移動途中の鳥たち(2017 0220)

2月20日。
昼ご飯も食べてさらに移動。

途中でノスリがいたので撮影。大陸産の亜種がどうのこうのと言われて、日本でも渡り時期や越冬時期に普通のノスリと雰囲気が違う個体が観察、撮影されている。本場の大陸でホオジロなどと並び気になる普通種。

撮影チャンスがある限りPさんに車を止めてもらい撮影した。(ありがとうPさん


「個体A」若干胸など茶色味が強い。


「個体B」これも下面の赤みが濃いめ。


「個体B」の翼下面。下雨覆の茶色が濃い。

が、それほど強烈に下面が濃いという印象ではない。ひょっとしたら韓国のこの場所もただの越冬地で、大陸の奥地で繁殖している個体群はもっと別の場所で越冬しているんじゃなかろうか?
モンゴル周辺とか。と、ふと思ってしまった。大陸で越冬しているから大陸型ではないかもしれない。同じタイプの日本海はさんで西で越冬するのと東まで飛んできて越冬するだけの違いかな?
結局は繁殖地でいろいろと確認しないとダメなんだろうなあという結論。(自己完結だけど)


これは、チョウゲンボウ。この普通種もノスリと同じ理由でかなり興味を持っている。
が、サンプル数が少なすぎた。見るには見られた。九州で見る越冬チョウゲンボウと大きな差を感じなかった。
ただ、この個体は同行のプロによると「ちょっと変」な個体に移ったらしい。