関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第429話 ショートショート13

01
ソヒョン「出たっ、記念すべき第429話や!」
ソニ「なにが記念すべきなんや?」
ソヒョン「だって429ゆうたら”死肉”やんか。全世界ゾンビ化、ワールドウォーZを記念して爆弾酒でも飲もうで」
ソニ「くだらん! 笑えるか、そんなオープニングトーク
ソヒョン「ショートショート13(SS13)てのも縁起いいし」
ソニ「やかまし。黙れ!」


02
テヨン「さぁ、笑って笑って」
ヒョヨン/ユナ「にん(^^)」
テヨン「ええでええで〜、チャ・インピョの『憤怒の歯磨き』やぁ」
ピロッ
テヨン「げっ」
ユナ「あ、なんか口から出た」
ヒョヨン「わぁ、なんじゃこりゃー」
ユナ「これはどお見ても線虫のような…(はっ)おねえ、まさか?」
テヨン「ち、ちがう、ウチやない。ウチは寄生虫なんか飼うてないって(汗)」
ヒョヨン「嘘つくな、感染者め。
  これを放っておいたら、ウチら全員また虫下しを飲まされる。ここはなんとしても水際で食い止めるんや」
ユナ「はっ。直ちに防疫班を呼ぶであります! おねえーー、スヨンねえーーー、大変やぁ」
テヨン「あ、こら、裏切り者ーーー(じたばた)」
スヨン「(ふぁんふぁんふぁん)こちらスヨン防疫部隊です。どうしましたか?」
ユナ「テヨンねえの口から、寄生虫が飛び出したんです」
スヨン「なにー!? やっちまったなぁ」
テヨン「ちがうって、誤解やって」
ヒョヨン「これが動かぬ証拠の虫であります。洗面台に張り付いておるのが見えるでしょうか?」
スヨン「ああ、こ、これは…!」
テヨン「ひーん」
スヨン「これはもやしのシッポやないか!」
ヒョヨン/ユナ「えっ?(かくん)」
スヨン「一見似とるけど、これは線虫類やない。落ち着いてよお見てみぃ」
テヨン「そおゆうたら、さっき夜食にもやしそば食うたわ(しーしー)」
ヒョヨン「(しまった)こ、これは申し訳ない」
ユナ「わ、悪気はなかったんや。あくまで少女時代全員の健康を考えて…」
テヨン「それはよおわかっとる。そやけど、すぐ人を疑うのは脳に虫が涌いとる証拠や。いまからたっぷり虫下しを飲ませてやるから覚悟しぃや」
ヒョヨン/ユナ「ひえーーー(がくがく)」


03
ティパニ「(くりくり)へー、T−araがオリジナルメンバーにもどったんやて」
ユリ「オリジナルメンバーて、誰と誰? 何人?」
ジェシカ「ソヨンねえとヒョミンくらいしか記憶にないなぁ」
ソニ「とにかく、やっと売れ出した頃に、事務所が新たなメンボを加えて組織改編に乗り出したんや」
ユリ「売れへんままなら仕方ないけど、せっかく売れ出してからイジルとはどうゆうつもりやねん?」
ティパニ「まぁそこら辺が稀代のパボ事務所ってことやな」
テヨン「そんな余計なことするから、新たに入れたメンボはやめて、もとの黙阿弥。残ったのは醜聞だけ」
ジェシカ「起死回生で出したユニットN4のメンボが3ヶ月で離脱とは、末期症状丸出しや」
ユナ「いじめ事件の影響が少ない日本を拠点に、年内はQBSゆう新ユニットで乗り切るらしい」
テヨン「なんじゃそら? チーズか?」
ソニ「TTSもそう変わらんて(笑)」
テヨン「なんやとー(がおー)」
ユナ「まぁ確かにセンスないな」
ユリ「で、結局、オリジナルメンバーって誰なんやろう?」
ティパニ「さぁ? あそこはデビュー前にすでに構成が入れ替わってたからな」
ソニ「そんなに気になるなら、ヒョミンに訊いてやろうか?」
ユリ「うん。そこまで興味はないけど、ずっと引っかかってるからすっきりしときたい」
ソニ「わかった。(ぽぴぽぴ)」
テヨン「♪ぽぴぽぴぽぴあーん」
ティパニ「いちいち歌わんでええから」
ソニ「よぼせよー。なぁなぁ、ちょいと訊きたいんやけど(かくかくしかじか)…ええっ? わかった、おおおきに(ぷち)」
ユリ「なんやって?」
ソニ「本人たちもいったい誰がオリジナルメンバーなんか、もお覚えてないそうや」
全員「ひえー、さすが稀代のパボグループや」
テヨン「♪ぱぼぱぼぱぼあーん」
ティパニ「やかましい!」


04
スマン「AKBの総選挙てものすごい経済効果らしいな」
ヨンミン「へえ。だいたいペンひとりあたり投票権のついたCDを4〜5枚は買うそうです」
スマン「ぴゃー。ただでさえCD買う国民の日本人が、ひとり4〜5枚も。しかもCDの単価そのものもこっちの倍するし」
ヨンミン「1曲あたりのコストパフォーマンスは大変なものですな」
スマン「う〜む。そんなら少女時代もやるか、選挙?」
ヨンミン「えー、いまさらですか? あからさまに後追いですし、嫌韓連中にまたなんと言われるか」
スマン「大丈夫やって。ワシらは総選挙やなく、グループを二つに別けてやるよって」
ヨンミン「参議院方式?」
スマン「そうそう。最初はソ○とヒョ○ンとユ○とソ○ョンを立候補させよう」
ヨンミン「…誰が買うんでっか、そんなCD?」


05
クッキーマン「通達3号、今年秋のカムバック曲が決まった。今週からさっそく稽古に入るで」
テヨン「おお、やっとかいな。で、曲名は?」
クッキーマン「『自分とウチ』や」
ソニ「は?」
ユナ「『ノランナ』?」
ジェシカ「『You&I』?」
ユリ「『U&I』?」
クッキーマン「うむ。このタイトルをつけるとヒットするらしいからワシらも乗っかることにした」
テヨン「アホか! スキャンダル真美や豊田真奈美と同じタイトルなんて屈辱や!」
ティパニ「ウチら天下の少女時代やで!」
クッキーマン「心配すんな。同じ『自分とウチ』でも、誰もがおいそれと歌えるような曲やない。
  アイユやエイリがやってるのが”ふつう”レベルなら、自分らがやるのは”鬼”レベル、超難曲や。
  これを見事にフルコンボして”さすが少女時代”ってところを見せてやれ!」
ソニ「太鼓の達人か!」






※憤怒の歯磨き…テヨンが自身のインスタグラムにアップした動画(2013年7月5日)。
 ヒョヨン、ユナらとともにガシガシ歯をこする様子が撮されている。
    
 たちまちネットで話題となり、「憤怒の歯磨き少女時代編」「歯磨きもかわいい」などの意見が寄せられた。
 ”憤怒の歯磨き”とは2005年にSBSで制作されたドラマ『香港エクスプレス』の中で、俳優チャ・インピョが流行らせたカリスマ演技の一つで
 ”憤怒ダンス”などともに憤怒シリーズとして知られている。