「第9回ハロプロ楽曲大賞2010」アイドル楽曲部門に投票しました

毎年恒例「第9回ハロプロ楽曲大賞2010」が今年も開催されてます。

今年はハロー!プロジェクト楽曲への投票に加えて、ハロプロ以外のアイドル楽曲を対象とした「アイドル楽曲部門」にも投票できちゃうんですね。楽曲のノミネートリストを眺めているだけでも楽しいです。

アイドルファンの端くれとして「アイドル楽曲部門」への投票を済ませましたので、サラッと載せておきます。


5位:遠距離ポスター / AKB48(チームPB) / 0.5pt

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柏木由紀ゆきりん率いるユニット「チームPB」の最終兵器的1曲。AKB48内のシングル「桜の栞」のカップリングですね。なんといっても歌詞の内容がすさまじい。アイドルファンの心情をこれでもかとエグッたシビアなもので、共感も理解もすんなりできてしまう一方、「それを言っちゃおしまいよ」的なとてつもない絶望が胸に迫り、悶絶します。 


4位:ずっと 前から / フレンチ・キス / 0.5pt

柏木由紀ゆきりん率いる「フレンチ・キス」の1stシングル。青春爽やかポップス。メロを覚えようとしてもなかなか覚えられなかったので何十回か集中的に聴き、そんなことしてるうちにいつの間にか好きになっていました。


3位:不自然なガール / Perfume / 0.5pt

絶対に1曲は選ばないとおかしいPerfume。耳なじみの良さからこの曲です。TUBEの「シーズン・イン・ザ・サン」に歌い出しが似ています。


2位:ばいなら またね / キャンパスナイターズ / 1.0pt

2010年3月19日深夜に放送された「キャンパスナイトフジ」まさかの最終回。番組のラストを飾ることになってしまったこの曲は「エロくないのにエロく聴こえる歌」のカップリングで、すなわち明るい別れの歌です。無邪気に盛り上がれば盛り上がるほど、いっそう胸にこみあげる。とにかく最終回がものすごかったんですよ。女子大生タレント1人1人の表情を抜き出した抜群のカメラワーク、「♪キャンパスナイト終わったらクラブへ」パートの大人への一歩を踏み出すように力強いからこそよりはかなく思える振り付け、そして杉ありささんの声を震わせながらの独唱……思い出すたびに涙腺崩壊です。


1位:エロくないのにエロく聴こえる歌 〜しこたまがんばれ!〜 / 7.5pt

「キャンナイ」ワンツーフィニッシュ。圧倒的1位は、あまりにも秀逸すぎた「キャンパスナイトフジ」オープニング曲です。ときに深夜のガランとしたフジテレビ内を女子大生タレントやお笑い芸人たちが縦横無尽に駆け巡り、まるで毎回生放送でプロモーションビデオ1曲分作っちゃうみたいな贅沢なパフォーマンスを敢行。たかが深夜のおバカ番組と誰が言えましょうか。綿密なリハーサルを重ねてきっちり精巧に創り上げられたそれはテレビバラエティ史に残る映像でした。週末金曜深夜に2時間たっぷりの生放送。しかし実はオープニングのこの曲わずか5分だけで、すべての放送内容を凌駕してしまっているのでは? というのはちょっと思ってました。


上記5曲を投票しました。
「VOICE」「ナチュラルに恋して」「ねぇ」など相変わらずのクオリティを鑑みると全部Perfumeでいい気もするし、売り上げ的には全部AKB48でいい気もする。SKE48のシングル「青空片想い」「ごめんね、SUMMER」「1!2!3!4! ヨロシク!」は全部すばらしかったし、ももいろクローバーの「行くぜっ!怪盗少女」「ココ☆ナツ」「走れ!」もめちゃくちゃ好きです。東京女子流だって「おんなじキモチ」「ヒマワリと星屑」といい曲ばっかだし、韓流に耳を傾けてもKARAの「ミスター」と「アンブレラ」も曲は超いいと思います。

でもやっぱりキャンナイに尽きます。2010年はそういう年でした。