活字書体をつかう

Blog版『活字書体の花舞台』/『活字書体の夢芝居』/『活字書体の星桟敷』

米のはなし4

いくらいい米をつくっても炊かなければ食べられない。子供の頃はまだかまどで炊いていたが、電気炊飯器ができて、ずいぶん楽になったことだろう。もっとも当初は欠陥品も多く商品テストで不合格になるものがあったと、NHKの朝のドラマでやっていた。
 きょうのラジオ(TBSの「たまむすび」)で、日本料理店「分とく山」の総料理長、野崎洋光さんが「新米のおいしい炊き方」を話されていたので、急いでメモをとった。そのメモには「①最初の水はすぐに捨てない。②米は研ぐのではなく洗う。米を傷つけないように。③三回ぐらいすすぐ。濁りがあってもかまわない。④水に浸して十五分、ザルにあげて十五分待つ。⑤炊飯器で早炊きにする」と記されている。
 最近の炊飯器には、いろいろな機能がついている。いままでまったく気にしていなかったのだが、白米のほかにも、無洗米、銀シャリおかゆ、煮込みなど、いろいろコース分けされている。もちろん「早炊き」というコースもある。ソフトウェアをまったく使いこなせていないことを痛感した次第である。