うちこのヨガ日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2010-05-19 アーサナの褒められ方の違いと価値観

ガッチリ板!

[]アーサナの褒められ方の違いと価値観 01:51

3月のインド修行以来、自分の中でひとつ確信したスタンスがあります。

インドにいる間、インド人にも日本人にもアーサナを「いいね」と言っていただく機会がありましたが、そこには根底に大きな違いがありました。それは、ヨガに対するイメージだけでなく、身のこなし、人間性の見方そのものの価値観かもしれない、と思うものでした。


うちこがヨガをしているとき、日本人は、こう言います。


 「やわらかいですねぇ」


だいたいそうです。


でも、インド人は、こう言います。


 「いいぞ! 強い」


まず褒めるのは、強さです。

うちの師匠(インド人)もそう。日本にいても、ここを見られている。なので、無意識のうちに柔らかさよりもそっちを意識している。褒められる要素は「大事なところがピチーッとしている」とか「まっすぐだ」とか「しっかりしている」とか、そんな表現が多い。


「身体がやわらかい」というのはもはや日本人にとって呪縛かと思うくらいです。ヨガを始めるときに多くの人が言います。

「身体がかたいんです」と。で、うちの師匠の場合は、インド的にその発言にツッコミをいれます


うちこの場合は西洋よりもインド仕込みのヨガなので、そもそも柔らかさというのは後からついてくるおまけのようなもの。とにかく初めの頃から叩き込まれたのは「息しろ」「あわてるな」「ステップをちゃんと踏んでいけ」「待て(そのステップの過程で)」「ぐらつくな」「集中しろ」「一点を見ろ」「ウエイトを前に乗せすぎるな。踵に残せ」とまあ、こんな具合。

なので、「柔らかい」と言われても、「ああそうですか」という感じだったりもします。



アーサナは修練なので、「強さとしなやかさ」がセットであって、その「しなやかさ」を「柔らかい」と変換して表現されるのは、アリ。と思う。ただ開脚でべちゃっと腹がつくとか、ぐにゃーんと曲がるだけでは、文字通り曲芸なんですね。


ヨガで「柔らかさ」を目指すなんて、やっぱり修練の時間がもったいなさすぎる。

「柔らかくなりたい」ではなく「しなやかになりたい」のほうが、いい。

「しなやかさ」と「強さ」をワンセットで身体に教えてもらって、心に反映する。

そんなヨギでありたいな、と思うこの頃です。


あとねぇ、いわゆるぐにゃーんという柔らかさは、「骨の湿度」もけっこう大きなファクターだと思う。いろいろな人の「骨」を触りながら、そう思います。うちこは自分の骨の湿度があまり高くないことがわかっているので、ちょっと格闘技っぽい言い方だけど、「ストロングスタイル!」です(笑)。

としかずとしかず 2010/05/20 07:38 「いいぞ!強い」はいいですね。柔らかさよりも安定、安定しているのはバランスがとれているからで、だからリラックスしていて強いのですね。
ためになるエントリーありがとうございます。

あきあき 2010/05/20 09:18 先日、オーストラリアのティーチャートレーニングから帰ってきたばかりです。あちらで先生に言われたのが「日本人は身体が柔らかすぎる。コアの筋肉が弱いのに身体の柔軟さだけで難しいポーズが出来てしまうから怪我をしやすい」でした。私の今年の目標は「強さ」の習得。うちこさんを目指してがんばります。

kumajikumaji 2010/05/20 11:12 前屈や開脚が得意(ひとまずこの表現で)な人は背面の強度がない人が多いような・・・怪我しそうでヒヤヒヤします。柔軟で、いわゆるヨーガっぽいのは得意な若い子が、サラバーサナとかシンプルなポーズでは1ミリくらいしか上がらなくて、逆にお年をめしている方はひょいっと持ち上がったり。人生の中で体の前面背面つかって闘い抜いてきたことがうかがえ恐縮します。。。何事もバランスですねえ!

チーバ君チーバ君 2010/05/20 12:57 (しなやかさ」と「強さ」をワンセットで身体に教えてもらって、心に反映する。)

ん〜 そうゆうことなのか・・・ 
ぐにゃぐにゃ感を追い求めてばかりなんで いつももやもやして心の中は
エピソード3のアナキン・スカイウォーカ並のダークサイドっぷりでした(^^;
これからは強さも追い求めてストロングスタイルで修練します

すでに見た目は三沢みたいですけどねぇ・・・w

モリオモリオ 2010/05/20 17:14 確かに、海外の先生に「You are strong!!」って言われたことがあります。
その時は、
「えっ!?強いの!??」
と、表現の仕方にびっくりしたんですが、そういうもんなんですね〜〜。
ちなみにハワイ在住のアシュタンガヨガの先生でした。

uchikoyogauchikoyoga 2010/05/21 00:24 わわ。ヨギのみなさんからの反響がいっぱいだぁ。
みなさん、コメントありがとうございます。

としかずさん>
そうなんですよね。「リラックスできる強さ」は「受け流す強さ」であり、それが、「受け止められる強さ」になったりしますね。

あきさん>
うちこは、見たことのある範囲で日本人と中国人は背骨が柔らかいなぁと思います。特に、バックベンド。
お互い怪我なく、共にがんばりましょうね♪

kumajiさん>
おかえりなさーい。
うちこは地元のマラソン大会に出ると、普段農作業をしている人々のコアの強靭さに脱帽します。日光照射慣れしてるから、バイタルもすごいんですよね。
やっぱ「腹」ですね。バンダバンダ!

チーバ君さん>
うちこは、どこかでもらったチーバ君のシール、宝物にしてますよぉ。
かわいいですよね。ドアラ師匠ほどではないですが、大好きです。
「やわらかダークサイド」ありますねぇ。開脚信仰とかね。
見た目が三沢って!w

モリオさん>
うちこも、「なんかプロレスラー扱い、的な?」と思いました(笑)。
でも、「強い!」って言われると、「うん、オラ、がんばる!」ってなるのが不思議です。アニメ見すぎかもです。

kaorinshkaorinsh 2010/05/28 00:55 うわーうわー乗り遅れた!
中国人のヨガには詳しいよ♪日本人以上に柔らかい人が多いように思います。
あと、「軟体人間」もしくは「軽業師」をめざす傾向があるかも。さすが雑技の国!
と思ったけど、これは日本でも同じかな??

uchikoyogauchikoyoga 2010/05/28 01:39 かおりたん>
いやもう中国人は別格だね。背骨信仰の国って感じがする。
日本は、開脚前屈信仰が異常な気が(笑)

kaorinshkaorinsh 2010/05/28 01:53 日本の開脚前屈信仰は確かにすごいかもね。
「ユー膝曲げちゃいなよ!」って後ろから膝かっくんしたくなっちゃうもんね。
でも中国人でも欧米人でもレッスン前に「私すごいでしょ〜」って見せてくれる人いるよ。
もちろん言葉はないけど、感心して私のこと見てほしい汁がタラ〜ッと出てるんだよね。

uchikoyogauchikoyoga 2010/05/29 01:06 「ユー膝曲げちゃいなよ! んでもって、肘内側に入れちゃいなよ! 脚の付け根に圧かけてないで、吐いて頭下げちゃえよ!」ああああ。日常的(笑)
曲芸とヨガは、ほんと明確に分けたい。あああ。