東大早慶合格率ランキング2014 - 31位〜40位

[種]の欄は、国:国立、公:高校募集のみの公立、中:公立中高一貫校、高:高校募集のみの私立をそれぞれ意味します。空欄は私立中高一貫校です。○印は男子校、●印は女子校、◎印は共学校、[昨東] は昨年度の東大率、[昨位]は昨年度順位です。△は上昇、▼は下降です。

校名 卒数 東率 早率 慶率 早慶 昨東 昨位
31 世田谷学園 2xx 3.0 45.6 27.8 19.83% 5.7 22▼
32 湘南 3xx 4.8 42.0 24.1 19.79% 4.0 33△
33 国立・都立 3xx 7.5 38.4 15.4 19.08% 6.8 39△
34 栄東 埼◎ 3xx 4.5 43.2 20.8 18.67% 3.4 48△
35 サレジオ学院 1xx 3.4 36.4 26.7 18.37% 4.1 31▼
36 白百合学園 1xx 3.7 39.0 23.8 18.09% 3.4 44△
37 早稲田 2xx 8.7 27.4 14.0 17.95% 4.0 28▼
38 暁星 1xx 7.0 25.6 19.2 17.64% 9.3 19▼
39 お茶の水大 1xx 5.0 36.4 16.5 16.53% 4.3 37▼
40 横浜共立学園 1xx 2.2 35.2 24.7 16.30% 1.2 55△

 今回は31位から40位までのレンジです。上位レンジからの下降組みは世田谷学園、早稲田、暁星の3校です。世田谷学園は今年は東大が不調だったようです。暁星は2レンジダウンですが、相変わらず隔年現象が激しい学校で、今年は不調学年のようです。来年は何事もなかったようにレンジアップするでしょう。
 そして、早稲田は不調になったわけではありません。早大の合格者発表基準が変わったことが原因です。早稲田の場合、早大への内部進学枠が50%なので、150人が早大に内部進学しています。今年、早大は大学として公式に高校別合格者数を発表しましたので、早稲田中高からの合格数はすべて学部受験の数です。早稲田の場合、150人が外部受験を選び、前年度の浪人組みもいるものの、外部受験で82名ものが合格者を出しています。例年の基準なら82名+150名=232名の早大合格者を出したことになります。東大早慶合格率では、26.28%になります。これは、19位に相当しますから、過去最高学年といえるでしょう。東大合格者数も過去最多記録を更新しました。
 下位レンジからの上昇組みは、栄東と白百合と横浜共立です。栄東は安定して東大二桁合格を出すようになり、28位の県立浦和に迫っています。白百合は昨年より盛り返したという状況で2011年の水準には及びません。横浜共立も一昨年の状態に戻したという状況です。
 レンジ維持組みは、湘南、都立国立、サレジオお茶の水女子附属です。公立の高校受験組みが順位を上げて、国私立の一貫校組みが順位を下げています。