日本語練習虫

旧はてなダイアリー「日本語練習中」〈http://d.hatena.ne.jp/uakira/〉のデータを引き継ぎ、書き足しています。

おおことのはのアンチック仮名史

朗文堂タイプ・コスミイクから、3月20日に今田欣一氏の「おおことのは」が発売になるのだという。
http://www.robundo.com/robundo/blog/?p=1968
和文アンチック体というものの歴史について、何かその語られ方がおかしいんじゃないかと2004年頃から本腰を入れて調べ始め、
http://dosei3.no-ip.org/~uakira/n/?date=20040704
https://web.archive.org/web/20041011034159/http://dosei3.no-ip.org/~uakira/n/?date=20040704
http://dosei3.no-ip.org/~uakira/n/?date=20040705
https://web.archive.org/web/20041011041745/http://dosei3.no-ip.org/~uakira/n/?date=20040705

半ば偶然、半ば「虱潰し」流儀の必然として己が『新撰賛美歌』の最初期アンチック体漢字・仮名に出会ったのが2005年暮れのことだったんだども、
http://dosei3.no-ip.org/~uakira/n/?date=20060217
https://web.archive.org/web/20060414223146/http://dosei3.no-ip.org/~uakira/n/?date=20060217
そのブログ記事と「築地体後期五号仮名」の件を合体させた記録が共著として2009年に公刊され、
http://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=3218
ようやく(特に誰々の説などと断り書きの必要がない)教科書的記述として、日本語アンチック体活字が『新撰賛美歌』初出という具合に通説が書き換わったのだなぁと感慨深い。