2012-01-24
■[ジョジョ] 『スティールボールラン』の島耕作こと、ポコロコの存在について

現在『ジョジョリオン』がウルトラジャンプで絶賛連載中ですが、今頃になってから敢えて『スティールボールラン』のポコロコを扱いたいと思います。ポコロコがなぜ、三巻以降は出番がなくなっていったかについて私は語ろうと思います。
『スティールボールラン』の一巻と二巻では、ポコロコには割と出番がありました。
- 作者: 荒木飛呂彦
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ファーストステージのゴールを目指して、各選手が馬を走らせる中、ジャイロが操るバルキリ―を皮切りにジョニーや他の選手も森の中に飛びこみましたが、その中にはポコロコもいました。
馬の扱いに慣れているジョニーも森の木々に阻まれて難儀している中、ポコロコは目をつぶってすべてを馬に任せていました。
その結果がどうなったかは皆さんもご存じのとおりですが、他の場面でもポコロコはついていました。
もっとも賞金首を見つけたり、女性参加者の胸元を覗けたりと、わかりやす過ぎる形ばかりでしたが。
なぜ三巻以降、ポコロコの活躍の場面は極端に減ってしまったかというと、ジャイロとポコロコがファーストステージの最後での競い合ったことで、ポコロコのキャラクターの描き方の問題点が露呈してしまったからです。
すべてのジョジョシリーズを貫くテーマは人間賛歌です。人間賛歌とは、運命の受難や不合理な状況に対して懸命に立ち向かう姿を描くことです。ですがポコロコの強運の前では、そのテーマがかすんでしまうからです。
ファーストステージのジャイロとポコロコとの戦いを覚えている方がいらっしゃったら幸いですが、鉄球を駆使するジャイロの頑張りに対して、ポコロコは何もしていませんでした。
能動的に何も動かなくてもすべてがポコロコに勝利をもたらす状況は、ジャイロにとって、恐怖の対象でした。ジョジョリオンのように、それが「呪い」と具体的に示されていればまた話は違っていましたが、ポコロコはすべての場合において、勝利が約束されていました。それは物語としては、致命的な問題点をはらみます。
なぜなら物語における主人公とは、貴種流離譚に代表されるように、苦難と運命に対して立ち向かうことにこそ意味もあれば価値もあるわけで、最初からツキにツキまくっている主人公は「現象」としてしか描けないわけです。
例をあげると、すべての事象が彼の都合通りに働く『課長島耕作』の島耕作が敵に回ったらどうなるかということです。
『サラリーマン金太郎』や『釣りバカ日誌』も同じスタンスなのですが、『サラリーマン金太郎』は主人公が恥を忍んで土下座をしたり、『釣りバカ日誌』は主人公の上司が物語のメインの視点になって苦労をしたりと、一筋縄ではいきません。
ですが島耕作の場合、隠し子が有名になってスキャンダルが発覚する前に、隠し子の家に小型飛行機が突っ込んで隠し子が死んだり、島耕作を脅そうとした人間が勝手に殺されたりと、すべての事象が島耕作にとって有利に働きます。
そうすると、ジャイロが戦っていたポコロコという相手は島耕作でもあったわけです。
人間賛歌を描きたい荒木先生からすれば、島耕作を描くことは作家の心理として避けたいと思われます。
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「不安、恐怖、欲の三本柱」は人間の本能です
そして無意識に「カリスマとリーダーシップを持つ優秀なリーダーの救世主」も…
「どんなに優秀な人間やコンピューターでも時折エラーというものがある」
群衆はこのシンプルな事実から目を背けるのです
よくマスコミの批判で「今の首相にはリーダーシップが足りない!」とか言ってますが現実にはリーダーシップのあり過ぎる人は(例え清廉潔癖な人格者だったとしても)独裁者にしか成り得ません
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1186024
このやり取りが好き…
クラピカが気がつき、ごんが考え込んでいた「母親と恋人の選択」それに切れまくってたレオリオ
今回はキルアが「肉親と友人の選択」その周辺で切れまくっていたレオリオ
他の者たちの悪意にさらされながらも助けられ走りきっていたレオリオ
ゴンとキルアが会長とじゃれている間出てこなかったレオリオ
常に誰かに助けられながら合格したレオリオ
彼がなした自力といえば
クラピカが知識で気がつきゴンが特殊能力で気がついた「魔獣の試練」何も気がつかなかったが適切な医療技術と励ましで合格のレオリオ
今回も励ましと医療
あとは、ディスカウントのレオリオ
以前の時に推してくれたジンに当たる人のお話ですかね?そちらも殴って出発かもしれませんね。
余裕が出来たら書くつもりだけど、レオリオのポジションって、下手するとヤムチャだったりする。それを人柄でカバーする先生は見事としか。
万川さん
ミクシィからこちらへの出張書き込み、ありがとうございます。
ちょっと書き込みが面倒だったかもしれませんが、スタンドアローンの独立したミクシィ日記を好まれないお客様もいらっしゃるもので。
ハンター試験のことを口にされる方は多いようですね。
実は、キルア宅における執事とゴンとのやり取りを、レオリオが同じ執事相手に行ってたりします。そうすると、人間性という点で、ゴン=レオリオという構図が成り立ちます。
また、レオリオの方が危うさがない分、人の心をつかみやすいです。
今回の選挙では会長になれなくても、その後の展開があるので、ジンはかなり彼を買っているようです。
しかし彼の逆というべきジョニィとジャイロは苦労の末に何を手にできたのか、シュガー・マウンテンの少女が予言した「全てを手に入れる」ことが果たせたのか?これもまた考察すべきことかもしれませんね。
コメントありがとうございます。
あれがドラゴンボールやワンピースみたいなストレートなエンターテイメントの場合、ジャイロは死ぬのはともかく、ジョニーはレースに勝利してたでしょう。
しかしジャイロが救いたかった少年が、王国の民主化によって出獄した後にあっさり病死したり、ジョニーがレースに失格したりしたのはジョジョならではでした。
ジョニーはジャイロという友人を手に入れた後、彼を永遠に失いましたが、ヴァレンタイン大統領を倒して独り立ちして、ディオと対峙しました。結果は敗北に終わりましたが、彼が手に入れた人脈のひとつであるスティールに救われ、ルーシーの覚悟によって、ディオは倒されました。
ジョニーは敗北しましたが、ジョニーと敵対したディオは倒れ、ポコロコがレースで優勝しました。
敵が死ねば勝ちなのか、自分が勝てば価値ある勝ちなのか、いろいろと問い直す意味では、スティールボールランは意味があった作品だったと思います
うそっこおぜうさま(東方project ちょこっと勘違いモノ)
ttp://www.mai-net.net/bbs/sst/sst.php?act=dump&cate=&all=13774
↑のは自分の一番のオススメです。
「勘違い系」にも色々ありますが、まぁ大体は何の才能も無い凡人の主人公が自身や他者の勘違い(+一枚だけ買った宝くじで一等が当たりました的な強運)によって畏怖、あるいは英雄扱い等々過大に評価されたりして物事が全て上手く進んで行きます。
上記の「うそっこおぜうさま」の主人公レミリアは人間の子供程度の力しか持たない吸血鬼で、自分が最弱である事を周囲の人間(妖怪)にバレないよう必死に隠そうとしています。
が、実は皆レミリアが弱い事を知っていて、気付いてない振りをしていて……
レミリアはツキにツキまくっている主人公ですが、同時に運命の受難や不合理な状況に対して、運とハッタリと……「勇気」で立ち向かいます。
作中何度も死に(殺され)かけたり、運命に愛されているレミリアに勝利する事で運命を超えようとする最強の妖怪と戦う事になったり。
臆病なおじょうさまが勇気を振り絞って得た結末は……自分の目で確かめて頂きたいと思います。
ハンターはどうなるか分からないので恐ろしい…
個人的にはパリストンは演説でレオリオの肩をもつ発言をするのではないかと思っています。
笑顔で「ゴン君を皆で助けましょう!」なんて言ってレオリオを肯定し、しかしその上でそれを上手く進めるためにも自分が会長に…なんて言うのではないかなと、レオリオ人気を利用する感じで
しかしそれだと小物っぽいかなとも思いますが、
小物に成り果てるパリストンも見てみたいw
SBRの最終回はほんとに素敵です
結局遺体は誰の物になったのか?民主化によって国はいい方向に行ったのか?少年は幾つ位まで生きて束の間でも幸せだったのか?(ギャグで享年84歳ってコラが好き)
遺体を手に入れたのがルーシィって解釈してます
彼女は「ただ愛する人と幸せになりたい」という無垢でシンプルでそれ故に強力な欲望の持ち主ですからその願いは届いていますし
その後のアメリカは他の国が世界大戦でボロボロになる中どんどん成長して絶好調になって世界最強の今に至りますし
…二カ月幸運が能力のポコは後半二カ月どーしたのだろーか?
>不安、恐怖、欲、怒りの四本柱
十年前の新聞やニュースを見てると恐ろしいほどに不安を煽っていて笑う
「外国の脅威!不景気!少子高齢化!環境汚染!青少年の恐ろしい犯罪!学力低下!日本はおしまいだ!」
…今と変わらないのは平和で良い事なのかもしれない
スパロボマスターKさん
いつもすばやいコメントありがとうです。島耕作については、彼が扱うネタがホットを過ぎて旬を逃しているため、いつも彼が音頭をとった後に誰かが犠牲になったりする。
この間の中国マフィアなんかひどかったなぁ。
四本柱の件については、橋下市長とその反対陣営も手口が変わってないのでどうにも。私は特に橋下市長を応援するのではなく、その反対陣営があまりに幼稚すぎるため、商況的に応援せざるを得ないのです。
特に香山リカ氏の「私はハシズムや橋下的なものを批判してるだけ」といった逃げ口上を見ているとね。
文士たるもの、炭鉱のカナリアの覚悟を持たないものは即刻分子をやめてくださいな。
曹操に意見した文士になれとは言わんけど。
レオリオがこの会長選挙で抱えている弱点は、<ハンター十ヶ条>の
「其乃一 ハンターたる者 何かを狩らねばならない」
に現在、抵触していることだとおもうんですね。
彼は未だルーキーだということで、いわば猶予をしてもらっている状態に過ぎません。
そこら辺を次回のパリストン演説で触れられてしまいますと、おそらく
ミザイ支持者のうちの何人かは、レオリオへの投票を躊躇してしまう。
12支んのうち会長候補者としてのこったのが、「戌」をのぞくとどうして「子」と「丑」なのか?
12の動物のうちどうしてネズミが一番前になったのかという逸話をおもいだせば、おそらく「丑」であるミザイの存在そのものが原因となって「子」であるパリストンを最終的に勝利へと導いてしまう、、、
今回の会長選挙の結末へと至るオチは、そんな感じでになるのではないかとわたしは想像しています。
レオリオ 298〜299票
パリストン 293票
ミザイストム 12〜13票
チードル 0票
予想される全投票数(現在604名)のうちの過半数(302票)を超える投票数を獲得する候補者がいないため、上位2名を候補者として再投票を実施する、になるとおもいます。
ミザイは、白黒をはっきりとつけるクライム=ハンター。
そんな彼を慕う支持者たちのなかから10名超程度は、ミザイの指示によるチードルにも、そしてレオリオへも、票を投じることを躊躇するような演説をかならずパリストンはおこないます。
そして、ジンが予言をしていたとおりに今回の投票で
1位(パリストン)と2位(チードルでは無くレオリオですよね?)との
順位が逆転をして、上位2名を候補者とする決戦投票がおこなわれることになるとおもいます。
初コメントありがとうございます。
ミザイもそうですが、チードルとの連携がうまく取れてないのが気になりますね。チードルはレオリオ、ミザイはチードルという感じなので、そこら辺がパリストン側からすれば隙といえるかなと。
ところで千林って、大阪の千林ですかね。たしか京阪線か、阿倍野〜古市線に千林駅があった気がする。たしか、針中野駅の隣だったか。