2012-02-23
第248話 ショートショート 07
★青空スター
チャン・グンソク「(パシャッ!)…ふう、これでええわ」
ユナ「どないしたん、寿司の写真なんか撮って? 食品サンプル製造業にでも転向する気でっか?」
グンソク「違うのよお。ボクが日本で、食べたいものに対して”蒼井そら”って答えた件についていろいろ言われてるから、
”本当は寿司って言いたかったんや”てツイートしようかな思うて」
ユナ「ああ、例の件か。そんで、ホンマに”寿司”って答えたんでっか?」
グンソク「インタビューの時? ううん、ちゃんと”蒼井そら”って答えたわよ」
ユナ「(ずる)ほんならなんで今頃訂正を?」
グンソク「だって、ボクってオレ様キャラがあるでしょ? キャラを守るのも結構大変なのよ。
この時だって”蒼井そらとは、さすがグンソク。キム・ハヌルに続いて空の連続食いか? 何処までも空の似合う韓国の青空スター”
みたいな記事になるか思うたら、AV女優のことばかり話題にされてさ。ボクのおもわくと全然違っちゃったのよ」
ユナ「(呆)”明星”か”スター千一夜ー”やない限り”青空スター”ゆう表現はせんでしょう」
グンソク「そおかしら? まぁそんな訳で、ヘンなイメージがつかないように訂正しとこう思うてね」
ユナ「そんで先輩はホンマに蒼井そらが好きなんでっか?」
グンソク「う〜ん、昔はよくお世話になったけど、今は同じアオイでも”葵つかさ”の方が使用頻度が高いわね」
ユナ「はぁ、なるほど。誰やら知らんけど、ウチじゃなくてよかったっす」
グンソク「なに言ってんの。あんたみたいなペチャパイ、ハナから相手にしないわよ」
ユナ「ふん、そいつぁどおも(あー、オカマキャラの女好きっていらいらするわ)」
★図解三姉妹
イ・ジュンギ「(ズイ)わかるわー、ボクも伊藤つかさ、大好きなのよ。入隊中はロッカーに写真貼ってたくらいよ」
ユナ「わっ、びっくりした!」
グンソク「ジュンギ先輩! どうしてこんなところに?」
ジュンギ「除隊してからいろいろ出演のオファーがあってね、ユンホカラーからも話があるってゆうから来てみたの」
グンソク「それは奇遇ですね(きゃぴ)」
ジュンギ「ねえ(きょぴ)」
ユナ「…(てか、こいつもオカマキャラなのかよ)」
グンソク「それはそうと、ボクがゆうてたのは葵つかさで、伊藤つかさはAV女優やありまへんよ」
ジュンギ「そうなん? ボクてっきりそうだとばっかり。毎晩お世話になってたのよ」
ユナ「(伊藤つかさの事務所から怒られるて)」
ジュンギ「ああ、つかさのこと考えたら、今でもジュンてなっちゃうわぁ」
ユナ「…へ? 男の人もジュンてなるんでっか?」
ジュンギ「当たり前やないの。(図解)男のここから通称ガマン汁ゆう奴が…」
ユナ「ほえー(興味津々)」
グンソク「あら、先輩、可愛い。ボクのなんか(図解)これくらいはありますよ」
ジュンギ「や、やーね、ちょっと縮尺間違えただけやないの。ホンマは(訂正)これくらいあるんやから」
グンソク「それはいくらなんでも誇張しすぎやわ」
ジュンギ「嘘やないモン」
グンソク「そんな大きなモノを受け入れるお尻はありまへんよ」
ジュンギ「(ムキーッ)お尻ちゃうもん。ボク、オカマやないんやから」
グンソク「ええー?」
ジュンギ「あんたが驚かないでよ!」
ユナ「まぁでも大丈夫やないですか。(図解)ウチのはこれくらいありますからね」
グンソク「(ぴゃー)女の子がそこを書いちゃダメ。引くわ」
ジュンギ「しかもでかく描いちゃったし」
ユナ「そ、そうなんですか?(奥が深いなぁ、図解の世界って)」
★百花繚乱
スマン「現はまさに我が世なり。もはや藤原も源氏も敵ではない」
ヨンミン「御意。平家にあらずんば人ではござりませぬ故」
スマン「ほっほっほ。この京に咲き乱れる花々の美しきこと。これら全て平氏かと思うと、これまでの戦、無駄ではなかったのお」
クッキーマン「おおせながら清盛様、その花の中には源氏、また藤原氏のものもござりまする」
スマン「なんと、あの美しき花が平のもののみではないと申すか?」
クッキーマン「御意。あれなるはMissA。源氏の八郎が娘らでござります」
スマン「うーん、さすが鎮西八郎為朝。雁回山に封じてなお、驚くべき矢を放って参るものじゃ」
ヨンミン「為朝、手の筋を切られてスジを残すなんちゅうてね(笑)」
クッキーマン「平安時代のギャグはまず読者に通用しないと思いますで」
ヨンミン「詳しくは『椿説弓張月』などを参照にされたし」
スマン「まぁ花は多ければ多いほどよいわ。この平家が中央で、一際大きく咲き誇る限りはな」
ヨンミン「それはもお、間違いござりません」
クッキーマン「と申しましても、咲き乱れる花は、それぞれ色も香りも違うもの。それ故に飽きずに眺められるのでございます」
スマン「そのようである…(くんかくんか)おお、このむっちりした香りはユリたんやな。あ、これはソヒョンたんや、ごっつええ匂い」
ヨンミン「あ、えーなぁ。ワシもやろっと…(くんくん)おっと、このアメリカンな香りはパニたんや」
クッキーマン「ではそれがしも…うっ、なんやこの鼻がもげそうな香りは…」
JYP「(ぷっすー)ワシのおならデース(クスクス)」
スマン「お、おのれ、源八郎為朝! う、く、くっさー(ばったり)」
ヨンミン「驕る平家は久しからず…(バタン)」
★スランプ
テヨン「(むかむか)おのれ、スジの奴め。このウチを投げ飛ばすとは許さん!」
ソニ「まだ、ゆうてるん?」
テヨン「かつて全州のヒットガールとゆわれたウチのプライドを傷つけた罪は重いで。
奴をMVの通りに包帯ぐるぐる巻き、初登場時の綾波レイみたいにしてやらにゃ、ウチの気がおさまらんのじゃ」
ソニ「まぁまぁ。今日は『ガオン・チャート・K−Popアワード』の司会やろ。大仕事の前なんやから、おとなしくしとけって」
ユナ「そうやで。(図解)いきりたったモノはズボンの中に納めて」
テヨン「むっきーっ! エロい画ばっかり描いてるんじゃねえ(蹴りっ!)」
ユナ「わひゃ(避け)」
ガッキーン!
テヨン「うがぁあああっ! あ、足が…足の指がぁ…」
ユナ「あ、ごめん。ウチが避けたばっかりに柱の角につま先ぶつけたんやね。(図解)足の小指がこっち向いてもうた、わはは」
ソニ「今までこんなことなかったのに…スランプやなぁ」
ユナ「自分が包帯ぐるぐるになったりしてな(笑)」
テヨン「く、くやしい…」
2012-02-19
第247話 ショートショート 06
★祝祭
戒名:喜劇院海之王子禿頭居士
坊さん「観自在菩〜薩 行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空〜」
司会「弔電は以上でございます。それではご遺族の方から順番に、ご焼香をお願いいたします」
がたがた
スヨン「げー、ウチ、仏式の葬式なんか初めてやから、焼香の仕方なんか知らんわ」
ティパニ「前の人と同じにしたらええんや。さ、行くで」
しずしず
一同「むにゃむにゃ」
嫁「わざわざこんな田舎までお越しいただいて、ありがとうございました(ふかぶか)」
テヨン「いやー、ウチは実家の近くやから。えへへ」
ソニ「こんな席で笑うなよ」
ジェシカ「(ぺこり)この度はウチのせいでとんでもないことに…」
嫁「とんでもありません。そちらはお仕事をなさっただけ。主人の肝が小さすぎたんですわ」
ジェシカ「そうはおっしゃいましても…」
嫁「以前からアホな人やとは思うてましたが、まさかポッポくらいでショック死するほどアホとは思いまへんでした(嘆息)。
ささ、最後ですから顔見ていってやってください」
ジェシカ「へえ(気ぃ進まんけど仕方ない)」
そー
ジェシカ「うわー(ブッサイクな死に顔やなぁ。広いおでこが土色でキッチョイし。ウチ、なんでこんなおっちゃんが好きやったんやろか?)」
ハラハラ…
嫁「ああ、こんなアホのために泣いてくれるなんて、優しい娘さんやわ(うるる)」
ジェシカ「なんだか哀しくなって来ちゃった。可哀想…(自分自身が)」
ハラハラ…うるる…
ミョンス「…(死んでも死に切れんわ、ボケ)」
★スピード
ユリ「ただいまー」
ヒョヨン「おお、お帰り。どないやった。久々のドラマ撮影は?」
ユリ「やっぱええなぁ、あの緊張感。”ああ、ウチって生まれついての女優やなぁ”、て思うたわ」
スヨン「けっ。そんなやから本業の歌がイマイチなんじゃ」
ユリ「ん? なんか牛がやさぐれとるけど、どないしたん?」
ソニ「あいつ、結局、ドラマ降板したんよ」
ユリ「マジで? 初めてのヒロインやゆうて、えらい張り切っとったやん」
ジェシカ「やっぱケーブルはあかんな。制作側がタコばっかりで、スケジュールが押しまくり。
主要な俳優がみんな降りたから、スヨンも降りざるを得んよおなったんやて」
ユリ「ぴゃー、それはそれは。全然、制作の『スピード』が足りへんかった訳やね(笑)」
全員「うまい! さすがNY帰りは冴えてるな(笑)」
スヨン「…自分らみんな死んでまえ(ぐすん)」
★大艦巨砲
カツカツカツ…
可愛い男の子「あ、少女時代のソニさんや(ぽー)」
綺麗な男の子「ホンマや! あにょはせよ」
モムチャンな男の子「あにょはせよ!」
モデルみたいな男の子「あにょはせよ!」
ソニ「…? はぁ、こんにちは」
…
ソニ「(がちゃ)なぁなぁ、事務所の入り口に美形の男の子が仰山おるけど、あれなに?」
クッキーマン「ああ、あれは新人候補や」
ソニ「新人? 練習生やなく?」
クッキーマン「あの子らはみんな、金剛山の奥にある”EXOの穴”で稽古して来た練習生やで。これからEXOのメンバーに残れるかどうか、最終審査があるんや」
ソニ「ひゃあ−、”北”やんか。ちゅうか”EXO”てまだメンバー増えるん? 一体何人グループにするつもりや?」
クッキーマン「当初は”K”と”M”でふたりづつの予定やったんやけど、優秀な子が多くて絞り込めなくてなぁ。最終的には108人くらいになるんちゃうか?」
ソニ「水滸伝かよ(呆)」
クッキーマン「そやかて自分らやスジュが売れすぎるから、世界中からアイドルを目指す子がオーディションを受けに来るんやもん。たまに昼の稽古場覗いて見れや、逸材の宝庫やで」
ソニ「どひゃー。そんなことになってるん?」
クッキーマン「女の子はもっと多いで。この秋にデビューする少女グループなんか、35500人組やし」
ソニ「東京マラソンか! アイドルだけで東京ドーム満杯なるわ!」
クッキーマン「そのうちアイドルの数がペンの数を上回ったりして(わっはっは)」
ソニ「笑てる場合か!(とりあえず”EXO”の数減らせよな)」
★ショー・ショー・ショー!
テヨン「あにょはせよ、今日からウチらがこの『ショー! 音楽中心』の新MCを務めることになりました。
あ〜、ウチはデビューの時からこのときを待ってました。夢のようですわ」
ソヒョン「ウチも、ウチも」
テヨン「さぁ今週の1位は誰なんでしょう? とっても楽しみですね」
ソヒョン「テヨンさん、この番組はランキング形式やないので1位とかありまへんけど」
テヨン「表向きはね」
ソヒョン「…?」
…
テヨン「とゆう訳で今週の『ショー! 音楽中心』もそろそろおしまいです」
ソヒョン「指名手配しましたので、来週はティパニさんも一緒に3人MCでお送りしまーす」
テヨン「あなたにとって、今週の1位は誰でしたか?」
…
PD「あの子はさっきからなにをゆうとるんや? ランキングはないと、来週こそ言い聞かせろや」
ばたーん!
AD「た、大変です。番組開始から局の電話がずっと鳴りっ放しで」
PD「ええ? クレームか?」
AD「いえ。”今週の1位はテヨンたんや””テヨンたんが1位に決まっとる!”と口を揃えて…」
PD「(ずる)そおゆうことか…ま、負けたわ」
…
テヨン「ショー・ショー・ショー!(にっこり)」
※祝祭…葬式を祝祭と書いたのはイム・グォンテク監督の映画『祝祭』(1996年)から。
映画の祝祭も葬式が舞台で、さまざまに問題を抱えた人々が、祖母の葬儀で久しぶりに田舎へ帰り、
そこで和解したり葛藤の解決を見る。再生のドラマ。
アン・ソンギ、オ・ジョンテといったグォンテク作品の常連が出演している。
※EXO…SMEの新人ボーイズグループ。
2011年末からデビューがささやかれ、次々とメンバー公表、ティーザー公開が繰り返されているが、
未だに最終メンバーや構成はわかっていない。
当初は韓国向けEXO-Kと中国向けEXO-Mで、合わせてせいぜい4〜6人程度だろうと予測されていたが、
2012年2月18日の段階で、すでに11人のメンバーが発表されている。
噂に反してスーパージュニアを超える大型グループとなりそうだ。
※MBCの音楽番組『ショー! 音楽中心』のMCは、
2011年10月15日からティファニーとユリが1年3ヶ月ぶりに復帰し、お茶の間奥様コンビとして親しまれてきたが、
ユリがドラマ出演のため離脱。2012年2月17日から新MCとしてテヨンとソヒョンが加わった。
ただし、この日はティファニーがイギリスで行われるバーバーリーのファッションショー出演のため不在で、新人ふたりによるMCとなった。
が、もともと場数を踏んでいるふたりのこと、まったく問題なくMCをこなしていた。
2012-02-17
ミニそにょ50
JOO『기대했단 말야』(SBSドラマ『サラリーマン チョハンジ』OST)
わし「うう…ええ歌や(涙)」
JOO「なになに? おっちゃん、ウチの新曲、聴いてくれてんの(喜)」
わし「おお、聴いとるとも。Youtubeでな」
JOO「(がく)ちゃんと音源買えや!」
わし「んなことゆうたって、ワシが覗いたサイトじゃもお品切れになってたんやもん」
JOO「ホンマ? そんなに売れてるのかなぁ」
わし「ランキングは3430位やったけどな」
JOO「ずるっ」
わし「韓国のランキングで3000位台て(笑)。5枚くらいしか売れてへんのやないか?」
JOO「なわけあるかい。ウチひとりで20枚は買うたもん」
わし「それはそれで哀しいな」
JOO「ふん」
わし「それにしても、自分、また歌上手くなっとるやんけ。この曲にしても、ドラマの内容知らないのに思わず涙が出てきたで」
JOO「そうやろ?(喜) ドラマと併せて聴いたらもっと感動するで」
わし「まぁイ・ボムスは好きな俳優やし、日本でDVD出たらいずれ観よう。
それにしても、せっかくこうして情感込めて歌ってるのに、またドラマで使って貰われへんかと思うと、余計哀しくなって来るな」
JOO「ええー? 『シンデレラのお姉さん』の悪夢、再び?」
わし「だってそんなに深刻なドラマやないんやろ? こんな重い曲、使う局面が考えられん」
JOO「ならなんでウチに歌わせるねん?」
わし「JYPEの営業が優秀なだけなんやない?」
JOO「いややー、歌った以上たくさんの人に聴いて貰いたいー。売れたい−。テレビ出たい−。ミューバンで1位とりたいー!」
わし「無茶ゆうなよ」
JOO「なんで無茶やねん? ウチ、ガールズグループのたいがいのメンボより可愛いし、バストかてあるんやで(ぼよーん)」
わし「そうはゆうても…うーん、”存在の耐えられない地味さ”ゆうか、スターとしての華がない」
JOO「ガーン!」
わし「いっそ、ハンサムスーツ買うたらどう?」
JOO「ハンサムスーツならデビューの時からずっと着とるわ。それでも売れへんねん」
わし「…不憫な子(涙)」
JOO「ふん。同情するなら人気をくれ!」
※JOOにはたくましく生きていって欲しいと思います。
2012-02-16
第246話 ショートショート 05
★ハンサムスーツ
クッキーマン「(パンパン)はーい、全員集合!」
スヨン「なんやねん、貴重な練習時間を邪魔すんなや」
ジェシカ「ホンマや。日本で出すシングルの音源がやっと上がって来たゆうのに」
ティパニ「みんな個別活動で、こんな夜中にしか一緒に振り付け練習出来へんことくらい知ってるやろう」
クッキーマン「その日本から音源と一緒に新型スーツが届いたんや」
テヨン「スーツ?」
ソニ「作者の大好きなリクルートスーツ?」
ユナ「モビルスーツ?」
ソヒョン「シャア専用ゲルググ?」
クッキーマン「日本からゆうたら”洋服の青山”に決まっとるやろ」
ジェシカ「…ああ、ハンサムスーツか」
クッキーマン「今回はVersion_8.1.87からVersion_8.2に大幅アップデートや。えらい美人になるでぇ」
ユナ「マジで(笑)。今でさえクレオパトラを超えとるのに?」
ティパニ「美人になるのは嬉しいけど、カムバックの度に”整形した”ゆわれるのは鬱陶しいなぁ」
テヨン「成長や、成長」
クッキーマン「とにかく今までのスーツは脱いで、新しいスーツに着替えてや。フィッテングに問題があったらすぐ青山で調整して貰わにゃあかんから」
全員「はーい」
脱ぎ脱ぎ
クッキーマン「(チラリ)うっひゃー、スーツ脱いだ姿久しぶりに見たけど、揃いも揃って不っ細工やなぁ。
ハンサムスーツがなかったら、なんでこんな奴らがアイドルやってるのかわからへんわ」
蒸着!(シャキーン)
全員「わー、めっちゃ可愛くなってる〜(喜)」
クッキーマン「不具合があったらすぐゆうんやで」
ヒョヨン「ウチ、いっつもスッピンの方が美人のような気がするんやけど。ウチだけブスーツなんやないか?」
クッキーマン「またか。…大丈夫、ちゃんと美人になってるわ」
ヒョヨン「ホンマにぃ? 信用出来へんなぁ。試しに今度、スッピンでテレビ出てみようかな」
クッキーマン「わー、それだけはやめてくれ(毎度こいつの美的センスは理解出来んな)」
★青春不敗2
ソニ「網の修繕終わったで。次、持って来てや」
エンボ「はーい!」
BOOM「スンギュはなんでも器用にこなすな(感心)」
ソニ「最近、休みの日に古民家の再生を手伝ってるんや」
イ・スグン「自分、もっとチャラチャラした奴かと思うとったが、そうでもないんやな」
ソニ「…(ぺこり)」
ボラ「スンギュねえさん、しぶーい。瑛太みたい」
ヒョヨン「うわべだけやって」
イケメン漁師「そろそろ休憩しませんかぁ」
ソニ「うぴゃー、キミ、カッコウィーね!(しびっ)」
ボラ「…慎吾やった(がっくり)」
★スジVSウンジ
APink「うきーっ!(どったんばったん)」
ばーん!
IU「暴力撲滅ーーー!」
チョロン「ア、アイユ…ウチらの楽屋に何の用や?」
IU「いま喧嘩してたでしょう? まったくちょっとしたことで諍いばかり。少しはおとなしく出来へんの?」
ナウン「べ、別に喧嘩なんか…」
IU「嘘つけ。目に余る暴力は、ウチが校内暴力撲滅広報大使の名にかけて、力尽くで排除するぞ」
ウンジ「矛盾したこと言ってんじゃねえ!」
スジ「あ、一部でアイユねんさんより歌が上手いと評判のウンジさんや」
IU「そんな評判大嘘や。適当なこと抜かすとタダじゃすまさんぞ!」
スジ「す、すんまへん」
IU「自分は余計なことゆわんと、こいつをギャフンとゆわせたらええんや」
スジ「へえ。それではウンジねえさん、ギャフンとゆうていただきます(ふんっ)」
ウンジ「わ、なにすんねん!(がっしぃ)」
IU「ぴゃー、あのスジの当たりを受け止めた(驚愕)」
ウンジ「そっちがやる気なら、遠慮せんぞ。この太ももは伊達やないで。なにより釜山の女として、全羅道出身者には負けられん」
スジ「うぐぐぐ(ギリギリ)」
ウンジ「くく…(ギリギリ)」
ボミ「ご、互角…、ふたりの力はまったく互角や」
IU「大足VS太もも対決やな」
ピシッ
ユギョン「わー、ビルの壁にヒビが…!」
ハヨン「拮抗するふたりのパワーをビルが受け止められなくなってるんや」
チョロン「このままやったら、建物が崩壊する!」
IU「仕方ない、ウチも加勢するで」
ぺちん
スジ「へ? ねえさん、なにやってるんでっか?」
IU「後ろから押してやってるんやけど」
スジ「そんなんなんの足しにもなってまへんて」
ナムジュ「ねえさん、体力ないからなぁ」
ウンジ「隙あり!(うりゃっ)」
スジ/IU「わーっ(くるくる)」
ナウン「むしろマイナスやったみたいや」
スジ「あかーん。もお、コンビ解消させてもらうわ」
★アイユVSルナ
f(x)「うきーっ!(どったんばったん)」
ばーん!
IU「暴力撲滅ーーー! 暴力は力を持って排除します」
エンボ「わ、噂の校内暴力撲滅広報大使や」
IU「APink相手には微妙な勝負やったけど、f(x)になら勝てる気がする」
スジ「そうかなぁ」
ルナ「話は聞いてるで。自分、ウンジの太ももがなんと呼ばれてるか知ってるか?」
IU「競輪選手の太股?」
ルナ「半分正解。競輪界ではあのくらいの太さを”ルナ級”ゆうんや。つまり、ウンジの太もものオリジナルはウチ。スジに負ける要素はない」
スジ「どき…(不安)」
IU「気弱になるなって。自分は最強や、どーんとぶちかませ」
スジ「そ、そやけど…」
ルナ「おっと、このビルを壊す気はウチもないんでな。ここはひとつ、暴力なしで勝負しようや」
IU「ほお、一体なんで勝負する気や?(歌か? 確かにルナは若手いちとゆわれる歌唱力の持ち主やけど、可憐さを併せ持ったウチの歌唱にはかなうまい)」
ルナ「勝負は”女度”や」
IU「お、女度?(がくっ) 自分、そのルックスでウチに勝てるとでも?(わはは、こいつアホや)」
ルナ「負ける勝負はハナからせんわ(にた)」
IU「強がってもあかんで。眼の大きさもさして変わらんやないか」
ルナ「ルックスにこだわるのが子供の証拠。ウチはもおポッポ済みなんやで、高校の時にな(ばーん!)」
IU「ポ、ポッポ…まさか」
ルナ「ケーブルテレビやから意外に知られてないけど、『コ・ボンシルおばさんを救え』でキュジョンにいさんとブッチューしたもんね。そやから女度は自分より遙かに高いんじゃ」
IU「ま、まだ20歳なのに…」
ルナ「もお20歳や。ポッポを知らん自分なんぞ、まだガキ。なに広報大使か知らんけど、子供が大人の諍いに口出しするんじゃねえ!(バーン)」
IU「うう…(がっくり)」
スジ「ね、ねえさん(おろおろ)」
ビクトリア「レベルの低い争いやなぁ(呆)」
★子供VS大人
ビクトリア「レベルの低い争いやなぁ(呆)」
ティパニ「(じゃーん)その通りやな」
全員「ぱ、パニねえさん」
ティパニ「ポッポひとつで勝った負けたと大騒ぎしとるうちはホンモンの女とは言えんな」
ルナ「ホルモンの女?」
ティパニ「チエちゃんじゃねえ! 茶々入れるな!
子供と女の境界線、それはポッポやなく(ピー)したかどうかなんだよ! なぁビクねえ?」
ビクトリア「それはそうやね。なにか大事な物を失って初めて人は大人になれるんや」
IU「そやけど、ウチまだ高校卒業したばっかりでっせ」
ティパニ「そんなことゆうとるからポッポも出来へんねん。(ぱさっ)これを見ろ!」
http://www.dmm.co.jp/mono/dvd/-/detail/=/cid=1star334/
ルナ「こ、これは…?」
ティパニ「アダルトビデオや。自分らと同じ平成5年生まれ18歳(日本年齢)のな」
IU「ひえーっ」
ティパニ「自分らぐらいの歳なら、もう(ピー)は当たり前なんじゃ。身体ひとつで稼ぐし、人前で(ピー)するのも平気なのが普通。
ポッポの話程度で赤面するようなガキのくせに、大人の世界に干渉するんやない。肩書き通り校内だけ見張ってろや!」
IU「うう、負けた…」
ルナ「ウチも(ピー)はまだやし…負けたような気分や」
ティパニ「ふん、結局最後に勝つのは少女時代なんやって」
クリスタル「少女時代て、やりまくり集団やったんか…(呆)」
★シンドン
♪シ〜ンドン! シン・ドンヒ一家の引っ越しレポート〜
・シンドン「横浜市、ナリ原理恵の作品。良い妻の場合」
良い妻「あなたぁ、引っ越しの準備は私が全部やっておきましたわ…な!」
観客「きゃー」
シンドン「”な!”は長江健次の台詞でしょ」
良い妻「おーみーごーとー!」
シンドン「自分で褒めたらアカン。はい、次」
・シンドン「普通の妻の場合」
普通の妻「失敗したら別れるで」
シンドン「そ、それ、普通の妻の台詞?」
・シンドン「悪い妻の場合」
悪い妻「なぁなぁ、兵役行って死ぬ前に、もっかい子供の頃の貴乃花やってくれよ」
シンドン「あどでー、ぼぐでー…って、もおマッシュルームカットじゃねえよ! てか、死ぬ前ってなんじゃい!」
悪い妻「シンドンの魅力は財産だけやから」
…ややうけ^^
※ハンサムスーツ…森3中大島の旦那で放送作家の鈴木おさむ原作による映画。正式には『ハンサム★スーツ』と星が入る。
まだ新人のころの佐々木希が出ている。
2012-02-14
第245話 アジョシ仮面マン PART.03
わし「スヨンさん、誕生日おめでとうございました!
さて、今回の関西ソニョシデはぁ…」
スヨン「ヒョヨンの時と同じかい(がくっ)、もっと祝え!」 ※第189話参照
わし「(無視)女子アイドルの敵か味方か、アジョシ仮面マン、その第3回ですー。パチパチパチ」
スヨン「いつかロバのフン食わせてやるからな」
アジョシ仮面マン「待てーい!」
ユンゴン「わ、何者や?」
アジョシ仮面マン「ユンゴンこと歌手のヤン・チャンイクやな。
貴様、ワシらの大切なマンネ、ソヒョンたんとデュエットするなんぞ100年早いんじゃ。成敗してくれる!」
ユンゴン「ええ? そやけどソヒョンちゃんも機嫌よう参加してくれたのに」
アジョシ仮面マン「それが気にいらんのや。ソヒョンたん、ワシとのデュエットの時はえらい事務的やったくせに…(ぶつぶつ)」
ユンゴン「その声…? まさか自分、熊テ…」
熊テウアジョシ仮面マン「おっと詮索は無用。この仮面を被った以上、先輩も後輩も関係ない。覚悟しさらせ!」
ユンゴン「わーっ」
声「お待ちなさい!!」
アジョシ仮面マン「(ピタッ)な、なに奴?」
IU「(すっ)ご存じ、国民の妹アイユです」
ユンゴン「アイユ? 歌手の? …と、とにかく助かった」
アジョシ仮面マン「な、なぜアイユたんがこんなところに?」
IU「ウチは2月10日付をもって校内暴力撲滅広報大使に任命されました。
このウチの前ではいかなる暴力も御法度です」
アジョシ仮面マン「撲滅すんのは校内暴力やろ? ここは学校でもなきゃ、口の中でもない。天下の公道や。引っ込んでおいて貰おう」
IU「社会は人生を学ぶ場。すなわち何処であろうと学校であることに代わりはないのです」
アジョシ仮面マン「へ理屈ゆうんやない。さぁ、危ないからどいてろ。さもないと、ユリたんの5割引き程度に可愛い顔に傷がつくぜ」
IU「口で言ってもわからないようですね。仕方ない(パチン)」
女「お呼びですか?(ぬぅ)」
アジョシ仮面マン「わっ、用心棒か? 自分、暴力反対ゆうたやないか?」
IU「うふふ、毒をもって毒を制すってこともあります。言っても判らないおパボさんには、その方が手っ取り早いかも」
アジョシ仮面マン「この野郎、タンクポリスみたいなこと言いやがって…」
IU「やっておしまい!」
女「承知しました(ズイッ)」
アジョシ仮面マン「わーっ。ま、待て、話せばわかる」
バキーン!
アジョシ仮面マン「どっひゃーーー!(くるくる、ぼかーーん!)」
ユンゴン「すげえ、あの大男が一発で飛んでった」
IU「ではユンゴンにいさん、ご機嫌よう。くれぐれも暴力はあきまへんよ」
ユンゴン「へ、へえ(こくこく)」
IU「うふふふ、うふふふ、うふふふ…」
ティパニ「なぁなぁ、聞いた? 熊テウにいさんが交通事故で緊急入院やて」
ユリ「マジで? だいぶ悪いん?」
ティパニ「幸い一命は取り留めたけど、全身の骨がバラバラなんやって」
テヨン「ぴゃー、ダンプとでもぶつかったんかいなぁ」
ユリ「自分がどついたからやないの?」
テヨン「なんでウチが熊をどつかなあかんねん。ウィリー・ウィリアムスかよ」
ソニ「(ぷっ)いちいちゆうことが古いねん」
ティパニ「仕方ないがな。全州は電波が届くのが遅くて、今頃猪木の全盛期やねんから(笑)」
テヨン「30光年も離れてへんわい。貴様、昔泊めて貰うたくせにバカにするんじゃねえ(がおーっ!)」
ティパニ「おお、やだやだ。すぐに暴力で解決しようとするんやから」
テヨン「貴様の顔、自慢のケツと区別がつかんくらい腫れ上がらせてやろか」
バーン!
IU「そんなことはこの校内暴力撲滅広報大使のアイユが許しません!」
テヨン「むっ?」
ソニ「なんや自分、人の宿所に堂々と入って来やがって、どうゆうつもりや」
IU「暴力撲滅です。なにかとゆうと殴り叩きを繰り返すねえさんたちやから、巡回に来てみれば、さっそくの暴力沙汰やないですか」
テヨン「まだなんもしてへんわ」
IU「そやけど、どうせやるつもりやったんでしょ? パニねえさんのほっそい眼が潰れるくらい殴る気やったんでしょ?」
ティパニ「自分に眼の大きさを指摘されたくない」
テヨン「邪魔するなら、貴様から先に眼ぇ失くしてやってもええんやで」
IU「おっとっと(パチン) スジ?」
スジ「(ぬぅ)お呼びですか?」
IU「この者たちから暴力を排除なさい」
スジ「承知しました」
ソニ「わっ、スジや。こいつはあかん。マジで強いで」
ヒョヨン「『青春不敗2』のロケでコテンパンにやられたもんなぁ」
ソニ「いくらなんでも靴のサイズが28.5もある女には勝てへんわ」
テヨン「アホか、この世にウチより強い生物はおらん!(ムキムキ)」
ジェシカ「おお、背中が鬼の貌(かお)になってる」
テヨン「あの世に行って後悔せえ!」
ソヒョン「ふ…(ツン)」
テヨン「(カクン)お、わっ、たっ」
スジ「ぬん!」
ばちこーーーん!
テヨン「うぴゃー(くるくる、どーん!)」
ジェシカ「わーっ、テ、テヨンが!」
テヨン「きゅうう(ピヨピヨ)」
IU「うふふ、だから言ったのに」
ティパニ「ア、アホな。ウチら主役やぞ。主役をやっつけるなんて、ゼットンか戦闘獣か、いずれにしても掟破りな」
ソニ「自分も古いやないけ(呆)」
IU「(ふん)ウチらが主役になれば掟破りやありまへんよ」
スジ「そうやそうや。80年代生まれなんかもはやアイドルやない。これからはウチら90年代生まれの時代や」
ソヒョン「その通り。アイユ、スジ、よおやった」
テヨン「ソ、ソヒョン…ウチの膝の裏ツンてしやがったのは貴様やな。…はっ、まさか、ハナから陰で…」
ユリ「うそーん」
ソヒョン「(かっかっか)おねえの時代は終わったと、人気投票で負けたときに気付くべきやったな」
スジ「所詮暴力でのし上がった奴の末路なんてそんなもんですわ」
テヨン「むかつくー。腹いせに異人館通りのレストランに火ぃつけてやる」
ソニ「シャレにならんからやめろ」
IU「それでねえさん、どうやって暴力のない世界を実現しますん?」
ソヒョン「そうやなぁ、とりあえず大都市の水道施設に向精神薬を混入させた上で、ウチらのMVをサブリミナル仕立てにして洗脳するか?」
スジ「それはええですな。少女時代とアイユねえさんとMissAのMVやったらアジア中が見とる。すぐ洗脳出来ると思います」
スヨン「さては自分ら、暴力撲滅と言いながら、実はテロを画策してやがるな」
ソヒョン「それがどおした。アイドルは常に非暴力のテロリストや」
スジ「おお、名言ですね」
IU「さすがソヒョンねえさん、他のアホなメンバーとは違いますな」
ユナ「あのー、ウチも90年生まれやけど仲間に入れてくれへん? 500ウォンやるさかい」
ティパニ「あ、裏切った」
ソヒョン「こうゆう女が一番信用出来へん。ドタマかち割ってロボトミー手術してやる」
ユナ「ぴゃー、お助けー」
ばーん!
アジョシ仮面マン「待てーい!(よろよろ)」
IU「ん? テウにいさん、病院で寝ていたはずじゃ…」
スジ「そんな身体で、まだやる気でっか?」
アジョシ仮面マン「いや、もお暴力はええ。そやけど、今回のタイトルは『アジョシ仮面マン PART.03』になっとるのに、ワシ全然活躍出来へんやん。
そこんとこ、どお落とし前つけてくれるんや」
IU「そんなん簡単ですわ。これをこうやって…(サラサラ)」
第245話 アジョシ仮面マン PART.03
第245話 終わりなき平和
IU「ね?(パチン)」
アジョシ仮面マン「そ、そんなシュールな…(がく)」
ソヒョン「とにかく、ここにいる奴からみんなロボトミーしちゃおう」
全員「ひーえーーーーー!」
ナレーション「こうして世界には終わることのない平和が訪れたのだった。ありがとう、ソヒョン。ありがとう、アイユ。ありがとう、ペ・スジ」
スヨン「夢オチよりひどいわ(呆)」
※元Brown Eyesのメンバーでシンガーソングライターのユンゴン(本名ヤン・チュンイク)が、2012年2月13日に少女時代のソヒョンとデュエットした新曲『Don't say no』をリリースした。
同曲は発売と同時に主な音源チャートで2位に急浮上した。
ソヒョンとユンゴンのコメント
YoonGun&SeoHyun『Don't say no』
おまけ:事務的なソヒョン(笑)
Kim TaeWoo feat. SeoHyun『愛の雨』
※IUは校内暴力撲滅のため警察庁広報大使に任命され、2012年2月10日の任命式に出席した。
前年前までなら判るが、なぜ高校を卒業して社会人になったばかりのIUを校内暴力撲滅大使に選んだのかよく判らない。
どうせIUもすぐドラマでポッポしちゃって学生らしくなくなるに決まっているのに(偏見)。
※タンクポリス…士郎正宗の漫画『ドミニオン』に登場する架空の武装警察”警察戦車隊”のこと。
主人公尾崎レオナが搭乗する小型戦車ボナパルトがめちゃ可愛い。
何度かアニメ化されているが、これは最初期のタツノコ版(のイギリス版)OP。
オリジナルでは少女時代の大先輩、少女隊が主題歌を歌っている、
少女隊『チェリームーンで踊らせて』
バブルの香りプンプン(笑)
※2012年2月11日に放送されたKBS2のバラエティ『青春不敗2』で相撲大会が行われ、MissAのペ・スジが並み居る強豪を投げ飛ばして優勝した。
この時、傍で見ていたブームはスジに「スジの足、デカッ!サイズが28.5センチくらいある!」と言い、イ・スグンも「光州から来たデカ足!さすが!」などとからかった。
※『終わりなき平和』(Forever Peace)…アメリカの作家ジョー・ホールドマンのSF小説(1997年)。ヒューゴー賞、ネビュラ賞、キャンベル記念賞受賞。
日本では創元SF文庫から刊行されている。
作者には1974年に『終わりなき戦い』(The Forever War)と言うハインラインの『宇宙の戦士』と並ぶミリタリーSFの傑作があるが、その続編ではない。
しかし、テーマは共通するところがある。
『終わりなき戦い』では、浦島効果によって文字通り何十年も何百年も続く戦争を生き抜いた主人公が、ラストで訪れた平和によって己の戦いの意味を考えさせられるし、
『終わりなき平和』では逆に、戦争を避けるために人類全体の恒久的な平和を選ぶしかなかった主人公が、その平和を受け入れられない。
適当に喧嘩して適当に仲良く生きるのが人の本質かもしれないが、社会のスケールが大きくなってくると、そうも言ってられないのだ。
このように個と社会の対立をテーマに人間の本質に迫る作家であるが、娯楽作家としても一流で、そんな小難しいことを考えなくても充分面白く読める。



