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[語句説明]

2004-08-16  岐路

14日のコメント欄に、また有益な情報をいただきました。 ありがとうございます。



教育・研究の機会 教育・研究の機会を含むブックマーク

自己再教育(勉強)、どうしよう…。

「生涯教育」というのは、実存うんぬんというより、職業訓練の問題じゃないだろうか…。


オンラインにブログがあるのはいいとして、オフラインへの取り組みをなんとかしなければ…。





≪敵≫のわからなさ ≪敵≫のわからなさを含むブックマーク

「革命」って、今後は「技術改革」以外ないような。

個人として曲がりなりにうまくいってるなら、うかつに反抗的な態度をとるより、管理され切ったほうがキモチイイとか…。 僕は「管理される」ことから脱落しているから、必死に考えているだけなのか。(途方もないシニシズム…)


以下は、三ツ野陽介氏の引用した 『<帝国>』(ハート+ネグリ)からの孫引き(赤字・太字などの強調は上山)。

今日の政治哲学が最初に提起すべき問いは、抵抗や叛乱がありうるか否か、さらにいえば、なぜ抵抗や叛乱がありうるのかですらなく、いかにして叛乱すべき敵を定めるのか、というものである。 じっさい敵を同定できないことには、抵抗への意志をそうした逆説的円環(執拗に闘った結果、みずからすすんで隷属してしまうという円環――引用者注*1のなかに閉じ込めてしまうことに往々にしてつながるのだ

とはいえ、搾取がもはや特定の場所を持たない傾向にあること、そしてまた、あまりに深くて複雑な権力のシステムの中に私たちが浸っているために、特定の差異ないしは尺度を規定することがもはやできなくなっているということ、これらの条件を考慮するならば、敵の同定はとるにたらない仕事などではまったくないのである

私たちは日々、搾取・疎外・指令といった敵のせいで苦しんでいるけれども、抑圧を産み出すものをどこに位置づけるべきなのかわからないのである


驚いたのは、滝本竜彦氏が「敵のわかりにくさ」を主題として小説を書いていた、という指摘。 以下は、滝本氏の小説からの引用だろうか*2(赤字強調は上山)。

悪い組織と戦いたい。 悪者と戦いたい。 もしも戦争などが勃発したならば、俺たちは速攻で自衛隊などに入り、神風特攻をしていただろう。 きっとそれは、意味のある生き様で、格好いい死に様である。 もしもこの世に悪者がいてくれたならば、俺たちは戦った。 拳を振り上げて戦った。 そうに違いない。

しかし悪者はどこにもいない。 世の中はいろいろと複雑で、目に見えるような悪者など、存在しない。 それが辛く、そして苦しい。


以前から書いているとおり、僕はどうやらフィクションになじむ能力が低いらしく、『NHKにようこそ!』ISBN:4048733397 も頑張って通読したのだが、恐ろしく苦痛で…。 でも、たしかにそんなくだりがあったと記憶する*3


敵があり得るとしても、それはつねに流動的というか…。 何か論点が明確化したと思っても、いろいろ気配りして考えてるうちに、すぐにぼやけてしまう*4。 そもそも、たたかう努力の結果得られるはずのものに、魅力がない。

あるいは、あまりに無力。 「取り組んだところでどうしようもない」と思わされてしまう。





怒りと愛 怒りと愛を含むブックマーク

そうは言っても、僕の努力の最大の原動力は、≪怒り≫だったはず…。

やっかいなのは、≪怒り≫というのは、それ自体、自己破壊衝動にもなり得る、ということ。 怒りがあまりに強いにもかかわらず、「敵が見えない」「無力すぎる」としたら、自分を殺すしかない*5


くり返し取り上げているドストエフスキーのセリフ、「地獄とは、≪もはや愛せない≫ということだ」。 → 「怒り」だけでは、何かまずいのではないか。

ああ、またしても、愛情生活の話をしなければならないのか?…


「孤軍奮闘」は、まずいのではないか。 孤立して、「自分だけのために」というのは。

大切な人がいて、「その人のために」努力する ―― そういう要因が、必要なんではないか。 「守ってあげたい」とか。

→ 愛されることがなく、「守ってあげたい」という願望が相手の迷惑にしかならない人は?…。


怒ることにも、愛することにもインポテンツ…





動機づけ 動機づけを含むブックマーク

ひとまず、動くなかで考えてみるしかないか…





*1:この「引用者」は、三ツ野陽介氏です。

*2:『NHKにようこそ!』かな?

*3:どんな筋だったかはほとんど覚えていない…スミマセン。

*4:「相対敵」はあっても「絶対敵」はない、というような。

*5:怒りがひどすぎて自殺する人はいくらでもいる…。

tpotpo 2004/08/17 03:39 放送大学は職業訓練じゃありませんよ。そこの学生の大多数が主婦とか仕事リタイア後の高齢層なようです。言ってしまえば趣味(笑)。深く考えずに始めてみたらどうですか。失敗だったとしても高い単行本一冊分のぐらいなので安いもんです

kijiqkijiq 2004/08/17 08:21 お早う。
勉強するなら、小説の技法とかどうですか。上山さんなら平成の太宰治になれそうだ。

LpitLpit 2004/08/18 01:38 「NHKにようこそ!」はいわゆる「秋葉原系」な人でなければ全く面白くないと思います。わたしは、骨の髄まで秋葉原系な人間なので面白いを通り越して感動して涙が出てきましたけれど(でも作中に出てくる用語が一切解説なくても読めるというのは問題がありすぎですかね(苦笑)
 そういう意味で「ひきこもり」と「秋葉原系(ヲタク)」は似ているようで根本的に違うと言うことを証明した作品かも。滝本氏はひきこもりだと思いますが。

LpitLpit 2004/08/18 01:46 あと、失礼な言い方ですがマルクスの「資本論」を通読された方がよろしいかと>「革命」って、今後は「技術改革」以外ないような

ueyamakzkueyamakzk 2004/08/18 05:42 tpo さん、「職業訓練もあってほしい」という願望を言ってみたのでした>「放送大学」。 いまの僕は「趣味」の話をする余裕がないというか…(それがまずいんでしょうけど…)。【でも情報提供いただいたことには心から感謝しますし、実際有益だと思ったので、本文で紹介させていただきました。 ありがとうございます。】 ◆ kijiq さん、ひさしぶり。 だっ、太宰…。 うーん…。

ueyamakzkueyamakzk 2004/08/18 05:42 Lpit さん、こんにちは。 オタクのことを、「秋葉原系」ともいうんですか?…(「秋葉原系」って、単に「パソコン好きなオタク」と「その人たちのファッション」で、アニメファンとかとは違うと思ってました)。 僕は関西なので、東京のことはよく分からないというのもあって…。 ★ ひきこもっている人でも、フィクションやオタク趣味に没頭できる人もいるんだと思います(深刻な状態があまりに長期化した事例では聞いたことがないですが)。 僕も16歳(1984年)まではオタク的で(放映されるアニメやアニメ雑誌は欠かさずチェックしてました)、最近になって「なんとかオタクに戻れないか」と思って、本屋さんに行ってアニメ雑誌を勉強する努力をしたりしたのですが、どうしても無理で…。 ★ 僕は「ギャルゲー」はどんなに頑張っても苦痛でしかないですが、滝本竜彦さんは熱中できるらしい。 → ひょっとすると、ひきこもりの中でも二極化してるのかな…。 それとも、世代や「ひきこもり年数・深刻度」の問題?

ueyamakzkueyamakzk 2004/08/18 05:43 マルクス『資本論』は、10代の頃に興味を持っていたので(理解できないなりに通読もしてみました)、教科書的な知識はあると思います【『資本論』は資本の分析を目指したのであって、革命の仕方は書いてない、とか(笑)】。 「革命」という言葉が、いろんな人のノスタルジーや情熱、あるいは反感や侮蔑に触れることも知っているつもりで、だから「すべて終わった」あとのシニカルな気持ちを描くのに、あえてああいう言い方をしてみたのでした。 ★ 「何をもって≪革命≫という(大袈裟な)言葉を許すか」(あるいはさる哲学者のように、「革命」という言葉を自分に禁じるのか)自体が、ものすごくキナ臭い論争の火種になってきたと思うのですが、「もはや原理的な改革や変化はあり得ない」とすれば、残された課題は「技術改良」のレベルにしかないのかな、と。 政治や経済の制度についても、テクニカルな「技術改良」の言葉で語らねばならないのかな、とか、そういうことを考えたわけです…。 ★ 「自分自身を変化させる」についても、何かテクニカルな問題なんだろうか、とか…。

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