うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

第36回新春マラソン(30キロ) 呼吸研究編

今日は川崎市で行なわれた「第36回新春マラソン」に参加してきました。
会場は意外とうちから近く、電車に乗っている時間は30分。一回の乗り継ぎで鹿島田駅というところから会場へ向かいました。
多摩川に近づいたのはこれで二度目。河川敷を走ったのは初めてです。10時にスタートする30キロのレースに参加しました。

今日はゆっくり走って、最後の5キロは歩いたり走ったりで、3時間50分でゴールしました。平坦な道なのですが、地方の大会や東京マラソンに比べたらものすごい遅さです。「特に大会って感じでもなく河川敷を走っている、しかも孤独!(最後尾からちんたら走ってたので)」というのは初めてで、ゼッケンを背中につけていた自分がいけないのですが(今日は前ジッパーだったので)、いまひとつ係員の人も「おいおい、普通に水飲みに来ちゃったよこのオネーチャン」的な感じで、走り始めて背中を見てからあわてて「おーーー! がんばれ!」みたいな感じでした。反省。
やっぱり、応援って偉大ですね。サボれないっていう効果が大きかったりもします。

さて、今日はそんなわけで、最初の5キロくらいで「こりゃ瞑想レースだぞ」と思ったので、今日はとことん自分の呼吸を研究しながら走りました。呼吸の件は後に書きます。まずはさっさとレポートを。


鹿島田駅のある古市場という街は、古市場銀座という道がかなりローカル度高くていい味だしてます。



先頭陣のみなさん。



なんか、10キロくらい走ったら二子玉川高島屋とか、うちの近くの景色が見えてきて、「えーーー! こんな近いの川崎市?!」と思いましたです。鍵持ってたら帰ってたよ!



こんなコースだったんですねぇ。この往復。
今度は河川敷を組み合わせたコースで「ひとりハーフマラソン」でもしようかと、いろいろ妄想しながら楽しく走りました。



右が多摩区、左が川崎市ですよ、の看板があったところ。なるほど、河を挟んでこのようになっているのですね。多摩川をぐっと身近に感じます。



河川敷にあったお稲荷さん。今度はお賽銭もって走らなくちゃ。


といった感じで、先にも書いたとおり、金八先生的な景色の中「遅れて来すぎたひとり青春」みたいなレースでしたが、このノリなら仲間とゆっくりワイワイ走るのも楽しいな、と思いました。30キロに付き合ってくれる人を探すほうが大変ですが。


そして今日は、去年の11月くらいから心がけてそのようにしている「心拍はあがっても、呼吸はなるべくゆっくりと」という意識で走りながら、ずっと呼吸に集中しながら走りました。ジョグ瞑想?!

 22キロくらいまでは、5.5歩(吐く)→ 2.5歩(吸う)
 27キロくらいの頃は、4歩(吐く)→ 2歩(吸う)

という感じで、呼吸の切れ目は「さざ波のように」という意識でいたので、つなぎ目があいまいな感じが2.5とか、中途半端な表現になります。リズムはざっくりで、わりと呼吸は独自ペース。
やはり疲労感によって刻みは短くなります。吐き方、吸い方の感じは

 はーーーーぁ、すっすっ

「すっすっ」も、あいまいな弱さで、とってもやる気なさそうな呼吸なのですが、今日は外気が寒かったので「ハーッ!」とは吐かず、体温を保持する感じで。特に意識はしていなかったのですが、無意識に体温調整をするような呼吸をしているのは、どなたも同じかと思います。犬と一緒です。

今日は道が平坦、かつ孤独という状況のおかげで、かなり長時間呼吸と向き合うことができ、ヨギ的には収穫の多いレースでした。