「Romancing SaGa THE STAGE ('17/4/29ソワレ)」

30-DELUX SQUARE ENIX
 Special Theater

Romancing SaGa STAGE
 〜ロアーヌが燃える日〜


「ロマンシング サ・ガ3」の舞台化。
タイトルには「3」がなかったため、「ロマサガの舞台か〜」とチケットを取ってから、いろんな宣伝を見て、「あれ?」となりました。

笠松はるさんが出演、ということもチケットを取る要因のひとつだったのですが、はるちゃんの役「ファティーマ姫」に聞き覚えがない。
相手役(この舞台では主役?のハリード)の名前もぴんとこない。

そこで、ようやく「3」の舞台化とわかって、そうだったのか!となりました。
私がはまった「ロマサガ」は「1」だったので。
主人公8人全員をプレイしましたし、結構やりこみました。
「2」も「1」ほどではなかったものの、やった思い出。
その後継シリーズの「サガフロ」は「1」はレッド以外は、一通りやって、「2」は大好きで、かなりがんばってやった記憶です。
つづく「アンリミテッド」の操作法がよくわからず、それ以降、「サガ」シリーズから遠ざかったと思っていたのですが。
その真ん中の「3」をやっていなかったとは…。

じゃあ、わからないかなあ?と不安になりましたが、全然大丈夫でした。
膨大なストーリーをこなすため、ものすごく展開が速いところもありましたが、ゲームのストーリーを知らなくても十分に楽しめましたよ。
舞台衣装もおそらくゲームに忠実に再現されているんだろうと思わせる、豪華でしっかりしたつくりでした。
また、プロジェクション・マッピングを利用して「ひらめき」を再現したり、技を表現したりしているのが素晴らしかったです。

クライマックスシーンでは、プロジェクションマッピングでしたが、その前座として、電球つきヘルメットが出てきて、それを被って「ぴこーん」と光ると技を閃く、という仕掛けがまず良かったですがw
(技を閃く仲間を見て、「自分にも貸してくれ」と被ったミカエルが、いまいち豪快な技を閃くことができず、がっかりするなどの演出も楽しかったです)


あらすじとキャストを、当日配布のちらしより。


††あらすじ††
300年に一度、太陽が死星を覆い隠す時、
その年に生まれた新しい命はすべて死に絶える。
人はそれを“死食”と呼んだ。
その運命を退け、生き残る赤子は“宿命の子”となる。
“宿命の子”は、一度目は魔王となり世界に君臨。
二度目は聖王となり世界に秩序を取り戻した。

そして三度目の“死食”の時。
運命はまたしても赤子をこの世界に残した。
それから、十余年…

ゲッシア朝・ナジュ王国の王族ハリードは、
姫ファティーマに「何があっても姫を守る」と約束をしたが、
神王誕生を望むティベリウス率いる宗教組織“神王教団”の進撃により、
ゲッシアは崩壊。
ファティーマと生き別れとなる。
ハリードはその後、傭兵となり、メッサーナにて、
近衛軍クレメンス兵団のシャールと共に戦っていた。

先王崩御によりロアーヌ公爵に即位した若き君主ミカエルは、
城中に渦巻く陰謀から妹のモニカを守るため、
マスカレイドを受け継いだカタリナを護衛につけるのだった。

一方、シノンの村。ユリアンとトーマスは、
“死食”の年に生まれ生き残った“宿命の子”サラを守るため、
その姉エレンと自警団を組み、来るべき戦いの日に備えていた。

それぞれが抗い難い運命を負う世界で、
ついに“アビスゲート”が開き、四魔貴族が復活。
その一柱であるビューネイは、“アビスゲート”を
完全に開き、本来の力を取り戻す為に、
“宿命の子”を追い求める。

“宿命の子”と世界に与えられた運命は、
創造か? 破壊か?
世界は大きく動き出そうとしていた。


††キャスト††
ハリード 清水順二
カタリナ 緒月遠麻
ミカエル 中村誠治郎
トーマス 馬場良馬
エレン 長谷川かすみ
モニカ 山本ひかる
サラ 新垣里沙

ルートヴィッヒ 和合真一
詩人 田中精
マクシムス 森大
ブラック 平山佳延
ロビン 小笠原祐太
ロビン(太) 我善導
ゆきだるま 谷口敏也
ミューズ 梅本静香
少年 香音有希

ビューネイ 片山萌美

ファティーマ 笠松はる

シャール 佐藤アツヒロ

アンサンブル
前田慎治/渡邉公雄/泉紫太朗/伊与田良彦/田沼ジョージ/片山日南/大成翔輝/竹之内景樹



後日談として…。
どうしても「ロマサガ3」をやりたくなった私は、中古ソフトを売っているお店で探してみましたが、みつからず。
あきらめて、youtubeでプレイした動画を見てみたんです。
…そしたら、なんだか、その画面に見覚えがあるような気がする。

SFCのソフトを掘り起こしてみると、ありました。
しかし、セーブデータはひとつ。
しかも、ほぼオープニングだけで終わっているっぽい。

妹に確認をすると、ずっと以前に購入をしたけど、いまいちわからず、いつかやろうと思ってそのままになっていたとのこと。
見覚えがあったのは、妹がゲームをしていたのを見ていたからかな?

わかりませんが、とりあえずソフトを発見したので、やってみようと思っています。


ついでに、ゲーム全体の(各シナリオについても)検索したところ、今回の舞台がかなりうまくまとめられていたことがわかりました。
ハリードを中心にすえつつも、各主人公の物語をしっかり描き、最終決戦への引きも、尻切れトンボとは感じさせない終わり方でした。
それを知ると、ますますゲームをやりきりたくなりましたw