「人魚の森」
昨日、ルパン三世を見ました。
ルパンの声が変わってからは、ほとんど見ていないのですが、久しぶりに見た感じです。
見た理由は、五右衛門と不二子ちゃんの声が変わると聞いたから。
でも、実際に見てみたら、銭形警部も変わっていました。
ルパンも初めて見た頃とちがって、物まねじゃなくなった感じ。
もう、すっかり栗田さんの役ってところでしょうか?
五右衛門不二子ちゃん、銭形警部も、違う声だけど、それぞれ雰囲気を壊していなくて、よかったです。
(上から目線? ごめんなさいっ)
しかし。
昨日の放送で、思ったのは、声優さんのことよりも、内容でしょうか。
今回のルパンの盗もうとしたお宝が「人魚の鱗」という宝玉。
このお宝が、「八百比丘尼」(←漢字間違ってるかも)の秘宝への鍵となっていて、秘宝を求めて冒険(?)をするというお話でした。
「人魚の鱗」というお宝もそうですけど、「八百比丘尼」が不老長寿だったということも含めて、高橋瑠美子さんの「人魚の森」という漫画が思い出されます。
そこで、本日のタイトルになったわけです。
全然繋がっていないようで、繋がったでしょ?
さて。
皆様はおそらくご存じないと思うのですが。
むかーし、むかし、NHK・FMのラジオドラマで、「人魚の森」ミュージカルバージョンっていうのがあったんですよ。
あ、「人魚の森」ってご存知ですか?
人魚の肉を食べて、不老不死になった「勇太」が人間に戻るためには人魚に会うことだ、と教えられ、人魚を捜し続けるお話。
そして、「真魚」(あれ?漢字ちがうかも…だけど調べるのが面倒なのでこのままで)という人魚の肉を食べた女の子と出会い、彼女を助け出して、二人で旅を続ける…。
んですが。
この、「勇太」を野口五郎さん。「真魚」を島田歌穂さんが演じていらっしゃいました。
ちょうど、レミゼの初演〜再演の頃だったので、こういうキャスティングになったのだと思われます。
このミュージカル、主役二人のソロは覚えていないのに、「なりそこない」の歌は覚えてるんですよー。
♪なーりーそこーないのーわっれっら!
♪なーりーそこーないのーわっれっら!
このフレーズだけなんですけど(^^;
昨日のルパン三世を見ていて、終盤、この歌がぐるぐると頭を回っておりました。
しかし、あのミュージカル、ラジオドラマにしとくのは惜しいくらいの完成度だったよなー。
どこかで、CD化とかしてないのかな。
当時はまだカセットテープとかでしたから、たぶん、全部捨ててしまっただろうなー。
今から考えると、勿体ないことしました。