2010-12-12
2010年11月の読書メーター記録より
まぁ、卒論でギャーギャー言い出した頃だしなぁ。増えるよな。
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1663ページ
The Language of New Media (Leonardo Books)
ニューメディア論やるならこれ読め!という本。英文は非常に構築的でわかりやすい。
読了日:11月28日 著者:Lev Manovich
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8633885
東京・パリ・ニューヨーク ファッション都市論 (平凡社新書)
東京の捉え方が「外」視点であることに注意せよ。そして、概論ちっくなので食い足りない部分もちらほら……。/あとがきで小林康夫の名が出てくるのは、井伊あかり(経歴読むともろに駒場組)の関係かな。
読了日:11月12日 著者:南谷 えり子,井伊 あかり
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8417902
これが僕の回答である。1995‐2004
デジタル映画技術のコアを正確に見抜いてる点に震える……!
読了日:11月12日 著者:押井 守
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8417895
写真の哲学のために―テクノロジーとヴィジュアルカルチャー
ここからどんな読みを引き出すかは「読者」の問題意識に委ねられている、というおもしろい本。本文も示唆的な記述がみられて面白いけれど、解説が秀逸なので読むべし。むしろ室井さんの本が読みたくなるおまけ付き。
読了日:11月10日 著者:ヴィレム フルッサー
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8391931
不完全な現実―デジタル・メディアの経験
面白いけれど、やや食い足りない……「インターコミュニケーション」連載からの再構成と聞いて納得したけれど。
読了日:11月08日 著者:藤幡 正樹
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8367504
映像論序説―“デジタル/アナログ”を越えて
映像周りの問題系を扱った論者をある程度網羅的に把握するのに好適。映像について何事かを書いてみたい人は必読。しかし、真面目な話、筆者の着地点がよくわからなかった……第三章はもう一度読むべきか。
読了日:11月05日 著者:北野 圭介
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8317192
2010-10-24
今格闘しているもの
The Language of New Media (Leonardo Book Series)
- 作者: Lev Manovich
- 出版社/メーカー: The MIT Press
- 発売日: 2002/03/07
- メディア: ペーパーバック
- 購入: 2人 クリック: 23回
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これ読んでます。
卒論の論の叩き台にこれを使って、議論が抜けている部分・そもそもあまりカバーしていない部分を補強して卒論に仕上げる算段です。「アニメ/実写」という前時代的な対立関係を乗り越えて、包括的に論じようとしている映像理論、という点で興味深い本です。
邦訳が出ていれば勿論そちらを使う予定だったのですが、英語だったら何とか読んでやるかちくしょう、ということで、iPadと辞書と首っ引きで和訳中*1です。
英文は読みやすい(というか、なんだかんだで英語構文の把握力向上したのかも)ので、そんなに苦ではないです。あとは時間との戦い。
ラマールも気にならないわけではないけど、『アニメは越境する (日本映画は生きている 第6巻)』の抄訳読んだ感じだと、どうも私の問題意識とはズレる気がするので、しばらくスルーの方向で。
iPadの意外な効用
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数カ月前からiPadを活用しているのですが、邦訳作業において、iPadが紙以上に大きな威力を発揮することに気づきました。
これは、英語→日本語の場合だと、日本語の語順を検討する過程が必ずあるのですが、iPadの場合、まずは文頭からざっくり訳して、各節も全部訳した上で、後からカット&ペーストで位置を入れ替えることができるのです。これは紙ではなかなかできない芸当です。だだ、これだけだとパソコンのキーボードでも変わらないのですが、iPadは
という点で優位性があります。
あとは、持ち運びできるBluetoothキーボードがあれば完璧です。iPadのタッチパネル式キーボードは普通ならありえないミスタイプを連発する仕様になっているので……(候補を選ぼうとしてwキー押してしまうとか)。
2010-08-13 細々とやってます
第13回広島国際アニメーションフェスティバル行ってきました
どんなイベントなのか?
端的に言うと、「アートアニメ中心の国際映画祭」です。2年に1回のペースで行われているので、次回開催は2012年です。
各国の作家の作品を審査するコンペティションがイベントの中心で、他には「アニメーション作家を目指す学生たちの交流の場」という機能もあるようです。Twitterで見ているとそんな感じでした。
今回行ったのは、卒論の論拠*1を探しに行くという目的が中心でした。もちろん、純粋にアニメーション映画祭に行ってみたかったというのもその理由です。
他にも、アステールプラザの各部屋を使って、各種展示や、アニメーション制作体験*2、持ち込み上映スペースも用意されています。
ちなみに、今回の受賞作はhttp://hiroanim.org/ja2010/03compe/3-06.htmlに載っています。
個人的にはなぜ「ダイバーズ・イン・ザ・レイン」がヒロシマ賞という賞を貰ってるのか良くわからん感じです。*3
行った感触
やっぱり「アートアニメ」が中心なせいか、女性比率が高めです。アニメスタイルイベントとかに慣れていると驚くかもしれないです。あとは、広島という立地で相当フィルタがかかるのか、上映本数・作品などの規模の割には人が少ないです。快適です。
気づくとアニメーション界の大御所達がそこら辺を歩いているという、距離感が歪んている感じも魅力かなぁと思います。日本の商業アニメとは少し違う世界を見るのも、「アニメについて語る」には必須だと思うので、アニメについて何か語ることに興味がある方におすすめしたいと思います!
オススメ作品
虫歯鉄道/cavity express(武藤 健司/日)
Twitterで「虫歯特急」とか書いていた件について。もう死ねる。
これが今回の一押しですね。
キャラも可愛いし、「虫歯予防の啓蒙」が目的の割に全く説教臭くないし、動きもその見せ方も爽快。
中の人も、「くまいもとこショタと中尾隆聖バイキン」という鉄板過ぎる布陣なので愉快。
実はストーリーも続きが気になる仕様となっております。続き見たいぞ!
動画革命東京の公式概要ページはhttp://www.anime-innovation.jp/sys/works.php?itemid=134です。
LOST AND FOUND/まいごのペンギン(Philip Hunt/英)
ちなみに会場では、子供のために、字幕の代わりに女性が翻訳セリフを上から重ねていたのですが、その声が超絶かわいらしくて、雰囲気にマッチしていました。プロの仕事でした。
Madagascar, carnet de voyage/マダガスカル、旅日記(Bastin Dubois/仏)
2Dと3Dの境界線を自在に行ったり来たりする映像の質感がたまりません。
導入の仕方も自然なので、難なく変幻自在なマチエールを楽しめる構成になっています。
映像の快楽も追求しつつ、観客を置いていかない工夫が散りばめられているバランスの良さを保っている稀有な作品です。
再来年行くつもりの方へ
*1:つまり、「アニメーション」と「実写」の境界線が曖昧になっている、ということを示す論拠です。
*2:子供たちだらけ+係員が子供にしか注意を向けていないので、大きなお友達が制作を体験するのは非常に困難です。気まずいです。場の本来の目的としては最適な状態ですが、入り口の係員さんの発言(「大人でも大丈夫です!」)と実態が食い違っているのはいかがなものかな、と思いました。
*3:私の所属は芸術について色々考えるところですが、構成をわかりにくくすることで神秘性を作るような「お芸術」というものは信用できないです。公式ガイドブック買わないと概要もわからないのは困ったものです……。
*4:北大アニ研の生んだえろい人。公式サイト:http://kane-gen.oops.jp/
2010-07-17 まぁ、あれです。
卒論もこんな感じで
思考メモ | |
実は、卒論もアニメをネタにして書く予定です。理論寄りというか、ガチ美学の路線に沿ってやる感じで。
そこで受容美学やらないと!と思い立って演習でイーザーを選んで死にそうになった、というのが今週の実態です。
勿論、イーザーは美学界*1では知られているので、先生がたからは超絶具体的なアドバイス*2をいただけたのは良かったです。それを狙って選んだというのもあるのでw
今回扱ったのはこれの第一章。
- 作者: ヴォルフガングイーザー,Wolfgang Iser,日中鎮朗,木下直也,越谷直也,市川伸二
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 2007/09
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「これ読もう」といわれたのはこれ。
行為としての読書 美的作用の理論 (岩波モダンクラシックス)
- 作者: ヴォルフガング・イーザー,轡田收
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2005/07/23
- メディア: 単行本
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2010-06-19
漫画を買った
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まんだらけに寄って色々みてたら欲しくなったので購入。
- 作者: 沖さやか
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1996/07
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「連載当時すごいことになってた」という評判を思い出してとりあえず買ってみた。
いまのところはさゆり先生ものすごい勢いでヤリマンです。
- 作者: 中村明日美子,幾原邦彦
- 出版社/メーカー: インデックス・コミュニケーションズ
- 発売日: 2009/12/15
- メディア: コミック
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前々から気になっていた作品だったので、結構期待しつつ購入。
扱われているテーマはやっぱりウテナと共通するなぁ。
子供-大人という対立軸を耽美なフォーマットで描く感じが。
話が広がりそうな予感がして楽しみでございます。
- 作者: きづきあきら,サトウナンキ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/12/26
- メディア: コミック
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ひさびさにきづき分が補給したくなって購入。
やっぱり大当たり。
人間の矛盾とか嫌な部分を白日の下に晒す一方で、
少々の救いも提示しているところがたまらない。
人生経験が増えれば増えるほど深く刺さる作家ですな。
- 作者: カサハラテツロー
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2004/05/28
- メディア: コミック
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とうとう買った。
原作の方が圧倒的に面白いなこれ……。
琳のキャラクターを全く魅力的に描けていなかったのが痛かったんだなぁ、と。
原作の琳のほうが好戦的で魅力的です。



虫歯「特急」は俺もよく間違えるんだよね「急行」とかと。英語タイトルがcavity expressなんでねえ。
>ソイジョイ系
上映プログラムの間休みが少ないんだよね。だから朝来場したらそのまま夜のコンペまで会場から出る事ができないことも多々。携帯燃料は必携です
えろいひと降臨キタ!!!!!
そうなんですよねー>虫歯鉄道
私もおもいっきり"cavity express"に引っ張られたクチです(笑)
確かに上映を隙間なく観ようとすると、ゆっくり食事している暇ないですね……。今回でよくわかりました。
みんなが館内に点在するアイスの自販機に群がるのもさもありなん、という感じですね。私もお世話になりました。
>ヒサ氏
アステールプラザからちょっと歩くとマクドナルドがあったので、そこで電源を確保しつつ涼んでいたのですが、昼時はリアルに家族連れだらけで、一人超場違いで面白かったです(笑)
売店のお弁当は品揃えはそんなに不満はないのですが、いかんせん高いですよね、あれ。
もう少しどうにかならないのか!と突っ込みたくなる感じでした。
アステールプラザ自体も街の中心部からも結構離れていますしね……。