到着の翌日はジョグジャカルタという都市まで向かう途中地点にあるバンドゥン(Bandung)という町まで進んでみました。
旅行期間中に、主要都市を結ぶ急行電車と町場のローカル電車に乗りましたが、なかでもこのルートは山の中を抜けていくのでとびきり気持ちいい。脳内ヴォイスはもちろん、石丸謙二郎。
鉄道に乗る、という行為自体
切符を買って、改札を通って、ホームはどこかな……と少しドキドキしたりするのが楽しくもあるのだけど、インドネシアの鉄道は
とにかく間違えないように、何度もいろんな人が確認してくれます。
切符を買う窓口で、復唱。切符を切るときに、復唱。
席でも復唱。
とにかく、間違えた場所へ行きようがないくらい、何度も確認プロセスがあります。
急行電車は、外国人はパスポートを、ローカルの人はIDカードを見せて切符売り場と改札を通ります。テロへの警戒もあるのかもしれませんが、わたしたちのようになりゆきで電車に乗る人にはとてもありがたい。
バンドゥンまで110000ルピア(1000円)。8時20分発、11時16分着予定の「ARGO PARAHYANGAN/22」号に乗りました。出発も到着もなんとなくゆるっと延びて、12時15分に到着しました。
駅って、なんでこんなにワクワクするのだろう。脳内ソングがゴダイゴになったり竹内まりやになったり河合その子になったりするけれど、いずれにしてもワクワクする。
ごはんキター! 車内販売。この定食ひとつとコーヒーふたつで52000ルピア(473円)。
車窓やばい。美しすぎる景色が続く。高架を走る。今回の旅の電車の車窓ではこのルートが一番美しかった。
動画もどうぞ。
なんだかハイカラな街に到着したようでありますよ。