■年末恒例お餅つき in 上野村

uenomurasouken2010-01-05

年末恒例お餅つき in 上野村

12月29日 お餅つきが開催されました。
今年も天気に恵まれました。抜けるような青空の下での餅つきです。

昨年から、12月最終週末に上野村主催の「哲学者内山節先生を囲んでお正月用のお餅つきイベント」がスタートしたため、参加者数は、多少落ち着いた感じがします。
それでも、50名を越える参加者で、須郷の集落は、人々の声が響き、活気にあふれました。

内山邸の庭では、近隣の方の分も含めて、60臼以上次々とつきあげていきます。

作業しながら、つきたての御餅にあんこや黄粉、大根おろしをまぶして頬張り、ゆで卵やおしんこ、お菓子類をつまんでいるうちに、いよいよ餅つきは佳境に。

終盤には、内山先生こだわりの年越し蕎麦が振舞われました。

今年も21sdc関係からは、16名が参加。
来年度から、内山先生が研究科の専任教授になられるので、次回はまた参加者が広がるのではないでしょうか。

今年はもう一つお楽しみが・・。2年程前に21sdcで味噌玉を作り仕込んだ味噌が出来上がっているのです。内山邸の軒裏の菌が自然について発酵させるという、自然製法にチャレンジしたもの。今日のこの日にお披露目です。

3時近くには山陰に太陽がかくれ、急に気温が下がります。
炭をおこした囲炉裏端でねぎを焼き、自家製味噌をつけて味わいました。

■年末恒例お餅つき in 上野村

■年末恒例お餅つき in 上野村
上野村研究会−

12月29日 お餅つきが開催されました。当日は今までに類がない暖かさ、天気に恵まれ太陽の下での餅つきです。

今回は大盛況でした。総勢70人超。今年も21sdc関係からは14名が参加しました。近隣の方の分も含めて70臼以上2臼でつきあげます。早朝からの作業も何のその。薪で炊いたもち米を次々ついていきます。
例年、2時過ぎに山の陰に日が落ちると水桶に氷がうっすらはるほど冷えてきて、動きが鈍るのですが、今年はフル稼働のまま進み、結局、明るいうちに全てつきあがりました。
暖かかったせいも有り、炭をおこした囲炉裏端の人気はいまひとつだったとか。

上野村内山邸お餅つきの御案内

■年末恒例上野村内山邸お餅つきの御案内
12月29日に上野村内山邸にてお餅つきが行われます。

搗き手が少なくなった近隣のお年寄りのお宅の分も併せて搗きます。若い力のある方、歓迎。当日は搗きたてのお餅と年越しそばが振舞われます。
搗いたお餅を持ち帰り希望の方、実費にてお分けすることもできます(もち米の準備がありますので予約制)。

申込み、問合せは
rikkyo21sdc@hotmail.com
まで

第4回上野村研究会

秩父通過儀礼
第4回上野村研究会が開催されました。3月19日19時より、参加者8名。
民族文化映像研究所姫田忠義氏が制作した「秩父通過儀礼(DVD)」を鑑賞しました。
姫田氏は、30〜40年かけて、消えてしまう民族風習等を映像に収めてきました。非常に貴重なフィルムでNHKなども借りて放映しているということ。秩父通過儀礼は1979年に撮影したもの(昨年DVD化、実は非常に高額。秩父だけで10万円。全部集めると1000万円)。
通過儀礼とは人の成長段階に応じて行われる様々な儀礼をいいます。
そもそも、村で生きていくのに必要なことを、儀式を通して教えていく。村の濃密な人間関係の中で一人前に暮らして行けるような人を作り上げるのに重要な役割を果たしています。

第一巻、安産祈願から帯解きまで(誕生前から7歳まで)を鑑賞。
・安産祈願(腹帯)
・自宅のお産(産室、産湯、オボの飯、後産処理)→昭和35年ごろまで秩父
・3日目 雪隠参り
・7日目 赤抱き、オベエアキ(お産明け)
・100日目 お食い初め

命名節句、疱瘡送り、七五三

後産を出入口の敷居の直ぐ前に埋める、両隣の便所の神様を参る、犬の字を額に書く、鶏の絵を逆さにして張るなど、印象的な光景ばかり。
数百年前から続いてきている、こうした様々な儀礼が、ここわずか数十年で殆ど無くなってしまっていることに、寂しさを感じます。

第3回上野村研究会

■年末恒例お餅つき in 上野村

−第3回上野村研究会−

12月29日 お餅つきが開催されました。当日は寒かったですが、天気に恵まれ太陽の下での餅つきです。

総勢50余名。今年も21sdc関係からは15名が参加しました。近隣の方の分も含めて73臼。前日の米とぎに始まり、早朝から薪で次々にもち米を炊きます。それを、山の陰に日が落ちぬ前に、2臼でつきあげます。つきあがったものから順に伸すのですが、簡単そうに見えてこれが結構難しい。薄く均等にするには、技術と腰の力が必要です。今年は3時ごろにつきあがりました。
 
 
餅つきの後は、ディナーの準備。よく出来た畑の野菜はみな猿にやられてしまったとのこと。なんとか残っていた白菜、蕪・・・を使って、囲炉裏でキムチ鍋に挑戦です。
 
近所の方から、獲れたての鹿の刺身と熊鍋が差し入れられました。鹿刺は癖が無く、非常に美味。熊鍋は、色同様かなりこってりハードな味わい、思ったよりも肉は柔らかでしたよ。
 

年末恒例上野村内山邸お餅つきの御案内

■年末恒例上野村内山邸お餅つきの御案内
12月29日に上野村内山邸にてお餅つきが行われます。
搗き手が少なくなった近隣のお年寄りのお宅の分も併せて搗きます。若い力のある方、歓迎。当日は搗きたてのお餅と年越しそばが振舞われます。当日は朝7時よりスタート。遅くとも10〜11時頃までには現地へおいでください。
搗いたお餅を持ち帰り希望の方、実費にてお分けします。もち米の準備がありますので、予め(25日まで)希望枚数をお知らせください。なお、60臼分で締め切ります。先着順。1枚(一臼3キロ⇒市販の物の2倍程度)2000円前後です(もち米の価格で多少変化します)。0.5枚よりお受けします。

公共交通機関での上野村までのアクセス JR高崎線新町駅よりバス或いは上信電鉄下仁田駅より乗合タクシー(バス停「小春・楢原」或いは「ふれあい館」まで迎えに出ます)
http://www.uenomura.ne.jp/ueno2254/map/map.html
29日宿泊希望の方、村には公共の宿がありますので、ご紹介します。
申込み・問合せは rikkyo21sdc@hotmail.com

森の作業を行いました

■森の作業を行いました

11月18日。紅葉真っ盛りの上野村。快晴の秋空のもと、今年最後の森の作業を行いました。森は、葉が落ちたせいで、前回よりも明るく周りの見通しも良くなっています。
 

今年は熊が人家の近くに出没しているとの事。山に入る前にまずは一騒ぎしてから入ります。

枯損木の伐採を行いました。倒す方向を慎重に選びながら、受け口を作り、反対側から鋸を入れます。足場が不安定なところでは、なかなか水平に鋸が進みません。

なんとか鋸作業を済ませても、倒すまでがまた大変。周りの樹木に引っかかったり、蔓に絡んだり・・・。半分腐っていても重さはかなりのもの。3人がかりで持ち上げたり、ずらしたりしながら、何とか倒します。あとは、2mぐらいの長さに切り分け、邪魔にならないように山に戻します。今回、主役はやはり鋸の「ゴマタロウ」君でしょう。

沢で石の橋づくりを試みました。来年の夏には、対岸の平地でバーベキューができるでしょうか。