関西ソニョシデ学園

過去に生きるK-Popのブログ

第760話 カノジョは食を愛しすぎてる

01:カノジョはクマを愛しすぎてる


ジョイ「ちょっと聞いた? またクマねえに冠番組の話が来てるんやって」
ウェンディ「知ってる。グルメリポート番組やろ」
ジョイ「そやねん。それも番組名が『クマちゃんの、カノジョは食を愛しすぎてる』! (うきーっ)ありえへん、ありえへん、ありえへんで! ウチを差し置いてそんなタイトルつけるなんてどーゆーつもりやねん!」
ウェンディ「えらい怒ってるけど『カノ嘘』は自分のもんちゃうやろ。もともとは日本のマンガなんやし」
ジョイ「業界には通すべきスジってもんがあるやろ。そんな企画立てるなら、まずウチをメインに起用すべきや。なんでクマねえにばっかり」
ウェンディ「しゃーないやん。クマちゃん人気あるんやから」
ジョイ「ウチより?」
ウェンディ「確実に(きっぱり)。今月のガールズグループ個人ブランド評価1位やし」
ジョイ「信じられへんわぁ。あんなドンくさい人が1位評価やなんて。誰かが裏で操作したに決まってる」
ウェンディ「ちょっと! チームメイトの悪口やめな。クマちゃんには自分には理解出来へんええところが仰山あるんよ。世間の人の方がよっぽど判ってるわ」
ジョイ「(うわーん)甘いっ! 誰も彼もクマねえに甘すぎる! やってられへんわー!(脱兎)」
ゴンッ
ジョイ「(激痛)きゃんきゃん!」
ウェンディ「ちゃんと前見て走らんと、ドアの枠に頭ぶつけるで。自分でかいんやから」
ジョイ「遅いって。目にクマ出来たわ〜(しくしく)」



02:カノジョはイヌを愛しすぎてる


テヨン「おう、カン・スルギやないけ」
スルギ「あ、テヨンねえさん、こんにちは(ぺこりん)。Oh!GGの稽古でっか?」
テヨン「そやねん。もお終わって帰るとこやけどな」
スルギ「ウチも丁度打ち合わせ終わったとこですねん。ゼロちゃんもこんにちわ」
ゼロ「わん!」
スルギ「可愛い❤ テヨンねえさん、ホンマわんちゃんお好きですよね」
テヨン「そやな、いろんな意味で。で、打ち合わせてなんの?」
スルギ「それが今度ウチの冠番組決まりそうなんですわ。食べ歩きの」
テヨン「ほー、それはよかったやないか。ほな、お祝いにメシ奢ってやろか?」
スルギ「え?(ごっくん) ええんでっか?」
テヨン「遠慮すんな。滅多に食えないもん食わしてやるで」
スルギ「わーい!」
てくてく
てくてく
テヨン「よし、ここら辺でよかろう」
スルギ「ここ? どー目を凝らしても空き地にしか見えまへんが」
テヨン「そこが素人ゆうんじゃ。ここはただの空き地ではない」
スルギ「ちゅうと、地下に豪華なレストランがあるとか?」
テヨン「んな訳あるかい。この辺りには最近めっきり見かけなくなった赤犬が棲息しとる」
スルギ「あ、赤犬?」
テヨン「うむ。さっそく捕らえてケジャンクク作ってやるから、ちゃんと味をレポートせえよ。冠番組の予行演習や」
スルギ「い、いや、でも、犬料理はさすがに…」
テヨン「なんやとこら! ブタの蹄は食ってもイヌは食えんゆうんかい!(怒)」
ゼロ「わん!(怒)」
スルギ「そそそんな訳では(汗) あんたも同類食われるっちゅうのに怒ってる場合か」
テヨン「ええから猟を手伝え。二手に分かれて追い詰めるで」
スルギ「(ひえーん)いろんな意味の意味が今わかったわ〜」



03:カノジョはイモを愛しすぎてる


ソヒョン「お、カン・スルギやないけ」
スルギ「あ、チュヒョンねえさん。こんにちは(ふらふら)」
ソヒョン「どないした。顔色悪いど」
スルギ「へぇ。さっきあんまり食いたないモン食わされて、食レポまでやらされたもんで」
ソヒョン「へー。自分にも苦手な食いもんてあるんやな」
スルギ「基本的にはないんですけど、可愛いわんちゃんに見つめられながら食うにはちょっと抵抗ありすぎて。…ねえさんはまたなんでこんなところに?」
ソヒョン「丁度近くでドラマのロケやってるんや。今昼休み」
スルギ「あー『時間』ですね。ウチ観てますわ〜」
ソヒョン「それはおおきに。そや、口直しにケータリング食うてゆかへん? 今日はウチが差し入れしたんやで」
スルギ「へぇ、何があるんでっか?」
ソヒョン「コグマのふかした奴」
スルギ「(ごっくん)大好物ですわ〜」
ソヒョン「おお、仰山食えや。この軽トラ一杯あるよって」
スルギ「それは嬉しいんですけど、ケータリングってそれだけ?」
ソヒョン「イモさえあれば充分やないけ? 健康にええやろ」
スルギ「まぁそおやけども」
コンコンコンコン…
ソヒョン「ん? 妙な音が」
スルギ「あかん。想像しただけでおなら出て来たわ」
ソヒョン「アイドルが街中で屁ぇ漏らすなや」
スルギ「そやけど、止まらなくて」
コンコンコンコンわんわんわんわん……
ソヒョン「ええ加減にせぇ!」
スルギ「い、犬族の呪いやぁ(泣)」



04:カノジョはウシを愛しすぎてる


スマン「今日はわざわざ来て貰うてスマンかったな」
ヨンミン「新ドラマの準備で忙しいやろに」
スヨン「バタバタしてますけど、先生や代表のお呼び出しとあっては仕方ありまへん。で、どんな要件で?」
スマン「うむ。実は来月少女時代がカムバックすることになってな」
スヨン「聞きましたわ。少女時代-Oh!GGゆうユニットでっしゃろ」
スマン「知っとったんなら話は早い。自分らが辞めてもおたんで、どんな活動にするか1年悩んだんやで」
ヨンミン「5人しか在籍してへんでも、少女時代はあくまで8人。5人活動はユニットに過ぎまへんちゅう形でペンに納得して貰うことにした訳や」
スヨン「まぁ苦労してるなぁとは思いましたけど(えへへ)」
ヨンミン「(むきーっ)笑とる場合か! 本来なら辞めたモンに容赦せんのが我が社の流儀やねんけど、自分らに限っては他事務所所属であっても少女時代として復帰の道を残してやってるんやど」
スマン「例外中の例外ゆうことを肝に銘じとけ。舐めてるといつでもJYJJみたいな目にあわせるで」
スヨン「JYJJ?」
スマン「JYJにもひとりJを加えたもんや」
スヨン「そ、それはシャレにならんなぁ」
ヨンミン「とにかく少女時代は事務所の垣根を越えて永遠にひとつ。そのイメージは守りたい。幸いティパニとソヒョンは空気を読んで、記事が出ると同時に“Oh!GGを応援します”ゆう趣旨をSNSにアップしてくれよった。…パニとソヒョンはな」
スヨン「ぎくっ」
スマン「呼び出した意味が判ったようやな」
スヨン「つまりウチにもOh!GGを応援しとるとこ世間に公表せえと」
ヨンミン「その通り。だいたい自分、パニやソヒョンと比べて、ちょっと少女時代に対して冷たいんじゃ。将来完全体で活動ゆうことになっても、自分だけ合流せんのやないかとペンはやきもきしとるんやで」
スヨン「ん〜、でもそん時ドラマと被ったら演技を優先したいっちゅうか、なにを差し置いても歌をとるって気分では正直ありまへんね。もうウチ女優やし」
ヨンミン「(ぷんぷん)なにが女優や。そこまでに仕立ててやったのは誰やと思うとる」
スマン「まぁまぁ、他事務所のタレントさんを威圧したらあかんで」
スヨン「さっきからずっと威圧しとるくせに」
スマン「時にスヨンよ、この店はソウルでもステーキが一番旨いちゅう鉄板焼レストランや」
スヨン「ステーキ?(ごっくん)」
スマン「せっかく来て貰うたんやから、評判の黒毛韓牛でもご馳走しよう思うてるんやけど」
スヨン「く、黒毛ちゃん(涎)」
スマン「一番高い奴でもええど」
スヨン「ありがとうございますぅ。今日家帰ったらすぐさまSNSに“Oh!GG応援します、ウチらは永遠にひとつです”って書き込みますわ〜」
ヨンミン「ほぉ、ちゃんと判ってるやないけ」
スマン「ほな、食いたいモンを選びなさい。オススメは…」
スヨン「すいませーん! とりあえず黒毛ちゃんを一頭ください!」
スマン「(かくん)部位関係ないんかい」
ヨンミン「とりあえずて、何頭食う気やねん(呆)」



05:カノジョはウソを愛しすぎてる


イェリ「て、やりとりがあったらしいで。光化門のステーキ店で(嘘やけど)」
スルギ「う、牛一頭をとりあえずやて?(ひえー)」
イェリ「チェ・スヨンねえさんの胃袋が異空間に繋がってるゆう噂は本当みたいやな」
スルギ「す、すごすぎる。やっぱ少女時代は桁が違う。ウチらじゃ逆立ちしても勝てへんわぁ」
イェリ「そやろ? そんな化け物たちを差し置いて食レポ番組なんてまだ早すぎるんやないの?」
スルギ「そおかもしれんなぁ。この話、断ろうかな?」
イェリ「それがええ、それがええって。恥かかんですむし」
スルギ「うん、そおやね。イェリちゃん、忠告してくれておおきにな(ぎゅっ)」
イェリ「なんのなんの、他ならぬクマねえのためやもん(うししし)」






※カノ嘘…『カノジョは嘘を愛しすぎてる』。青木琴美による日本のマンガ。佐藤健大原櫻子の主演で2013年に映画化されている。
 韓国では2017年にイ・ヒョヌ、ジョイの主演でドラマ化(tvN)。ヒロインがバンドのボーカルという設定のためジョイが起用されたと思われる。視聴率はそこそこ。制作陣が期待した程ではなかったが、観た人の評価は高く、ジョイの評判もよかった。


※「今月のガールズグループ個人ブランド評価1位やし」…
 関連記事:Red Velvet スルギ、8月のガールズグループ個人ブランド評価で1位に!


※少女時代-Oh!GG…噂されていた少女時代の新ユニットで、SMに居残ったテヨン、サニー、ヒョヨン、ユリ、ユナの5人で構成される。
 これを少女時代と言い切らなかったのは、やはり8人での活動の可能性を残しておくためか。少なくともファンにはそう思わせておきたいのだろう。それにしても相変わらずのネーミングセンスで苦笑い。
 メンバーを見るとダンス組が大半を占めるが、ボーカルはテヨンが引っ張るのだろうか? あるいはそれぞれ成長を見せつけてくるのか? いろいろ期待が持たれる。
 9月5日にタイトル曲『Lil' Touch』と『Fermata』の2曲が入ったのシングル音源を公開する予定。少女時代らしいゴージャスで攻めたパフォーマンスを期待したい。


※『時間』…2018年7月25日より始まったMBCの水木ドラマ。ソヒョンは4人の主役のひとりソル・ジヒョンを演じている。


※コンコンコンコン…『オモナ登場人物02』でひろさんが紹介された動画。
 問題の場面は3分25秒過ぎから。


 
 KBS CoolFM『シュキラ(Kiss the Radio)』の様子(2016年9月9日放送)


 おなら問題は少女時代でもたまに話題になったが、自ら、しかも大先輩のイトゥクの前でバラすと言うところにマンネーズの腹黒さが表れている。スルギ完全に舐められてるな(笑)
 因みに“コンコン”は日本では狐の鳴き声を表すオノマトペになる。


スヨンの新ドラマ…スヨンがSMを離れてから初のドラマに主演することが決定した。半事前制作で160カ国で同時放送される話題作『だから僕はアンチファンと結婚した』である。160カ国ってイモトアヤコが訪れた国の数より多いんだけど、本当かな?
 スヨンはヒロインのイ・グンヨンを演じる。
 当作はキム・ウンジョンによるベストセラー小説が原作で、2016年に少女時代のソヒョン、EXOのチャニョル主演で中国で映画化されたことがある。


ティファニー、ソヒョン、Oh!GGを応援する…
 関連記事:ソヒョン、少女時代の新ユニット 少女時代-Oh!GGを応援
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