い方面の伝統芸能めいたところに活動の重心を置いているみたいです。

「ウリナリ狂言部」が事の発端だといいます。また高校時代は落語研究会に所属していた様子。なるほどお笑いの「芸」を極めるという意味では、古典への回帰は「正道」とさえ言えるのかも知れません。あんまり世の中に伝わってない気はしますが。


「現代狂言」の舞台には島崎俊郎や野々村真などいろんなタレントが出演するようです。

そのポスターの中には「エネルギー」や「イワイガワ」などの名前がありました。どちらも「浅井企画」という芸能事務所に所属しているお笑いコンビです。

小堺一機も言わずもがな「浅井企画」の看板タレントです。

そういう関係性が、もしかしたら今回のナンチャンの「ごきげんよう」初出演につながっているのかも知れないなー、と、最後にちょっとした種明かしをされたような気になりました。

2009-02-11

プロ野球の「15秒ルール」と「乱数表」の記憶

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これは「ランスーミキ」


2 月に入ってプロ野球のキャンプもいっせいに始まり、いよいよ球春到来でございます。まるでおっさんのブログの書き出しのようですが消しません。

札幌市内はそれなりに氷点下なサブい気温のなか「さっぽろ雪まつり」が始まったり終わったりして冬まっただ中であるいっぽう、沖縄では北海道日本ハムファイターズの選手たちが連日の練習で真っ黒に日焼けしたりしており、テレビのローカルニュース的には冬なんだか夏なんだかって感じで実にカオスです。WBC の開幕を控えて日ハム vs 阪神の練習試合なんてダルビッシュと藤川がほんのちょっと投げ合ったりしており、こうしてプロ野球熱は徐々に昂ぶっていきます。あとは WBC でボロ負けしたりしなきゃいいですね。


何日か前にダルビッシュが「 15 秒ルール」にブチギレしたというニュースがありました。「 15 秒ルール」というのは今シーズンから日本のプロ野球に導入されるという新ルールで、ざっくり申し上げると「試合時間短縮のために投手の投球動作を 15 秒以内に収めてネ☆ そして 15 秒を経過した場合『ボール』だぜ!!」というきむずかしいもの。

たしかに投手がダラダラまったり投球に時間を取るようなことが抑制されれば、いろいろ効率的なことではあります。ただ「 15 秒じゃ足りないよ」という意見も大いにありまくるわけで、実際ダルビッシュも練習段階で審判から幾度となくルール違反を指摘されたことによって、さっそくブチキレたらしいのです。こういうのはシーズン開始前のうちに試行錯誤の意味でどんどん声を上げていけばいいですね。


YouTube でプロ野球の昔の映像を見ることがままあります。昨日の夜中は「江川の全盛期のストレート」をさまざまな動画で堪能しました。もう打者の手元で伸びる伸びる。

で、江川は関係ないのですがそんな動画探索の途中で見つけた「 1983 年の巨人 vs 横浜大洋の開幕戦」というのが、少なくともぼくにとってはとても興味深い内容のものでした。

D

巨人の開幕投手は西本聖。バッテリー間でのサイン交換のとき、キャッチャーの山倉と西本が手元のグラブをじっくり見つめます。グラブにはなにかペラ紙のようなものが貼り付けてある様子。スポーツニュースのキャスターが「乱数表を使ってのピッチングです」とか当たり前のことのように言います。

この「乱数表」を使っている光景に、正直ちょっと興奮しました。

昭和のプロ野球のサイン交換には、複数の数字が無作為に並べられた「乱数表」がどうやらごく自然と使用されていたようなのです。ぼくは 1978 年生まれなのでその存在だけは辛うじて知っていたものの、こうしてはっきりと映像で見るのは初めてのことでした。

wikipedia「野球における乱数表

単純なサイン交換に比べて相手チームにサインを盗まれる確率が低くなるということで徐々にプロ野球界ではほぼ常識的に利用されるようになったが、(中略)年々複雑化していった。

もともとはサイン交換における「スパイ活動」(いやな響きですが)の防止策として導入された、という経緯があるようです。

しかしこの開幕戦の映像の翌年、1984 年の 6 月というシーズン途中に、当時のコミッショナーから「使用禁止」の通達が出て以来、プロ野球で乱数表が使用されることはまったく無くなりました。もしかしたらそれ以降も客の知らない極秘裏に怪しくおこなわれたりしてるのかも知れませんけど、少なくともこの映像の西本のように公認で表向きに堂々と、ということは皆無です。

乱数表の使用が禁止に至ったのは「ナイターで乱数表を見るための照明設備によけいなコストがかかる」という夢のない理由のほか「サイン交換に時間がかかりすぎるから」という理由もあるようです。なるほど実際見るからに時間かかりそう。また今見返してみるとグラブにいわば余剰物ともおもえる紙っぺらが貼ってあること自体が不自然で、逆によく公認されてたなって気持ちにもなります。


あれから 25 年。今や時代は「 15 秒ルール」ですよ。昔をふりかえってみると乱数表とか使ってじっくり超慎重にサイン交換をしていた時期が夢のようですね。めんどくさそうですけれど。

しかしいくらスピードアップのためとはいえ、サイン交換を簡易的なものにしてしまえば、投手の立場からすればとてつもなくリスクが大きいわけです。誰か彼かから見破られちゃう可能性も増すうえに、打者とのかけひきもままならない。メリットは皆無な気さえします。現代野球の申し子ダルビッシュがこのルールにブチキレするのはごもっともな話です。もうどんどんキレまくっていけばいいです。

ってことで、この「 15 秒ルール」、はたして定着するのでしょうか? それとも自然消滅的にうやむやになってしまうのか? これからシーズンが始まるにあたって、プロ野球界にますます波紋を広げていきそうですね。とおっさんのブログのように〆て今日の更新を終わります。

2009-02-09

松浦亜弥「コラボ歌」大全集

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松浦亜弥は死なず


松浦亜弥がさだまさしの「道化師のソネット」を歌っている動画が、「高音の伸びのある歌唱力が凄すぎる」とかって、ちょっとした話題になってます(http://newsteam.blog95.fc2.com/blog-entry-245.html)。

そして「この流れに乗じなければムキー」と触発されたぼくは深夜 2 時から松浦亜弥がいい歌を歌っている動画を YouTube でひたすら探索。さすがに長らく活動しているだけあってネタは豊富です。

見まくってたら朝 9 時になってました。


今、松浦亜弥の CD は売れてません。

先月 5 枚目のオリジナルアルバム「想いあふれて」を出したばかりですが、オリコン初登場でなんと「 29 位」でしたキャァァァァァ。たぶんデビュー以来最低記録を更新します。決して売り上げがすべてではありませんが実に芳しくない。

もはや「あやや」には興味ない人が世の中では大多数でしょう。はるな愛にものまねされてるのと、あと週に一回「メレンゲの気持ち」でキャッキャ笑ってるのを見るくらいですか。

と、今日の更新はそういう悲観的なところをスタート地点にしています。


それでもテレビの歌番組を中心に、数々のミュージシャンやその他のタレントと共演、いわゆる「コラボ」をする機会はちょいちょいあります。

これらはほとんどが継続的な活動ではなく一回こっきりのお披露目ですから、そう多くの人の目に触れるわけでもない。超もったいないことです。


そんなわけで今日は、おすすめしたい松浦亜弥の「 10 曲」の「コラボ歌」動画と、それに関連した「+10 曲」の動画リンクを掲載します。

ソロ歌唱とはまた異なった味わいが、別のミュージシャンを媒介して伝わることもあるかと存じます。

いくらすてきな動画を集めたところで、こないだ旬の Perfume で同じことをやったときみたいな反響はないはず。でも、むしろ Perfume よりあややのほうが、「目利き」としての自覚があります。

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2009-02-07

飯島愛の死を悼んだ「金スマ」を 2ch 実況板でふりかえる

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さよなら飯島愛ちゃん


6 日放送の TBS 系「中居正広の金スマ」 2 時間 SP では、番組放送開始時からのレギュラーで、かつ自らの「芸能界引退」をもって番組から降板した飯島愛が昨年末に亡くなったのをうけて、「放送 300 回記念の VTR 総集編」と「飯島愛を追悼する」という二本の企画がオンエアされていました。

二本の企画は別モノといえ、総集編には飯島愛が出演している場面も多く含まれているため、実質的にはほぼ 2 時間を通して「飯島愛スペシャル」のようなものです。


2 年前に放送された「飯島愛が芸能界を引退するにあたっての特別企画」が、ほとんど再放送のような形で流されたりもしてました。

その特別企画では、あくまで「番組降板+芸能界引退」を引き金として、出演者一同が思い出に浸ったり別れを惜しんだりして泣いいます。

飯島愛が亡くなった後にこうしてあらためて放送されることによって、飯島愛の去り際が、まるで死出の旅に赴くような「最期」の姿とオーバーラップするようで、やたらとせつないものがありました。


そんな VTR が終わったあと、2009 年の現在のスタジオから、出演者が「最後のメッセージ」を弔辞みたいな感じで話していました。

いったん番組としては盛大に送り出したばかりという「ついこないだ感」があるからなのか、また死んだという実感に欠けるためなのか、2 年前は号泣していた安住アナが、わりと淡々と話している様子でした。これが死のリアリティの無さであり、逆に死のリアリティなのかもな・・・とわかったようなわからないようなことを考えさせられます。


「死」にまつわることわざや昔からの言い伝えのようなものが世には数多くあります。

はたして「金スマ」は飯島愛の死をどう伝えたのか、それらの「死」にまつわるいくつかの言葉を援用して、「金スマ」と同時進行していた 2ch の TBS 実況板のログをふりかえります。


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2009-02-06

ホワイトヘアードおばさん

似てる似てないみたいな芸能ネタが延々と好きなんです。

6 日放送のテレ東系「誰ピカ」に金美齢みたいな人が出ているように見えまして、金美齢という人はついさっきまで放送されてた日テレ系「太田総理」にも出ていたので、なんかちょっと出過ぎだよなぁ、と思っていたら、「誰ピカ」に出ていたのは、佐伯チズでした。


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佐伯チズ(美容アドバイザー)


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金美齢(評論家)


瞬間的に判別することはむつかしい。

2009-02-05

爆笑レッドカーペット」についておそらく世界中で僕ひとりだけが気づいてなかった事

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レッドカーペットもと暗し


先週の土曜日に“ 2008 年 11 月 5 日放送分”のフジ系「爆笑レッドカーペット」の“再放送”を見ていて、初めて気がついたことがあるので、ここに恥を忍んで申し上げることにします。


ある芸人のネタが終わり、いつものようにレッドカーペットで流されてゆきました。

そして、今田耕司高橋克実中村仁美アナらが、 MC 席でひとことふたこと感想を述べ合うようなやりとりが、ありました。まったくもっていつものことです。

その後で、今田耕司がこんなことを言ったのです。

「それでは高橋さんお願いします!」


ん?

「高橋さん」? 「お願いします」? 何をお願いされるの・・・??


・・・うわわ、そうだったのか、と。

「爆笑レッドカーペット」の放送が日曜夜 9 時に始まって以来、ほぼ毎週見てきましたが、今になって、ようやく初めて気がついたのです。


「ベテラン風若手漫才 ナイツ」

「私、脂のってます 柳原可奈子

など、これからネタを披露する芸人の名前やコンビ名などが、キャッチフレーズと共に紹介される、いわゆる『呼び込み』がネタの前にはなされるわけですが。


その「呼び込み」のアナウンスって高橋克実が担当してたんですね!


まったく気がつきませんでした。


考えてみりゃ、当たり前のことなんです。

高橋克実が呼び込む。中村アナが「満ぁ〜ん点大笑いで〜す」などと評点を発表する。今田耕司がすべてのトークを巧みに回していく。などなど。

そんな絶妙のトライアングルが番組人気のひとつの要因でもある。今となってはわかります。


ただ、ぼくとしては、あの「呼び込み」の声の主が、SMAP×SMAP 」のナレーションをやってる人だとずっと思いこんでいたのです。疑いさえしなかった。

増田晋という人なんですけど。声、似てませんか?

koyazokoyazo 2009/02/05 08:47 似てます

sylphid666sylphid666 2009/02/05 21:28 自分もずっと増田さんと信じて疑ってきませんでした...

tvhumazutvhumazu 2009/02/06 00:26 ご賛同いただきありがとうございます、ってのも違うかな・・・。

2009-02-04

狩野英孝ドッキリライブ書き起こし

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いとしさと切なさを兼ね備えてる


3 日放送のテレ朝系「ロンドンハーツ」 3 時間スペシャルで、狩野英孝が「 CD デビューできるよ」というドッキリにかけられて、アルバム収録用に自分で作詞作曲したオリジナル曲「全 5 曲」を、うそのライブステージで披露していました。

結論としては、なにからなにまですべてがウソだよ、ライブの客は全員サクラだし CD もリリースしないよ、っていうドッキリにまんまとハマッて、大団円ではあったのです。


しかし、ドッキリ企画という大ウソの中に、多くの大マジが含まれていたのもまた事実。

そこを検証するついでに、番組で放送された狩野英孝のライブを、 MC から歌詞まで、もう録画しといたついでにぜんぶ書き起こしてみることにしました。


「 50TA 」(読み方は「フィフティーエー」)という名を与えられた“アーティスト”狩野英孝の生きざま、そして死にざまです。

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2009-02-03

黒柳徹子は野球オンチ」という定説

テレ朝系「徹子の部屋」が 2 日の放送をもって、番組開始『 34 年目』に突入したそうです。

そんな 34 年目を迎えた記念の日のゲストは「さまぁ〜ず優香」という組み合わせでした。これは同じテレ朝系で放送されている「 Q さま!」の司会でありホリプロなトリオであります。

3 人がセット扱いされていたのは豪華というかもったいないような気もしました。本来ならばさまぁ〜ずと優香はそれぞれ切り離して出演してもまったくおかしくないタマですからね。番宣も兼ねているから仕方ないのでしょうけど。

番組のハイライトとしては、大竹がバイオリンで「徹子の部屋のテーマ曲」や「きらきら星」を弾いたりしていました。カンニング竹山、モンキッキー(旧おさる)と並ぶ「バイオリン芸人」のひとりであります。


で、本題なんですけど、さまぁ〜ず&優香のトークの本題に入るより先に、「徹子の部屋 34 年目おめでとう」という主旨のコメント VTR が放送されたりもしていました。

ひとりは王貞治、もうひとりは北島康介からのメッセージです。

王貞治と黒柳徹子、あるいは北島康介と黒柳徹子。どんな個人的なつながりがあるのかはあずかり知らぬところではありますが、サプライズな VTR だったらしく、黒柳徹子も喜んでいる様子でした。


しかし、たしか黒柳徹子はいわゆる「野球オンチ」だったはずでは? と立ち止まります。

王貞治はそりゃたいへんなビッグネームだし、これほど「お祝いコメント映え」する人はいないとも思うんですが、野球ファンならまだしも、「野球のことをよく知らない」はずの黒柳徹子が王貞治のメッセージにそんなに感激するものだろうか?

疑問が生じるわけです。

黒柳徹子-Wikipediaより

野球のことを全く知らないことで有名。

古くは金田正一との対談の際、「国鉄(スワローズ)(当時)の金田です」の自己紹介に対して「どちらの駅にお勤めですか?」と尋ね金田をア然とさせたという。『徹子の部屋』に野球関係者が出演したときは、「どうしてここで監督はホームランのサインを出さないのかしらと思った」とか、「サヨナラホームランを打ったのに引退しないのはどうして」、「野球の審判って大変ですよね。投手の投げた球をバッターが打ったら 1 塁まで走って行かなきゃならないんですよね」などと言った大ボケ発言を連発する。

このエピソードが昭和から脈々と受け継がれているのですね。かなり幅広い世代に行き渡っている「黒柳徹子は野球オンチ」の源流になっているエピソードです。

北村弁護士の息子が高校野球をめざした話より

徹子は神奈川県大会決勝が行われる横浜スタジアムを横浜コロシアムと間違え、甲子園と横浜スタジアムを混同し、甲子園の決勝が横浜スタジアムで行われると思ってた。

最近でもまだとんちんかんなことを言っているようです。とはいえこの中には黒柳徹子流にわざとウケを狙ったようなボケもあるような気はしますが・・・。

ともかく「野球オンチといえば黒柳徹子」というのが定説中の定説になって久しいのです。そんな黒柳徹子が王貞治に感激するというのは、ちょっとした謎。


とはいえ、もちろん 30 年以上も番組をやっていればイヤでも知識は蓄えられるでしょうから、野球に関しても人並みていどに詳しくなっていることは十分考えられます。

有名どころのプロ野球選手や監督はおおむね「徹子の部屋」に出演しているイメージがありますし、つい先週もレッドソックスの岡島秀樹が栗原由佳夫人と子ども 2 人を引き連れて出てきたばかりです。

どうなんでしょう。さすがの黒柳徹子といえども、いつまでも野球オンチじゃいられないと思うのですが。

まだまだ確証は得られず、正直この文章の的確な落としどころもついぞ見つけられませんでしたが、ひとつの憶測として、なるほど永年代わり映えしないように見える黒柳徹子も、34 年という時間をかけてちょっとづつ進歩しているのかも知れないなぁ・・・と、要らぬ感慨に浸っているところです。

elekingeleking 2009/02/03 15:30 永らく楽しく拝見させていただいていますが、初コメントになります。

王貞治ともなると、「野球人」というカテゴリーでは括りきれない存在なのではないでしょうか。
たぶん、長島・王、っていうのは、今のイチローや松阪とは比べられないほど、時代と寄り添った名前だったかと思います。(選手としてどうこうではなく。)
スター、という括りからもはみだしてしまうかもしれないほどの歴史的人物であるがゆえ、それこそテレビ創世記から活躍している徹子さんにとっては、折りにつけどこかしらで何度も交わりがあったと想像できます。
徹子が進歩しているという落としどころではなく、野球オンチであろうが関係ないほどの存在であったということなんではないのかなあ、と想像しております。

2009-02-01

「森君」という SMAP 公然の秘密

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森と共に生きる


31 日にテレ朝系で放送された「 SMAP がんばりますっ!!」という 3 時間に及ぶ生特番には、「 SMAP の歴史を追い続けてきた」と自負するテレ朝が昔からの VTR を駆使して SMAP 結成のいきさつを振りかえる、という「通し企画」がありました。

こういう SMAP が過去を振りかえります系の企画のたびに、いつまで経っても発生してしまっているのが、 SMAP の元メンバー「森且行」をどう扱うのかという問題です。

いつも「そんな人は SMAP に最初からいなかった」という実に不自然な扱いになります。詳しくはわかりませんが「所属事務所の意向」というもっぱらの噂です。

そして今回も基本的には「最初から存在しない人」という扱いをされていました。

今のジャニーズの若い人たちが演じていた再現 VTR に、森役は不在。テロップやナレーションでの「公式的な見解」として、「森君」の名前が出されたり、「メンバーが最初は 6 人だったこと」などに言及されたりということは、ついぞ一度もありませんでした。

不可抗力として、デビュー曲「 Can't Stop!! -LOVING- 」の歌番組でのお披露目シーンや「稲垣吾郎ジェットコースター拒否事件」のときの映像など、どうしても森が映り込まざるを得ない場面では、モザイクこそかからずその顔が見られました。

しかし「できるだけ排除しよう」という執拗なカット割りが貫かれていたことに変わりはありません。

「ひょっとすると V6坂本昌行TOKIO 国分太一が SMAP メンバーになってたかも知れない」

などという if 〜もしも的なちょっとしたおもしろトリビアはまっとうに伝えるのに、ものすごく根本のところで大きく歴史がねじ曲げられているんですよね。別に幻でもなんでもないのに。

辛うじてデビュー曲のジャケ写ではっきりと森の顔が映っていたのが、せめてもの救いでしょうか。


それでもスタジオトークで木村拓哉

「僕の記憶では森のハイキックがカットされてますよね」

と口火を切ったのは 2009 年 1 月 31 日 22 時 08 分、放送開始から 1 時間 8 分が経過したとき(放送中メモってしまいました)のことです。昔の番組で催された騎馬戦において SMAP と視聴者がヒートアップしてプチ乱闘騒ぎになったという猛々しい VTR を受けての発言です。

木村の発言はもちろん生放送ですからカットはされませんし、そのあとも森が直近のオートレースで優勝したことに触れて、スタジオ中に「おめでとう!」の拍手が巻き起こったり、中居が「いつ戻ってくるの?」と囃したてたりと、このくだりで瞬間的に「森君フィーバー」が沸き起こりました。

とにかく不自然な VTR 編集が続いたところで、この木村拓哉の発言。やっと溜飲を下げた、という視聴者の人も多かったと思います。


しかしここまで盛り上がるというのは、森の存在がテレビではめっきりタブー視されていることを、 SMAP メンバーも視聴者も、みんなが十分に認識しているからに他なりません。

たしかに今回の放送でモヤモヤしっぱなしだったのを解消してくれたのは SMAP 本人たちです。

ただ、ふだんからあまり正面きって言及してくれない、それどころか「うそつき」なのも、また SMAP サイドなのです。

いや本人たちは間隙を縫ってちょこちょこ言及してるようですから、正確には SMAP サイドの事務所というべきか、テレビ局というべきか。


ちょっと自分の思考の整理をうながすために、「森を取り巻くこの状態はいったいなんなのか」というのを、手書きで図解にしてみました。

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図解「森とみんなの相関図」

すべてが雑ですが、だいたいこんなイメージで捉えています。

あと広告代理店の陰謀とかオートレース開催者側の事情とか放送作家の台本とか、 SMAP を縛り付けるものはいろいろあるんでしょうけど。

それにしても、ネットや週刊誌が真実を明らかにする、とかいうレベルの話でもまったくありません。


森且行はたしかにいた。いまくった。

なのに、画面の向こう側で「素知らぬふり」をし過ぎているし、それに「抵抗」する SMAP メンバーも、画面の向こう側から「こっち」のほうへ呼びかける。その訴えは決して「上」には届かない。

あまりにも為すすべなく「公然の秘密」すぎる。

そんな状態が、ただひたすら、もどかしいんです。

wattzerwattzer 2009/02/02 10:22 はじめまして
事務所の副社長が森君にかなり入れ込んでいて
オート転身で裏切られた!といまだにヒス起こしてると聞いたことがあります

heipoheipo 2009/02/02 22:56 いやいや、
業界と闘うスマップって演出かかってんでしょうが。

tvhumazutvhumazu 2009/02/02 23:23 こんばんは×5

> wattzer さん
私怨を引きずった憂さ晴らしという可能性は多分にありますよね。
ちょっと長引きすぎだとは思いますが。なんせ脱退は 96 年・・・。

> trshugu さん
そこまで露骨なら笑っちゃいますけど恐怖編集すぎますね。
今の状態でもまだゆるいほうなんでしょう。

> samkurata さん
もう根本的にはそこに尽きます。疑問すぎです。
とはいえ「円満に」というのもギリギリ体裁を保つためで
上層部は当時からはらわた煮えくりかえってたのかも・・・。

> dirty_funkster さん
超かっこいいはてな ID ですね!(すみません・・・)
ああいう場面でおもいきったこと言うのは木村か中居ですね。

> heipo さん
テレビ的に芝居がかってるところもあるとはうすうす感じてます。
ただそうせざるを得ない状態に強制的に置かれてしまっている、
というのが、やはり根底の問題じゃないでしょうか。

tvhumazutvhumazu 2009/02/03 12:55 > garizoh さん
これは断言していいと思うのですが不自然なほど「隠してます」。
ただ「事務所の意向ではなく森の意向かもしれない」というのは、
ひょっとすると実はそうなのかも知れないし、違うのかも知れない。
同じ素人としてそこはあやふやに考えざるを得ません。

> shingotada さん
マッチさんマッチさんって崇め奉られてね。
もちろんそれぞれに事情が違うのでしょうけど。