宙のアルバム

猫の宙を中心に最近の話題から家庭の出来事気まぐれに書きます。

わずか15センチ、赤ちゃんパンダ 上野動物園画像公開


東京・上野動物園で5日、24年ぶりに赤ちゃんパンダが誕生した。同園はパンダの故郷、中国と連携をとりあい、自然繁殖につなげた。出産を待ちわびたファンや地元商店街には、お祝いムードが広がった。

 「しっかり育てていかないといけない。温かく見守ってほしい」。5日夜に記者会見した上野動物園の土居利光園長(60)は表情を引き締めた。

 この日の出産は職員も予測していなかったという。「シンシンは『肝っ玉母さん』。母親として慣れた様子。大変うれしい」。園によると、赤ちゃんの性別は不明。双子の可能性もあったが、シンシンの様子から園は1頭と見ている。

 赤ちゃんは100〜150グラム程度とみられている。公開の予定は「未定」としているが、24年前にユウユウが生まれた時は半年後に公開されたという。

 赤ちゃんパンダの出産に、40年以上パンダの写真を撮り続け、リーリー(オス・6歳)とシンシンの写真集も出版した動物写真家岩合光昭さん(61)は「2頭は顔立ちがピカイチ。美男美女から生まれ、かわいく育つでしょう」。日本パンダ保護協会名誉会長の黒柳徹子さんは「こんなに早く赤ちゃんを産んでくれるなんて。よくやったって感じです」と笑顔を見せた。


 東京・上野動物園は6日、ジャイアントパンダのシンシン(メス・7歳)が赤ちゃんを胸に抱き、授乳している様子を撮影した画像を公開した。

 園によると、赤ちゃんは体長15センチ、体重150グラムほどと推定され、体にはうっすらと白い毛が生えている。パンダらしい白黒の模様が見えてくるには3週間ほどかかるという。性別は不明で、園はシンシンが落ち着いてから赤ちゃんを取り上げて調べる。

 シンシンは出産後、エサも水も口にしないまま赤ちゃんの世話を続けている。赤ちゃんの鳴き声で15分おきに起きて授乳する様子も見られるといい、福田豊副園長は「新米お母さんだけど、常に注意して大切に抱いている。きっといいお母さんになる」と話した。


 東京・上野動物園ジャイアントパンダ「シンシン」が出産した赤ちゃん=6日午前(公益財団法人東京動物園協会提供)

朝日新聞より引用」