「アイ・メンタルスクール」入寮生死亡事件情報

関西ローカルのTV番組「ちちんぷいぷい」にて小特集。

 事件前には、入寮生は男性50人、女性14人。 現在は計40人。
 家族が引き取りを拒否しているケースもあるという。

  • 「強制はいけない。親子の話し合いを」*1という西嶋彰氏(ニュースタート関西事務局代表)のコメント文が紹介されていたが、「それができたら苦労せんわな」という苦笑まじりのツッコミがハイヒール・モモコ氏から。 ▼「働かざるもの食うべからず」という言葉も出ていたが、ひきこもっていた本人が死亡しているためか、直接本人を責めるわけにもいかない、というためらいを感じた。 スタジオ全体としては、「死者が出てしまっては元も子もないが、それにしても難しい問題だ・・・」というニュアンス。
  • 1993年、精神病院である大和川病院で患者不審死事件が起こった頃、詰め掛けた報道陣に「あんたたちは、正義の味方でいいわね。家族はそれではすまないのよ!」*2と悪態をつくご家族が映っていた(ある特集番組)。 ▼ひきこもりの場合は「精神疾患」ではないから、処遇の枠組みがさらに難しい。 ご家族の多くは、消耗しきっている。 単に「引き取らない家族が悪い」とは、言えないと思う・・・。




*1:番組で取り上げられた大意です。実際にはもっと長文で、丁寧な言い回しでした。そのコメント文が西嶋氏の校正を経ていたのか、それとも番組側の編集だったのかは不明。

*2:大意

「鈴鹿イチロー編」(性的内容があり、表示に少し時間がかかります)*2

 二〇〇二年十月。V&Rのスタッフが出演依頼の電話をかけたとき、母親らしき女性が「あの子は家のマンションから飛び降りて死んだ」と呟いた。鈴鹿イチロー(33)という特殊AV男優が、絶望を背負ってベランダの柵を越え、自らの命を絶った。

文中に描写されているAV作品の撮影風景(性的内容あり)
いろんな意味で、繰り返し立ち返る価値がある記録だと思う。