サブカルチャー?

 ひきこもりもPTSDも、少数者の置かれた苦痛に満ちた状態だ。そこでは、少数者独特の文化が形成されてもいいのにと思う。でも、なかなかそうはいかない。
 
 言葉にされることを待っているものを明確に言葉にすること。ひとまずそこから始めるしかないか・・・。

http://www.angelfire.com/in/ptsdinfo/
↑このサイトでは、トラウマ/PTSDは「生死に関わる体験」との関係で規定されている。それはDSMの記載にもかなう。「トラウマ/PTSD」という単語が濫用されないように、「生死に関わる」という制限を設定しておくのは有意義だと思う。
 では「ひきこもり」はどうか。生死に関わる体験をした人はむしろ少数派。だが「生活体験への恐怖」に縮み上がっている、という意味では、やはりトラウマ体験との連続性を考えないわけにはいかない。ひきこもり状態にある人にとって、世界は「あまりにも現実すぎる」。
http://www.shobunsha.co.jp/html/rakan/16.html
 ひとまず『トラウマティック・ストレス』を読み進む。