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2048-07-07 【案内板】このブログについて(初めての方はこちらをどうぞ) このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

あなたのファンになりましたあなたのファンになりました 2016/12/20 10:20 君の名は展に行き、余韻に浸ろうと検索して、新海監督の記事にたどり着きました。
とてもわかりやすく、詳しく、でもこちらの想いが入る余地のある「読者に暖かい記事だ」と思いました。
他の映画の記事やコメント返しも丁寧で真摯。
お料理を楽しみ、素材やシェフのチャレンジを考察し、その上でまたお食事全体を楽しむ、といった感じで、知識だけでなくワクワク感も伝わってきます。
楽しみ、考察し、さらに他者の意見や想いも受容する寛大さや優しさに魅了されました。
あなたのファンになりました。
これからも映画を観る、観た時には必ず来訪いたします。
ありがとうございました。

type-rtype-r 2016/12/20 20:18 コメントありがとうございます。
またいつでも見に来て下さい(^_^)
あと、出来ればコメントは
各記事のコメント欄に書き込んでもらえると助かります。
(古い記事でもOKですので)

akiraakira 2017/01/13 23:39 今更ながらごあいさつを。某ただ文句が言いたいだけの映画ブログとは大違いで、映画の見所や進撃の巨人騒動などの映画の裏話などを分かりやすく解説していて、これぞ映画ブログだ! と他の人にもオススメしたいくらいです!これからも楽しみにしています。

type-rtype-r 2017/01/15 13:21 いつもご愛読いただきありがとうございます。
これからもよろしくお願いします(^_^)

2017-01-15 なぜ『君の名は。』ばかり批判されるのか? このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

f:id:type-r:20170115004815j:image

どうも、管理人のタイプ・あ〜るです。

先日、「キネマ旬報ベストテン」が発表され、日本映画では1位が『この世界の片隅に』、2位が『シン・ゴジラ』という、個人的には非常に納得できる結果で嬉しかったんですけど、大ヒット作『君の名は。』がランクインしてないことに対して「何でだよ!?」とファン批判殺到したらしい。

まあ、キネマ旬報のこれまでの傾向を考えれば「当然」というか、むしろ『この世界の片隅に』や『シン・ゴジラ』が上位に入っている方が「異例」の事態なんですが、それはともかく、どうも世間評価は『君の名は。』に厳しいような気がするんですよねえ。

一般の人が酷評するだけなら、まだ分かるんですよ。でも『君の名は。』の場合、映画監督とか漫画家とか小説家など、いわゆるクリエイター側”からの批判がすごく多いんです。これは、『この世界の片隅に』ではほぼ見られない現象であり、「なぜ『君の名は。』ばかり批判されるんだろう?」と。実際、どんな感じで批判されているのか、以下にいくつか意見を取り上げてみました。



是枝裕和(映画監督)

「この2作品(『シン・ゴジラ』と『君の名は。』)は、観ていますよ。周囲でも話題になっていましたからね。両作ともヒットの理由は、とても理解できます。とくに『君の名は。』は、当たる要素がてんこ盛りですからね。ちょっとてんこ盛りにし過ぎだろ、とは思いましたけど。この映画に限らず、女子高生タイムスリップという題材からはそろそろ離れないといけないのではないか、と思います」

「現代ビジネス」より)


江川達也(漫画家)

「まあ確かに、こりゃ売れるなとは思いましたよ。丁寧に売れる要素をぶち込んでて、まあ言ってみりゃ”大人のドラえもん”みたいなもんでね」「ただプロから見ると全然面白くないんですよ(笑)作り手側から見ると作家性が薄くて、売れる要素ばっかりぶち込んでる、ちょっと軽いライトな映画って感じで。絶賛してる人はいるんだけど、そういう人が、面白くなかったという人に対して凄いディスってるんですよ。”みんな観なきゃダメだよ!”とか言って。だからある種、『君の名は。』はファシズム映画なんですよね」

(10月6日放送フジテレビバイキング」より)


●矢田部吉彦(東京国際映画祭ディレクター

「『君の名は。』は、日本的風景文化を数多く盛り込んだことで成功した例ではあるものの、是枝さんも指摘していたように、“女子高生とタイムスリップ”はもう十分なんじゃないかなと個人的には思っています。若い人たちが作る自主映画を観ていても、夏の青空入道雲とセーラー服を映した作品があまりに多くて、少々辟易としています。

もちろん、そういう作品を撮るなというつもりはないし、『君の名は。』は素晴らしい成功例だとは思います。ただ、海外のクリエイターの作品と較べると、幼稚な題材が目立つこともある。もう少し、大人の成熟した視点で作られた作品があっても良いのでは」

「Real Sound」インタビューコメントより)


富野由悠季アニメーション監督

荒木:『君の名は。』はいい映画だと思います。

富野:そうかな?サザンオールスターズやミスチルだって、20〜30年もってるでしょ?でも『君の名は。』は今の流行りものであって、5年後も見られるかどうかは、かなり怪しいよ。今の時代は通じるけど、もうその後はダメといった可能性も、演出家は考える必要があるし、覚悟しないといけない。 それで言うと、『シン・ゴジラ』はこれ以降もずっと残りそうな要素がある。

荒木:消えていくか残っていくかはともかく、出てきた瞬間はある程度、流行りものになる必要がありますよね?

富野:もちろん、まずは流行らないといけない。観客である第三者が評価してくれるからこそ、価値が出るんだからね。

荒木:熱狂的なファンを得ていることは同じでも、「こっちは残る」「こっちは残らない」という、その違いは何でしょう?

富野:それは『君の名は。』が今の気分だけで作っているように見えるからじゃないかな?(中略)作家タイプの一番の問題は、プログラムピクチャーを作れないのね。『月光仮面』や『ウルトラマン』や『スーパーマン』みたいなシリーズものを。新海くんは、自分の趣味性の部分だけで作っている感じがある。そこにゲームCG仕事を覚えていくプロセスの中で、多少SFチックな要素を入れる方法を身に付けたのかもしれないけれど、今後、3年後とか5年後の気分を射程に入れて、ファッショナブル映像作品が作っていけるか?という話ですね。

(「月刊アニメージュ 2017年2月号」荒木哲郎との対談より)


石田衣良(小説家)

「たぶん新海さんは楽しい恋愛高校時代にしたことがないんじゃないですか。それがテーマとして架空のまま、生涯のテーマとして活きている。青春時代の憧れを理想郷として追体験して白昼夢のようなものを作り出していく、恋愛しない人の恋愛小説のパターンなんです。

付き合ったこともセックス経験もないままカッコイイ男の子を書いていく、少女漫画世界通底しています。宮崎駿さんだったら何かしら、自然人間とか、がっちりした実体験をつかめているんですが、新海さんはそういう実体験はないんでしょうね。実体験がないからこそ作れる理想郷です

「NEWSポストセブン」インタビューより)


高橋秀樹放送作家/日本放送作家協会常務理事

「『君の名は。』は多くの若い人にきっと単純なラブストーリーとして見られているのであろう。だが筆者のようなひねくれた大人(けっこう多いはずだ)は単純なラブストーリーとしてみることは出来ない。なぜなら、ストーリーを展開するための”とってつけたような設定”が目につきすぎるのである。ヒロインの女子高生・宮水三葉女系で継いできた神社の長女であるが、その伏線が唐突に出てくる。

三葉の父親がいま町長選挙に出ているという設定はなぜ必要なのか。相手役の男子高校生立花瀧バイト先の先輩奥寺ミキ(声・長澤まさみ)の存在はなぜ必要なのか。立花は入れ替わったときに記憶した風景のスケッチだけを頼りに三葉の住む糸守町を探しに行くが、探しても探しても見つからないのにラーメン屋で唐突に見つかるのは都合良すぎないか?」

「メディアゴン」より)


江口寿史(漫画家)


入江奈々(映画ライター

2016年の映画界は原作を持たないオリジナルアニメ『君の名は。』旋風が吹き荒れた。昭和ラジオドラマ君の名は』と元ネタ比較しても面白みないし、いっそ『転校生』や『ディープ・インパクト』と比較してみては、と思ったがそれも嫌みだからやめておこう。『君の名は。』に1ミリも感動できなかった身としては爆発的ヒットが面白くない気がしてしまうが、アニメ作品のヒットの呼び水となってくれたことも確か」

「『君の名は。』に1ミリも感動できなかったライターが選ぶ2016年のベスト10」より)


井筒和幸(映画監督)

マツコ:私なんか『君の名は。』もまだ観てないしね…。

井筒:あんなオタクオナニー動画を、1000万人が観るようになったら、オレは終わりやと思うけどね。あれは「映画」ちゃうから。

マツコ:確かに言えてる。アニメって、ヘンタイさんが後ろ指さされたり、白い目で見られながらも、コツコツと築いてきた特殊な文化じゃない。でも、これだけメジャーになっちゃうと、いつか破綻するよね。

井筒:これは大島渚監督の受け売りやけど、「敗者は映像を持たない」って言葉があるんよ。つまり、原爆の映像も全てアメリカ側の映像で、負けた日本側の撮った映像は何も残ってないというわけよ。

マツコ:なるほど〜!

井筒:オレはそれがずっと続いてると思うね。全て勝者の国のマネ。アニメの顔を見たら、そこに日本人の顔は一人もいないやろ。

マツコ:そうよね。みんな目が大きくて、金色みたいな髪を風でなびかせて、そんなわけないだろって!

井筒:日本人は、負けた日本人のリアルな顔が見たくないねん。それが常に深層にあって、根づいてしまったいうことよ。

マツコ:そっかぁ。昭和の映画に出てくる女優さんも日本人離れしたバタ臭〜い顔の人が多かったしね。最近は最近で、無味無臭な顔ばっかりだし…。

井筒:だから、日本のドラマでも映画でもアニメでもたとえクソ真面目に脚本書いたところで、ニセモノの顔しか出てこないから、結局は薄っぺらいねん。どこの国の話か不明やもん。

マツコ:日本はアニメの顔っていう、特殊な世界を作っちゃったんだね。

井筒:アニメの聖地巡礼って片腹痛くなるわ。マジでアホちゃうかと。そこにあんな目玉のデカい女子はおりまへんがな!

「アサ芸プラス」マツコ・デラックスとの対談より)


●堀田延(放送作家)


というわけで、様々な分野で活躍しているクリエイター達の評価を見てみたんですけど、皆さん『君の名は。』に関しては厳しい意見が多いというか、石田衣良さんに至っては、もはや「作品に対する評価」ですらなく、単に「新海誠監督の人間性」をディスってるだけですよね(苦笑)。

要するに「新海誠は学生時代に女の子と付き合った経験がないから、こんな映画しか作れないんだ」って言ってるわけでしょ?ちょっと酷いんじゃないかなあ。さすがにこれには新海監督も頭に来たらしく、「なんで見ず知らずの人にそこまで言われなきゃならないんだ!」と怒っていたようです。

まあ作品がヒットすれば、それに応じて批判的な意見が増えるのも仕方がないことではあるんでしょうけど、『君の名は。』の場合は、特にクリエイターの気持ちを刺激するような何らかの要素が含まれているのかもしれませんねえ(^_^)


KenKen 2017/01/15 16:00 皆さん、悔しいんだろうね〜!
恋愛したことない?じゃあ人殺してないひとは犯罪映画撮れない?
お酒飲めない俳優の方が酔った演技が上手いって話聞いたことあります。

話が都合良すぎ。。。映画とか物語ってソコを否定しちゃうと一切出来ないしつまんなくなっちゃいますよね。
この方はこの屁理屈言う為に何回観たのかな?

今の流行りものだけで5年後は怪しい。。。5年後の評価を気にして映画作ってるわけじゃないだろうし。
ファーストガンダムはたまたまヒットして今も残ってるけど(評価されているかどうかは知りませんが)その後のゼーダとかが今残っているかどうかを考えると。。。

当たる要素てんこ盛りで客が感動しているならいいじゃないのかな?
タイムスリップと女子高生という題材から離れないと。。。
じゃあロボットとか近未来とかファンタジーとかからも離れてアニメ作らないといけないのかな?

アニメ作品のヒットの呼び水。。。このひとはある意味褒めてますね。
面白い面白くないは個人の感性なので、観て1ミリも感動できなかったのは仕方ないと思います。

ファシズム映画。。。これは君の名はに限らずブームになったものに対して日本という世の中はそういうトコありますね。

若い子が人生での最高映画って言ってることで国家的危機。。。
あ、これはちょっと同感。
『君の名は』は面白かったけど、面白い映画は他にももっとあるよ。
『君の名は』の世界に閉じこもって何度も観ないで他の映画も観てみようよ!って言ってあげたいですね。

何ら不思議ではない反応何ら不思議ではない反応 2017/01/16 02:19 200憶ってことは1500万人ぐらい?ならまあ業界人も結構見てるわけで。見た上でリスペクトできないから非難が噴出してるんでしょうね。所謂日本で人気が出る恋愛映画や恋愛小説、恋愛漫画というよりラブコメの中には恋愛というより若い男女の初なイチャイチャを描いたものが多くあります。誰もが一度は触れたことがあるはず。これには定式、王道というものがあり一度ならまだしも創作物に触れていく過程で段々とウンザリしていく人もいます。特にクリエイター側はこういったものを嫌になる程求められているはずなのです。批判してる面子見ても案の定それに歯向かって創作してると見受けられる方が多い。順当に考えるならこんなものが流行った所でそれが挑戦といえるのかと本気で思っているわけで。尚且つ流行に拍車がかかり自分の作品に圧力が掛かる危険も一部の人は考慮してると思います。

アントンサービスアントンサービス 2017/01/16 09:35 結局クリエイターとしてやりたいことを自分ひとりで完結させているように見えるところが気に食わないんでしょうね。
新海誠監督の場合、とにかくPC使ってひとりで勝手に作ってるんだというイメージが強いから、これだけメジャーになると、なんであんな奴が・・と思うのも無理はない。
特に映画製作の場合、クリエイティブな作業以外のめんどくさい部分(交渉事や金策だったり人集めだったり)が多いから、新海誠監督が、そういうところを全部すっとばして好き放題やってるように見える。映画監督や作家の現場の人間が批判してるのは、要はあいつだけ好き勝手やってるのはズルい!という単なるやっかみでしょう。
ただ、実際には完全にひとりで作ったのはデビュー作だけで、それ以降は通常の映画製作と変わりない作業を行っているはずですよね。
まあ、やはりここまで大ヒットしたからでしょうね。

KetKet 2017/01/16 10:01 成功すれば「こんなのが流行るなんて世の終わりだ。」と批判して、失敗すれば、コメントしないか一種の俗物扱い。 どうして批判しかできないんだろう。 庵野氏とか実績がある人はともかくロクに稼げてない江川氏は何を言っているのか....

nananana 2017/01/16 12:08 5年後君の名はが残らないっていうけど
その頃は新海誠メジャー作品第3弾の公開で盛り上がってるのでは?w

この人たちは何と戦ってるんだろ。
石田衣良に関しては、なんでこんなにぶっ込んでくるのか不思議。
そういえば小説版の君の名はも読んだけど、面白かった。

この人たちみたいに年をとって、面白いものが減るって悲しいな

かずかず 2017/01/16 15:21 とりあえず批判しときゃどっかしらのメディアが取り上げてくれるだろーぐらいの感覚で批判してそう。特に石田衣良(笑)
それに国家的危機とか言ってる人の考え方の方がよっぽど危機的ですよ。映画自体あまり観ない今の若い人達にとって今まで観た数少ない映画の中で1番でもなんの不思議もない。それで若い人達が映画に興味を持って映画館に足を運んだり古い映画を観たりして名作と巡り合えればそれはとても素敵な事だと思う訳ですよ。

takatotakato 2017/01/16 22:40 映画監督でも、映画関係者でもなく「君の名は」をワーストに入れている私のような人間もいるのをお忘れなく。決してアニメ、恋愛もの、新海さん作品が嫌いなわけではありません。しかし、本作のビジュアル、ストーリー、キャラクター、音楽には心底ガッカリでした。

「君の名は」に出ていた悠木さんが、同じように脇役を演じている同時期の作品「声の形」は2016年ベスト1に入れました。単純に、作品の質と評判が一致してないから批判されてるだけかと。批判すること
自体が悪い、嫉妬だ!みたいな風潮は不健全で、全体主義としか言いようがありません。批判批判には、冷静に論理的して頂きたい。

かずかず 2017/01/17 02:11 批判自体は良いと思いますよ。好き嫌いもありますから。ただ『私は面白くないと思いました。』なら批判批判はされないんですよね。一部の『私は面白くないと思いました。これを面白いって言ってるやつおかしいんじゃねーの?大丈夫か?』みたいな事を言ってる人が批判批判されているんだと思います。

type-rtype-r 2017/01/17 19:06 >何ら不思議ではない反応
>200憶ってことは1500万人ぐらい?ならまあ業界人も結構見てるわけで。
>見た上でリスペクトできないから非難が噴出してるんでしょうね。

映画が大ヒットして観客動員数が増えれば、当然その中に含まれるクリエイターの数も増えるわけで、クリエイターから批判が出るのも何ら不思議ではない、というのであれば、254億円を突破した『アナと雪の女王』なんかも同様にクリエイターからの批判が噴出しているはずですが、アナ雪ではこういう現象が起きてないですよね。

アナ雪の場合、一般の観客の批判以外に、伊集院光さんとか「おぎやはぎ」の小木さんみたいな”芸能人からの批判”はあったんですが、クリエイターからの批判は聞いたことがありません(もしあったら教えてください)。

まあ、「『君の名は。』がつまんない映画だからだよ」という意見を否定はしませんけど(笑)、だったら日本で1600万人以上が観賞している現状は「駄作を観て喜んでいる人がそんなに多い」ということなのでしょうか?いや、中国や韓国など海外でも大ヒットしているわけで、日本だけの現象ではないんですよね。

「全世界的な規模でこういうアニメを好む層が増えている」という説もあったりするので、クリエイター側がそのような事態に危機感を抱いているのだとすれば、一連の”『君の名は。』批判”も理解できなくはありませんが。しかし、いずれにしても新海監督の人格まで攻撃するのはやりすぎだと思いますよ(^_^;)

type-rtype-r 2017/01/17 21:36 >takatoさん
>批判すること自体が悪い、嫉妬だ!みたいな風潮は不健全で、
>全体主義としか言いようがありません。

はい、全く同意見です。ただ、この記事とは関係ないですね。記事をよく読んでもらうと分かると思いますが、僕は別に「『君の名は。』を批判するなんて、けしからん!」などと言っているわけではないので。あくまでも、「他の映画に比べてクリエイター側からの批判が多いのはなぜなのか?」と”疑問”を提示しているだけですから。あと、”ストーリー”や”キャラクター”など作品に対する評価だけでなく、新海監督の人間性にまで言及する行為は、果たして「健全な評価」と言えるんでしょうかね?その辺が非常に引っ掛かるんですよ。

takatotakato 2017/01/18 09:30 >type-rさん

 ご指摘ありがとうございます。自分が疑問に感じたのは、記事自体に対するよりコメントに対してです。批判が多いのは、単純に話題性が物凄い割には、内容が伴っていないというだけだと思います。

 新海さん自体をどうこういうのは、批判ですらないというのは同意です。ただ、そういう発言に対して、発言者の人間性を云々するような意見が出てるのでは、同じことかと。

hiroyukihiroyuki 2017/01/18 19:07 「ヒットしたから批判も増えたのでは」という意見が多いようですが
もしそうだとすれば、「理不尽な批判」だと思います。
だって(変な言い方だけど)新海監督のせいで200億超えたわけじゃないでしょ?
200億はあくまでも「結果」なんだから。
それなのに「実績が凄い割には作品内容が伴ってない」とか言われてもねぇ。。。
ヒットしようがしまいが、元々「こういうアニメ」なんだから
そんな理由で批判してもしょうがないでしょ?
じゃあ、200億の大ヒットに相応しい内容ってどんな内容なんだ?
って話ですよマジで。

富野監督の「5年後に残ってるかどうか」という批判もおかしい。
所詮は「女子高生が自分のおっぱいを揉みしだくアニメ」なんだよ?
そんなのが、5年後10年後も残る名作なわけないじゃんw
富野さんは鋭く批判してるつもりなのかもしれないけど、
海水をなめて「この水は塩からい」と言ってるようなもんでしょ。
言われなくても分かってるっつーのwww
要するに、批判の内容が完全に的外れなんですよ。
プロのクリエイターが揃いも揃ってこの程度のことしか言えないのかね。
マジでガッカリだわ。

そもそもヒットしてなきゃ、どうせ見向きもしなかったんでしょ?
それが、たまたまヒットしたからノコノコ観に行って
「クソつまんねえアニメのくせに大ヒットしやがって!」みたいに攻撃するの、
強烈にダサくないですか?
しかもヒットの規模に応じて作品の優劣を判断するとか、本当にバカバカしい。
批判するのは別に構わないけど
クリエイターなら、もう少しマシな批判をしてもらいたいもんですね。

2017-01-08 『シン・ゴジラ』へ至るまでに庵野秀明と樋口真嗣が辿った30年 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

f:id:type-r:20170108130227j:image

どうも、管理人のタイプ・あ〜るです。

先日、以下のブログ記事話題になっていたので読んでみました。

庵野秀明は樋口真嗣から映画を奪った・シンゴジラ簒奪劇のすべて。

記事の内容をざっくり説明すると、「『シン・ゴジラ』はもともと樋口真嗣監督する予定で、庵野秀明脚本編集ぐらいしか関わらないはずだった。ところが、庵野監督は”樋口にまかせていたらこの映画は駄作になる”と考え、強引に現場へ介入して『シン・ゴジラ』を樋口監督の手から奪い取ったのである!」みたいなことが書いてあるんですよ。

事実だとすれば非常にセンセーショナルな話ですが、この記事は昨年末に発売されたメイキング本『ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ』を読んだ筆者が、本に掲載されているインタビューから勝手に推測したものなので、本当に庵野さんがこんなことを考えていたのかどうかはわかりません。

ただ、世間公表されている撮影現場の状況や関係者の証言を見聞きする限り、「庵野監督のこだわりが強すぎて大勢のスタッフ困惑していた」のは事実のようです。では、主導権を奪われた樋口監督はどうして文句を言わなかったのか?そもそも庵野秀明と樋口真嗣はどういう間柄なのか?その辺の関係性が気になるところでしょう。

というわけで本日は、庵野さんと樋口さんが関わってきた今までの仕事や、二人の知られざる(?)エピソード等をいくつかご紹介しますよ。



●二人の出会い

まず、樋口さんは高校卒業後に『ゴジラ』(1984年版)の現場でアルバイトをしながら、常に「自分でも映像作品を作りたいなあ」と考えていたそうです。そんな時、たまたま『DAICON FILM』の上映会に行く機会があり、「素人がこんなに凄いものを!?」と衝撃を受けました。

その上映会で初めて庵野秀明と対面したそうです。庵野さんは、樋口さんが『ゴジラ』の現場で働いていることを聞くや、「今、大阪で怪獣映画を作っているから、一緒にやらない?」と勧誘。こうして樋口さんは撮影所のバイトを辞めて、大阪へ行くことを決めたらしい。

ちなみに当時、庵野さんは『メガゾーン23』等の作業で忙しかったため、仕事が終わるまで動くことが出来ません。そこで樋口さんが予定を聞いたところ、「もうちょっとで終わるから、すぐに行こう」との返事が。

しかし、その言葉を信じて庵野さんの仕事場(アニメスタジオ「グラビトン」)へ行ってみると、全然「もうちょっとで終わりそう」な状況ではなく、そのまま2日間もグラビトンで待たされたそうです(笑)


●八岐之大蛇の逆襲

ようやく庵野さんの仕事が終わり、樋口さんも一緒に大阪へ出発。当時は二人とも貧乏だったので、青春18きっぷを買って電車東京から大阪へ向かいました(車内が混んでいたため、車両を連結している周辺の床に二人並んで寝ていたらしい)。

『八岐之大蛇の逆襲』の現場へ行くと、素人の集団ながらも特撮に対する愛情と、創意工夫でかっこいい映像を作ろうとしている熱意が感じられ、樋口さんは一気に引き込まれたという。結局、1年半も大阪で暮らすことになったものの、家出同然で東京を出発したため、実家では捜索願が出るなど大騒ぎになっていたそうです(笑)。


王立宇宙軍 オネアミスの翼

『八岐之大蛇の逆襲』の作業が終わった後、庵野さんと樋口さんは再び東京へ戻って『王立宇宙軍 オネアミスの翼』に関わることになりますが、庵野さんは「作画班」、樋口さんは「演出班」にそれぞれ部署が別れたため、二人共通のエピソードは特にありません。

ただし、『オネアミスの翼』を制作中、樋口さんは美術スタッフの女性(高屋法子)をナンパし、こっそりデートを繰り返していたらしい。すると、その現場を庵野さんや他のスタッフ達に目撃されてしまい、なんとガイナックスの社内報で大々的に公表されるという恥ずかしい仕打ちを受けるハメに!結局、樋口さんはその女性と結婚することになったそうです。


トップをねらえ!

『トップをねらえ!』といえば「第1回庵野秀明監督作品」として知られていますが、実は企画当初は「樋口真嗣監督作品」として準備を進めていたそうです。しかし同じ頃、実相寺昭雄監督が『帝都物語』を撮ることが決まり、樋口さんの興味はそっちへ移ってしまったのですよ。

そして悩んだ末に「すみません!『帝都物語』をやります!」と樋口さんが一旦ガイナックスを抜け、その結果『トップをねらえ!』の企画は宙に浮いてしまいました。そんな時、たまたま脚本を読んだ庵野さんが「これは凄い!」と感激し、すぐに樋口さんに電話して「僕が監督してもいい?」と確認したらしい。

こうして『トップをねらえ!』は庵野さんの初監督作として世に出ることになったわけです。一方、樋口さんも絵コンテ等で協力し、「自分が途中で放り投げたものを、庵野さんがきちんと素晴らしい作品にしてくれて本当にありがたい」と、後に感謝の言葉を述べたとか。

ちなみに、本作の主人公タカヤノリコの名前は、樋口真嗣の奥さん(高屋法子)の名前をそのまま使用しているそうです。


ふしぎの海のナディア

このアニメは、庵野秀明さんの第2回監督作品ですが、ガイナックスにとっては初のTVシリーズ(しかもNHK!)ということで非常に苦労したらしい。とにかくペース配分がメチャクチャで、NHKからもらった予算とスケジュールを1話と2話でほとんど使い切るというデタラメぶり。

それでもスタッフは頑張って作業を続けていましたが、「どう考えても最後まで持たない」「中盤で破綻する」ということが早い段階から確実視されていました。そんな切羽詰まった状況の中、助っ人として呼び寄せられたのが樋口真嗣です(笑)。

庵野さんは「内容は任せるから、23話以降の監督をやってくれ。俺は35話以降の作業に専念したい」とだけ樋口さんに伝え、23話から33話までは一切関知しませんでした(クレジットでは「総監督:庵野秀明」となっているが、いわゆる「島編」のストーリーは全て樋口さんが考え、庵野さんはノータッチだったらしい)。

こうして『ナディア』の監督を任された樋口さんは「好きにしていい」という言葉を真に受けて、まさにやりたい放題の暴走状態!本人曰く、「NHKの脚本を勝手に書き直して、全然違うストーリーに作り変えてましたからね。国民の皆さまからいただいた受信料で何て事をしてしまったんだと(笑)。完全にテロ行為ですよ(笑)」と申し訳ない気持ちになったらしい。

しかし樋口さんによると、「なぜ自分が『ナディア』の監督に抜擢されたのか、いまだに理由が分からない」そうです。「何で俺だったんでしょうね?こんな仕事を引き受けるような迂闊なヤツは、俺しかいなかったのかなあ(笑)」とのこと。


新世紀エヴァンゲリオン

ご存じ、庵野秀明監督の大ヒットアニメで、樋口さんは第8話と第9話の絵コンテ、及び第17話と第18話の脚本を担当しています。「アスカ来日」の”弐号機八艘飛び”や、「瞬間、心、重ねて」の”シンクロ攻撃”など、軽快なアクションが印象的でした。

あと、本作の主人公:碇シンジの名前が、樋口真嗣(ヒグチシンジ)さんの名前から付けられているというのは有名な話ですね。


●新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に

その『エヴァンゲリオン』が映画化される際、声を担当した声優さん達が役者として登場する「実写パート」を作ることになり、その担当がなぜか樋口さんだったという(笑)。


●ラブ&ポップ

庵野さんが初めて撮った商業実写映画で、樋口さんは「友情特殊技術」という謎のポジションを担当(笑)。ちなみに仲間由紀恵浅野忠信森本レオなど、キャスティングは割と豪華です。


キューティーハニー実写版

『ラブ&ポップ』『式日』に続く庵野監督の実写映画3作目。樋口さんは企画協力と絵コンテで参加していますが、そもそもこの企画は樋口さんが自分で監督する予定だったのですよ。

2000年に公開された『さくや妖怪伝』の完成披露試写会二次会で、酔っ払った樋口さんが「次はキューティーハニーをやりましょう!主演は広末涼子で!」と叫んだ一言がきっかけだったとか。

ところが、その飲み会にはなぜか庵野さんも同席していて、樋口さんがトイレに立った隙にどういうわけか「庵野さんが監督をやる」という話にすり替わり、当人がトイレから戻って来ると実写版『キューティーハニー』は既に”庵野秀明監督作品”として承認されていたという。当然ながら樋口さんは「ええっ!?何で?」とワケが分からなかったそうです(笑)。


ガメラ3 邪神<イリス>覚醒

樋口さんが特技監督を担当した人気シリーズの3作目で、庵野さんは本作のメイキングビデオ『GAMERA1999』を撮っています。しかも、単なるメイキングじゃなくて、制作中に起きた色々なトラブルを赤裸々に映したドキュメンタリーとして非常に見応えがありました(ぜひDVDを出して欲しい!)。

なお、庵野さんは1作目の『ガメラ 大怪獣空中決戦』を初めて観た時、樋口さんの素晴らしい仕事ぶりに心を打たれ、感動のあまり号泣したそうです。以下、当時のコメントより。

古い言葉ですけど、あの映画で僕は樋口の男を見た気がしたんです。初号の時にこっそり紛れ込んで見たんですけど、泣けました。樋口の仕事に泣かせてもらったという感じがありましたから。あれこそいわゆる”男泣きに泣いた”ってやつですよ。結構、撮ってる最中は現場のグチとか言いに僕のところへ来たりしてましたから、そういう辛い思いを全部飲み込んで、ちゃんと形にしたというのは凄いなって思ったんですよ。だから見ていて感動させられたんです。 (「アニメージュ・スペシャルGaZO Vol.2」より)


ローレライ

樋口真嗣監督初の超大作本格潜水艦映画で、庵野さんは戦闘シーンの絵コンテを描いています(駆逐艦とのバトルや潜水艦同士の戦い、そしてクライマックス爆撃機B29の撃墜シーンなど、52枚に及ぶ絵コンテを執筆)。

ちなみに、樋口さんが庵野さんに絵コンテを依頼した際、「もう(実写映画は)3本やってるから、歩留まりの中でやるよ」と言われ、「震えるほど頼もしい一言だった」「いつか俺も言ってみたい」と感激したそうです。


日本沈没

2006年に公開された樋口真嗣監督作品。庵野さんはメカデザインを担当していますが、「山城教授の娘婿役」として出演もしています。ちなみに、「山城教授の娘役」は奥さんの安野モヨコ


MM9-MONSTER MAGNITUDE-

MM9 Blu-ray BOX
キングレコード (2016-07-27)

2010年放送された特撮テレビドラマで、樋口さんは製作総指揮及び監督を務めています。怪獣を”自然災害”の一種と考え、気象庁が対応するという異色の物語は、低予算ながらも独特の世界観が人気を博しました。尾野真千子高橋一生松尾諭中村靖日皆川猿時松重豊橋本愛など、今見ると出演者が異様に豪華ですね。なお、庵野さんは第6話に「通行人」として出演しています。


ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

庵野秀明監督作品で、樋口さんはクライマックスの「ヤシマ作戦」の絵コンテを担当。このシーンは完全新作となるため、「どうすれば旧作を超えられるのか?」と悩んだそうです。さらに、樋口さんはこの新劇場版に関して以下のようにコメントしていました。

『新世紀エヴァンゲリオン』を作った後、庵野さんはアニメというもの自体絶望したのか、実写や特撮などの別の世界というか、俺のナワバリ(笑)に来ちゃったわけですけど。『式日』や『ラブ&ポップ』や『キューティーハニー』といった実写作品を作りながらも、正直、悶々としている時期も長かった。そういう姿を見て、もしかしたら彼はアニメへ帰りたいのに帰る道を見失っているのかもしれない…と思ってたんですよね。そんな時に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』をやることになって、「良かったじゃん!」って素直に嬉しかったし、彼が作り続ける以上は、俺もそれに付き合いたいと思いました。 (「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 ENTRY FILE 1」より)


●ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

新劇場版の2作目。本作でも樋口さんは絵コンテ・イメージボードなどで参加していますが、制作現場では大変なことが起きていたようです。なんと、絵コンテ完成後にシナリオが大幅に変更され、樋口さんの描いた絵コンテがほとんど使えなくなってしまったのですよ。

樋口さんがこの事実を知ったのは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の完成記念慰安旅行(in沖縄)の席上で、美味しくビールを飲んでいる時にいきなり庵野さんから「悪いんだけど、『破』の絵コンテを描き直してくれないかな」と言われ、「ウソでしょ!?」と仰天したらしい。


ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

新劇場版の3作目。本作でも樋口さんは庵野監督のために絵コンテ・イメージボード・デザインワークス・アニメーションマテリアルなど、多岐に渡って協力しているようです。こちらも、庵野さんの要望で完成までに何度もシナリオ変更を繰り返していたという噂が(笑)。


巨神兵東京に現わる

製作・脚本:庵野秀明、監督・絵コンテ:樋口真嗣のコンビによる特撮短編映画です。元々は『特撮博物館』のイベント上映用に作られた作品ですが、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を公開する際に同時上映されました。

ちなみに本作は短編映画ということで予算が限られており、当初、庵野さんが書いたシナリオには東京タワーが壊れるシーンは無かったそうです。ところが、打ち合わせ会議に出席したスタジオジブリ鈴木敏夫さんが「東京タワー壊さないの?」と発言したことで、急遽”東京タワー破壊シーン”が追加決定!

しかし新しく作る予算は無いので、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』で使った東京タワーを倉庫から引っ張り出して来て再利用したらしい(他にも大量のミニチュアが使われているが、ほとんどが既存模型の流用で、新規で制作したものは少ない)。

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というわけで、庵野秀明さんと樋口真嗣さんが『シン・ゴジラ』へ至るまでに歩んで来た30年以上に及ぶ経歴をざっくり振り返ってみたんですけど、本当に仲がいいというか、お互いにリスペクトし合っている感じが伝わってきますねえ。

個人的感想ですが、『シン・ゴジラ』という映画は、庵野さんと樋口さんのコンビネーションが良かったからこそ、あれほどのクオリティに到達できたと思うんですよ。庵野監督単独では、周囲の反発が大きすぎて成立しなかった可能性が高いし、逆に樋口監督だけで撮っていたら、たぶん『進撃の巨人』の二の舞になっていたでしょう(笑)。

そういう意味でも、庵野さんが自分の作家性を存分に発揮し、樋口さんがそれを全力でフォローするという『シン・ゴジラ』の制作態勢は、極めて効果的だったと思います。まさに最良のコンビであり、この二人がタッグを組んで作った映像作品を、今後もっと観てみたい!そんな気持ちにさせられましたねえ。なお、樋口さんは自分と庵野さんの関係を以下のように語っていました。

やっぱりね、庵野秀明に出会ったのが大きいっていうか、彼と会わなかったら自分はたぶんアニメの仕事をしてないでしょうね。気が付いたらね、人生の半分以上を一緒にいるって……お互い気持ち悪い(笑)。 (「Cut 2012年8月号」インタビューより)


たちくらみたちくらみ 2017/01/14 19:25 友情っていいですね。
でも、樋口監督の人の好さが「進撃の巨人」をあんなかんじにしちゃったんだなぁ、と言うのが良く分かりました。

type-rtype-r 2017/01/15 11:47 コメントありがとうございます。

樋口真嗣監督の”人柄の良さ”は業界で有名らしく、出演者や現場スタッフからも非常に好かれているそうです。ただ、その分「他人の意見」に流されやすく、映画会社から「脚本をこういう風に変えてくれ」と言われたら素直に従ってしまい、その結果として映画がグダグダに…ということなんじゃないかなあと(^_^;)

2017-01-03 2016年で最もアクセス数が多かったブログ記事10選! このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

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新年明けましておめでとうございます。昨年は当ブログを読んでいただき、誠にありがとうございました。2017年もよろしくお願いいたします!というわけで本日は、2016年アクセス数が多かった記事の中から特に反響の大きかったものを10本選び、内容をざっくりと振り返ってみましたよ。



日本映画のレベルが低くなったのはテレビ局のせい?

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去年の日本映画界は、『君の名は。』の爆発的な大ヒットによって6年ぶりに興行成績が過去最高記録を更新し、さらに『シン・ゴジラ』や『この世界の片隅に』なども話題になったことで大いに盛り上がりました。

しかし、イギリスの映画製作会社代表を務めているアダム・トレルさんが、「昔は日本映画の評価は高かったけど、最近はレベルがどんどん下がっている。ちょっとヤバいよ」などと発言したんです。

すると、日本の映画関係者が「予算の無い現場スタッフがどれほど頑張って作品を作ってるか、その苦労を知ってんのか!?」と激怒。これを聞いた映画ファンからは「現場の苦労と作品の良し悪しは関係ない!」と批判殺到するなど、議論が紛糾しました。

個人の意見としては、「邦画にもいい映画や悪い映画があるだろう」って感じなんですけど、「なぜ外国人の目にはレベルが下がったように見えるのか?」「もし下がっているとすれば、その要因は何なのか?」という点が気になったので、調べて記事にしてみようと思った次第です。

その結果、この記事には400個近くのブックマークが付き、さらにツイッターフェイスブックなどでも大量に拡散され、1日で71,000以上のPVを記録しました。ありがとうございます(^_^)

日本映画のレベルが低くなったのはテレビ局のせい?



新海誠監督の『ほしのこえ』がアニメ界に与えた影響と衝撃

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2016年最大のメガヒット作『君の名は。』の新海誠監督が、まだ無名時代に作った自主制作映画『ほしのこえ』。この小規模なアニメーション世間に与えた影響と衝撃はいかなるものか?という事に関して詳しく解説した記事です。なお、1980年代に登場した伝説的自主制作アニメ『DAICON掘戮砲弔い討盻颪い討い襪里如興味のある方はご覧くださいませ。

新海誠監督の『ほしのこえ』がアニメ界に与えた影響と衝撃



庵野秀明監督と岡本喜八監督の貴重な対談

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かなり以前に書いた記事ですが、『シン・ゴジラ』の大ヒットと共に急激にアクセスが増え始め、SNSでもメチャクチャ拡散されました。どれほど庵野監督が岡本喜八作品に影響を受けているか、この対談を読めば分かるんじゃないかと思います。

庵野秀明監督と岡本喜八監督の貴重な対談



●同じ映画を何度も繰り返し観る人ってどうなの? → 凄すぎた!

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近年、自分が気に入った一つの作品を何度も繰り返し観に行く人たち、俗に「リピーター」と呼ばれる観客が増えていて、『ガルパン』や『マッドマックス 怒りのデスロード』を「30回観た」「俺は40回だ!」などとSNSで報告し合う現象が目立っています。が、その視聴回数は僕の想像を遥かに超えてて、凄まじいことになっていました(^_^;)

同じ映画を何度も繰り返し観る人ってどうなの? → 凄すぎた!



●『君の名は。』へ至るまでに新海誠監督が辿った16年の軌跡

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新海誠監督が『君の名は。』以前に作った映画について、一作品毎に解説した記事です。インディーズから出発した無名のアニメーション作家が、どのような過程を経て200億円を超える超特大のヒットを生み出したのか?その秘密が明らかになる!…かもしれません(^_^)

『君の名は。』へ至るまでに新海誠監督が辿った16年の軌跡



●庵野秀明監督『シン・ゴジラ』ネタバレ映画感想/評価

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新世紀エヴァンゲリオン』の庵野監督がゴジラ映画を撮った!それだけでもファンは興味津津ですが、本作の凄さは「エヴァを知らない一般層まで関心を示した」という点でしょう(安倍晋三首相や小池百合子東京都知事までもが『シン・ゴジラ』に言及しててビックリ)。

この記事では、庵野監督が大学生時代に撮った自主制作怪獣映画などを解説しながら、『シン・ゴジラ』に散見する岡本喜八監督の影響やアニメ・特撮元ネタ検証。さらに撮影現場の裏話やスタッフの苦労話など、様々なエピソードを盛り込んでみました(^_^)

庵野秀明監督『シン・ゴジラ』ネタバレ映画感想/評価



芸能人日本語吹替えするならせめてこういう人を使ってくれ

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以前、「苦情が殺到した日本語吹替え版映画ワースト10」という記事を書いてかなりの反響をいただいたんですけど、この記事では逆に「こういう日本語吹替え版なら納得できるかもしれない」という目線で書いてみました。自分的には「うむ、なかなかいいチョイスだ」と思ってます(^_^)

芸能人で日本語吹替えするならせめてこういう人を使ってくれ



●これは危ない!あり得ないほど危険な撮影が行われた映画10選

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アクション映画などでは観ていてハラハラするような危ない場面が出て来ますが、多くの撮影現場ではしっかり安全対策が施されているため、まず危険性はありません。しかし中には、「これ人が死んでるんじゃないの?」としか思えない映画が存在するのですよ(実際に死人が出てる場合もある)。そういう”危険極まりない映画”をいくつか取り上げてみました。

これは危ない!あり得ないほど危険な撮影が行われた映画10選



●ネタバレ!細田守監督『バケモノの子』がモヤモヤする16の理由

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去年の7月に『バケモノの子』がテレビで初放送された際、「個人的に気になった部分」を記事にしたら、意外と好評だったようです。ただし、非常にネガティブな意見が書いてあるので、この映画が好きな人は読まない方がいいかも(^_^;)

ネタバレ!細田守監督『バケモノの子』がモヤモヤする16の理由



●なぜ『ルパン三世 カリオストロの城』の話は矛盾しているのか?

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去年の10月にテレビで『ルパン三世 カリオストロの城』が放送された際、「実はこの映画のストーリーは矛盾してるんだよッ!」という記事を書いたら「え〜!嘘だろ!?」的なコメントが殺到(笑)。いや、僕が思ってるんじゃなくて、某コラムニストがそう言ってるんですけどね(^_^;)

なぜ『ルパン三世 カリオストロの城』の話は矛盾しているのか?