コミュニケーションのコスト

 「匿名」を相手にしないという方針にはコミュニケーションのコストを減らすという面において大きなメリットがあります。 あらゆる場所において「匿名」の発言を他と平等に扱うべきだという考え方の中にはコミュニケーションに関わる巨大なコストを不当に低く見積るという誤りが隠されています。

 私の経験では本当に有益で深い議論ができるためには (直接会ったことがなくても) 何らかの形でお互いに相手をよく知っていることが必要です。



これも、僕が決定的に見落としていた論点。
(上でも少し触れたが、)議論努力の経済効率を考えれば、やはり自分の思い決めた少数精鋭を相手にしたほうがいいのだ。
エネルギーを割いてまでコミュニケートするに値する相手はほとんどいない。
もちろん、僕自身が他者にとってのそういう相手になるべく努力しなければ。