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無意識日記々

2018-08-17-Fri

Queen Of Soul has passed away.

アレサ・フランクリンが亡くなった。クイーン・オブ・ソウル・フォールン。芸能枠でなく一般ニュースで取り上げられる程なので、彼女の名前を知らない人でもあぁきっとなんか凄く有名な人なんだろう、と思って貰えただろうか。フランクリンさん、という呼び方はこういう時ならではの違和感出してるけれども。

20世紀を代表する"声"の一つである。クラシックでいえばマリア・カラスジャズでいえばエラ・フィッツジェラルドという風に、ソウルといえばアレサ・フランクリンだ。一つのジャンルを代表する声はジャンルの枠も飛び越えて、例えば、ニュースでも紹介されているように、女性歌手として初めてアレサはロックの殿堂入りを果たしている。ロックシンガーだった事など一度もないのにな。ロックミュージシャンとの共演はあっても。日本でいえば美空ひばりに匹敵する、とまぁ今日は躊躇いなく言えるだろうこの常套句

ヒカルがMTVリポーターにチャレンジした時に観たのがこのアレサのライブだった。終演後インタビューに答えたヒカルは「ステージ上では自信(confidence)が如何に大事か学んだ」旨を強調していたが、間近にレジェンドを目にして学んだ事も多かったろう。

ヒカルは83年生まれだからアレサとは40年ほど違うのだろうか。世代的にヒカルは、アレサよりはメアリーJ.ブライジにダイレクトで影響を受けた風だが、そのメアリーの称号「クイーン・オブ・ヒップホップソウル」は、誰に確認した訳でもないが、明らかにアレサに対するリスペクトからきたものだろう。アレサのように世紀の歌手になってほしいという願いと、90年代当時新しいジャンルだったヒップホップの名を掛け合わせて。

なのでヒカルは、アレサに直接影響を受けたというより、アレサに影響を受けた歌手に影響を受けたような、完全にではないにせよ"孫世代"の歌手にあたる。少し遠い、仰ぎ見るような存在。ステージに立ち何度も歌えば歌うほどその偉大さが身に染みるような。あクマで想像ですが。

つい最近まで活発に現役の歌手として生きていたアレサ。勿論昔に較べれば声量は衰えていたが、70代になってもまだまだ頑張れている事を示してくれていた。私たちもヒカルがいつまでステージで歌ってくれるかという心配にはいつまでも気を揉まされているだろうが、アレサの生涯は長く続く歌手人生の雛型として、多くの"1日でも長く現役で歌っていたい"と願う歌手たちにとって、これからも大きな存在として語り継がれていくだろう。特に、クラシックジャズではない、また独特の唱法を要求されるソウルというジャンルにおいて"半世紀近く歌い続けた"という歴史的事実は頼もしく映る筈だ。あとは、ヒカルが何年ステージで歌っていきたいかにかかっている。改めてアレサに哀悼の意を。

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