"9Auth"を公開しました!



簡易認証の伝言サービス、「9Auth」を公開しました。
まだ相当ショボショボですが、ぜひ使ってみてください。


http://9auth.com


サービスの説明については、以下のあたりに書いてみたのでお時間のあるときにでも読んでいただけると幸いです。


http://9auth.com/about.php


http://9auth.tumblr.com/post/498134744/9auth


特に何か革新的な機能を実現しているわけではないのですが、ちょっとしたアイデアから、最低限のシンプルな機能をまずは作り上げて、そこから少しずつ改善しながら、時々大きな追加機能を付け加えていく、といった一連のフローを自分の一存の決められるモノでやってみたくて、まずはサッとつくってみたという感じです。


多分にまだ実験的な部分もありますが、最低限の機能はちゃんと動くはずなので、グループ間での情報のシェアや、イベントの参加者募集などでもしよければ使ってみて下さい。


サービスに関する問い合わせ、ご意見、ご要望は以下のTwitterアカウントまで@9authでいただければと思います。


9auth (@9auth) | Twitter


それでは!

匿名で使えるiPhone位置情報アプリ「Block Chalk」が面白い



匿名で使えるiPhone位置情報アプリ「Block Chalk」が気になっています。


元deliciousの方が作った匿名前提の位置情報アプリで、Check-inができない匿名版のFoursquare or Gowallaのようなアプリです。すでにiPhone, Android, Palm Pre, Black Berry, Nokia(一部の端末?)に対応しており、iPhone版ではこれまで日本語入力ができなかったのですが昨日のUpdateで日本語入力も可能になりました。




Block Chalk:
http://blockchalk.com/

Block Chalk(AppStoreへの直リンク):
http://itunes.apple.com/us/app/blockchalk/id346823470?mt=8


主な特徴は以下のとおりで、


 1. Twitterのように位置情報に紐づいた投稿(Tweet)が可能(ただし最大256文字)
 2. ただし投稿自体は匿名で行われ"誰々の投稿"という概念が一切無い(位置情報には紐付く)
 3. 匿名ではあるが、投稿へのオープンな返信(TwitterでいうReply)が可能
 4. さらに投稿者に対して1対1でのメッセージング、返信も可能 
 5. 匿名なためアカウント登録(Sign Up)、ログイン(Sign In)が一切不要
 6. 見る限りTwitter, Facebook連携などもなく完全に独立したサービス



完全に独自路線を歩んでいて、その"機能を捨てている"個性にひきつけられます。



個人的に最近流行ってきたFoursquareでは、Twitter, Facebookも連携もありかつFoursquare上ではIdentityが明確になりすぎているため安易なコトや、正直ベースの声は逆に投稿しづらいように感じています。(それ以外の通常のコミュニケーションでは間違いなく便利なのですが)



匿名だからといってネガティブな情報ばかりがあふれるサービスはイヤですが、必ずしもネガティブな情報とは限らず、匿名(anonymous)であるがゆえに投稿できる有用な情報というのも一定以上あると思っていて、昨今のTwitterとそのオープン性に追従するFacebookでは見られないような未知の情報(特に位置情報に連携した)がユーザーのなかで埋れているのではないかと、そんなスキマ的なニーズを満たしてくれるサービスになるのではと密かに期待しています。



iPhoneアプリを実際に使ってみるとこんな感じです。




開いた瞬間の画面。デザインもクールです




GPSで位置情報を読み取って、、




近くのChalks(投稿)を表示してくれます。
画面上部のフォームをタップすると、、




投稿画面が表示されます。





メッセージを書きこみ、
cholk format(投稿カテゴリみたいなもの)を選んで、
Post Chalk(投稿)ボタンを押します。
(詳細な位置情報を見せてよければ"Show exact location"をチェックします)




すると自分のメッセージが無事投稿されています





自分のメッセージをタップすると、返信やプライベートメッセージが返せるコトが分かります。




特に気に入ってるのは、"完全には匿名(anonymous)なサービスではない"という点で、
1対1のメッセージングができるというところです。



面白いメッセージを書いているいたら、プライベートメッセージを送って個別に反応を返せますし、連絡先を聞くこともできます。完全に匿名だとメッセージを垂れ流すだけに終わるかもしれないけれど、"その先"があるということを予感させます。



ただ、絶対面白い気がするんだけどいかんせん他にユーザーがいないので面白さを実感しようにもできず、せめて六本木近辺にもう少しユーザー増えないかなあ。Foursquareとかみたいに日本の有名ブログで記事にされたらいいんだけど。

iPhoneの迷惑メールブロック方法




最近身近な人でiPhoneの迷惑メールに悩まされている人が多いので、メモ代わりに残しておきます。



自分で試したことのある解決方法は以下の3つ。



(1)携帯メールもGmailにしてしまう(携帯/PCのメールを一本化)

メリット:

  • Gmailの迷惑メールフィルタが頑張ってくれる
  • フィルタ設定もいろいろカスタマイズできる
  • すべてGmail上で管理できるの過去のメール内容の保存や検索もとても簡単

デメリット:

  • Gmailのアドレスを友達に携帯メールアドレスとして連絡しなおす必要あり
  • 普段PCで見てるメールと一緒になってしまうのでややゴチャゴチャ感あり
  • プッシュ通知されない(専用アプリを入れればプッシュ通知させることはできる)


(2)MySoftBankの迷惑メールブロック設定で"PCアドレスから受け取らない"にする

"中レベル"のケータイ/PHS以外からのメールは受け取れない設定にしてしまう

メリット:

  • 設定がすごい簡単できる
  • 迷惑メールはほぼ一切こなくなる

デメリット:

  • 欲しいPCメールが受け取れなくなる(自分でも送れなくなる)
  • ログインするまでがすごい大変(IDたくさんあってわかりづらく2回くらいログインするような・・)


で、結論としては以下の3つめが自分的にはおすすめ


(3)MySoftBankの迷惑メール設定でホワイトリスト方式で受信許可

MySoftBankのメール設定から、迷惑メールブロック設定で個別設定を選択して、「受信許可・拒否設定」の「個別に許可設定して受信する」で各携帯キャリア、PHSGmailドメインを設定する


メリット:

  • 迷惑メールはほぼ一切こなくなる
  • Gmailからであればメールが受け取れる(自分でも送れる)

デメリット:

  • 一部の欲しいメールは受け取れなくなる
  • ログインするまでがすごい大変、かつ設定がやや面倒

で、実際にホワイトリストに登録したドメインは以下のとおり。


この設定でいまのところ不便を感じたり、迷惑メールが来たことはなく快適に過ごせてる。


他に良い方法を知っている方いましたら教えてください。

WinXP & Apple Keyboard (US)

会社で使ってるキーボード(HHK Lite)がだいぶへたってきたので、これを機会にApple Keyboard(US)に変えてみました。


Apple Keyboard US - Apple(日本)



Win環境でApple Keyborardを快適に使うためのドライバが以下のサイトで紹介されていたので、一番上の「AppleKbWin」を入れたらあっという間ですぐに自宅のiMacと同じ操作で使えるようになりました。(実は最初は一番下の有料アプリを知らないで入れてしまい、後で無料アプリに入れなおした・・・。機能的には十分)


http://lovemac.moe.in/mac_hunter/?p=535


ということで、自宅と同じ操作で作業ができるようになったので、ちょっとした支出で少し快適な環境になりました。HHK Professionalに買い替えようと思ったけれどエンジニアでもなく企画書とかメールばっかりの自分にとって、そこへの過度な支出はあり得ないと思い直しました。


ついでに思い出した話しなんですが、昔自分の部署のボスが


「自分好みの道具を使うのも良いけれど、それにはまず皆が標準的に使っているモノを高いレベルまで使いこなせるようになってからの方がいいのでは?それが俺の親ゴコロ」


と別の同僚に言っていたの聞いて、妙に納得したのを覚えてます。


これはプラットフォームを担当してるエンジニアに向けて言っていたので、たとえば外出中に突然問題が起きて端末も持ち歩いてなくて、使い慣れないよその環境で緊急対応しなくてはならない状況にもしなったら、


自分が普段やたら特殊な道具を使っているがために十分にパフォーマンスが出ない、なんて自体になるべくならないようにしなさい、という意味だったんだと勝手に解釈してる。たぶん合ってると思うんだけど、どうだったんだろう。


でも、実際Kinesisとか使ってるレベルの人はもうなんかどこ行っても大丈夫な気もする。


まあとにかく、日々快適に越したことはないのでやっぱり変えちゃいました。


自分の場合は自宅と会社が操作環境が一緒、というのが一番快適なので。


今後も精進いたします。

【注意!!】Foursquare上でのプライバシー情報の公開設定


idea x ideaさんのおかげでにわかにFoursquareが流行りはじめました。


http://foursquare.com/


自分もこれまで2,30人しかFriend登録していなかったのですが、昨日と今日だけでFriend数が89人まで増えました。2日間でおよそ60人もFriendが増えたので、mixiとかFacebookで考えるとすごい数ですよね。


ただ、新しく登録して来たユーザーのアカウントを見てみると携帯電話番号、メールアドレスなどのプライバシー情報を公開設定にしている人の数がやたらに多く、すこし心配になります。(自分が信頼してもらえってるってこと?)


これはおそらくFoursquare上でのFriendに対する携帯電話番号、メールアドレスの公開設定がデフォルトONになっていることもあって、アカウント登録後特に意識せず公開設定のまま利用しているユーザーが多いのだと思われます。


親しい友人にだけFriend Requestを出している人であればいいのですが、TwitterFacebookの繋がりを利用してほぼ無差別にFriend登録している人は注意です。


意図的に公開しているのでなければ、FoursquareのWebページにアクセスしてログイン後、ページ右上の「setting」のリンクから「My Privacy」の項目のチェックボックスの設定を確認することをオススメします。



一番上の項目の「Let friends see my phone number and email address」の項目がONだとFoursquare上のFriendには自分の携帯電話番号とメールアドレスが見える状態になるので、意図的に公開しているつもりが無い人はこのチェックボックスをオフにしましょう。


利便性とのトレードオフなので、Twitterぐらいのつながりの相手からでも気軽に電話を受けたい、メールも受け取りたいという人はもちろん、オンのままでOKです。


TwitterFacebookmixi)のように、それぞれ異なるつながり方、つながりの重さを持ったソーシャルグラフを一括Friend Requestのような形で別の新サービスに流用する場合、そのサービス上のプライバシー情報の公開設定と流用したソーシャルグラフのバランスがあっているか見直す必要がある、ということですね。


かくいう自分がしばらくずっと公開設定のままだったわけですがw

OpenID Connect


OpenID Foundationのboard memberも務めているChris Messinaさんが、"OpenID Connect"という新しい仕様をブログで発表していました。年末にFacebookが発表していたOAuth WRAP(OAuth / OAuth WRAP)に続きここに来てIdentity界隈が盛り上がってます。


http://factoryjoe.com/blog/2010/01/04/openid-connect/


まだ具体的な仕様までには言及しておらず概念を説明しているだけのようですが、認証に特化したOpenIDと、認可を行うためのOAuthの間を埋めるような仕様になりそうです(たぶん)。


OpenID、OAuthとそこそこ使われ始めているものの、Facebookは独自でガンガンFacebook Connectで行っちゃうし、TwitterOpenIDじゃ認可ができないのでゆる〜いOAuthで同じくガンガン突き進み、気がついたらこのOpenID以外の2つの技術が伸びてきていたという流れが、少なからず変わることになるのかもしれません。


原文ちゃんと理解できていなかったりするので、あと3回くらいちゃんと読みなおしますががきっと残念な感じになりそうなので@ritouの解説などを待ちたいと思います。


フレックス万歳!