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2018-02-24

フジファブリック LIVE TOUR 2018 "帰ってきた!!三日月ADVENTURE"@浜松 窓枠

日時 2018.02.24 (SAT)
会場 浜松 窓枠
開場 17:30 開演 18:00 終演 20:20


浜松窓枠、好きなライブハウスだなー。浜松窓枠は「バンドのライブ」にすごく合ってる気がする。(ソロアーティストも合ってるわ!とかアイドルでも合ってるわ!って言われそうだけど。みんな大好き浜松窓枠。)ベーシック〜というか。ステージがほどよい高さなのかな、横幅が狭くて同じ整理番号でも他のライブハウスよりうしろの方にはなるけどいつも見やすい。そういえば今回のツアー照明に気が回ってなかったな、と思って。浜松窓枠の照明ってホールで観てるみたいな感覚になる。空間が感じられて素敵。赤が印象的。

空調のキーーーーーンっていう高い音が気になった。MCの時とかシーンとしてる時に聞こえてた。

そんなライブハウスで見たからか。今日のライブはすごくバランスが良くてスタンダードな印象で。と書くと平均的でつまらないものだったのか?みたいに受け取られるかもしれないけど決してそういう意味ではなく。むしろ、好き・・・。それぞれが個人的な事情とか感情とか抱えて持って集結しているのもライブの場だと思うけど、今日は特に自分側の過剰な偏った感情とかも持って行ってなくて。何か極端に偏ってたり突出したもののあるライブも好きだけど、こういうライブもすごく好き。すごく旨い野菜を食べているような。素材の味が旨い!!!みたいな。素材の地力がすごい、みたいな。最後も体操の着地みたいに完璧だった。

フジファブリックは良くも悪くもキッチリ作り込む、と思っていた。でも、「いや、悪くもなんかじゃないよ。これ完全にフジファブリックの個性だよ」と、このライブを観て思った。こんな強力な武器なくす必要ないよね。って誰もなくすなんて言ってないけど。最近はここにラフさとか粗暴さも加わりつつあるからなー。

会場の雰囲気もすごく良くて、プロかよ!!みたいなお客さんだった。まわりを気遣う空気に溢れていて(伸ばした拳引っ込めるときそぉっと腕を降ろしたりとか)途中で自然発生したモッシュも楽しかった。


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バタアシParty Night

バタアシスタート、びっくりしたー!Aメロ歌ったあと「オォ〜〜」とかフェイク入れたりしてお客さんが盛り上がったりしてしょっぱなからいい雰囲気!ああいうのが入ると最初からリラックスしてるのかな?と嬉しくなる。

まわりの環境が良かったというのもあると思うけど、あれ、なんか最初から集中して曲に入っていけるようになってる!名古屋で克服出来たのかな?(だと嬉しい!)

バタアシの歌い方からなんか挑戦してる感じがあった。

のちの山内くんのMCで「バタアシで始まるなんて今までやった事なかったんですけど、そういうのやってみたいと思った」って言ってた。


カンヌの休日

もう、絶対サビ、わざと雑にがなって歌ってるよね!確信犯だよね。こういう今までにない乱暴さとかラフさもどんどん取り入れてって欲しい。


Sugar!!

最近「そうだよ多分」の多分のところの歌い方が好きでしょうがない。


スワン

スワンってサラッとした曲調と裏腹に山内くんが結構熱っぽく歌うのが意外で、そのギャップがいいね。


熊の惑星

加藤さんが演奏しながら足元がステップ踏むように踊ってるみたいで、そういうの珍しいな、あ、楽しい。と思った。


robologuer

うおー久しぶりにこんな曲もやっちゃうんだ!robologueって三日月アドベンチャーで大きく生まれ変わったイメージが強い。相変わらず「アハ」「イエァ〜」とか入れてくるアプローチ笑

山内「robologue、このツアーで初めてやりましたー」
客:オーーー(嬉) パチパチパチ
山内「robologueっていうタイトルはロボットとモノローグを組み合わせた造語で、ロボットのモノローグというか。業田良家さんってすごく大好きな漫画家がいるんですけど、その方が描いたロボットが出てくる漫画を読んで影響を受けてこの曲を作りました。この話も初めてするんですけど(笑)」

山内くんが読んだのは「機械仕掛けの愛」かしら。


Gum

Gumはこんな風に歌われたいと思ってるんじゃないかなー、と思うような歌い方だった。
ちょっと方向性は違うんだけど、TOKYO SESSIONで歌った若者のすべてを聴いた時感じたようなものすごい丁寧さ。音源で聴いて(音源のGumの歌も大好き)、武道館の映像で見て、RISING SUNで北海道の自然みたいなGum聴いて、そんな風に聞いてきたけど、今まで聴いたGumの中で一番しっくりきた。


かくれんぼ

かくれんぼ歌い終わった後
山内「ツアーで歌うたびにどんどんエモくなっていきますね」
山内「いい曲書くねー。ダイちゃん」


ステージ登場でメンバーそれぞれかぶっていた帽子を投げてそれをのちに回収するくだり

山内「帽子を取った方いらっしゃいますか?あ、いらっしゃいますね。中に受け取った方へのメッセージが書いてあります。なんて書いてありますか?」
客:要返却(笑)
山内「要返却。そうですね。このツアーは帽子で始まり帽子で終わるというか、毎公演のみなさんの血と汗と涙といろんなものが滲んでいます」
客:笑(血……?笑)
山内「近くにいるメガネのスタッフに渡してください。メガネ先生」
客:笑
山内「メガネ先輩。メガネじゃない先輩にも」
金澤「それってただの先輩じゃない?」
客:笑

このメガネ先輩のやりとりめっちゃおもしろかった。じわじわきた。


炎の舞

イントロで独創的なギターを弾きながら山内くんが「……あ゛あ゛あ゛……」って変なうめき声みたいなの言い出した。見た事ない手法。あ、新しい……。笑 それ三回ぐらい入れて、最後にしゃがれた声で「……炎の舞(笑)」

なんなの?笑

あんなに長い間ざわめいてる前奏の時間初めてだった。笑

で、新しい試みをしたからか(うめき声)?
はいー山内また今日生まれ変わりましたー。見た事ない自由な動き。なんかまたひとつタガを外せた事を喜んでいるかのようにグネグネしてた。


終わった後、金澤君がズバリ聞いてくれたわ。

金澤「さっきのあれなんだったの?」
客:笑
山内「わかんない。勝手に出てきた。ゴラムみたいでしょ」
金澤「ロード・オブ・ザ・リングの」
山内「ゴラムってどんなんやったっけ」
客:笑(自分で言って振る。笑)
金澤「あなた、完全に事故物件になるものそのまま渡しただけでしょ」
客:笑

名古屋でもやってたけど、山内くんが嬉しそうな顔して赤いギターを高々と縦に上に掲げてポンポンネックの背面叩いて音を出してた。ギターヒーローって感じだった。まっすぐ高々と赤いギターを上に掲げる動き、昔福岡ドラムロゴスで「自分のギター作ったんです!」って掲げてくるくるまわってたの思い出す。


Splash!!

もっといけるだろー!ってちょっと強くなった煽りを見ながら、この人もまた人を引っ張っていく人なんだなーと思った。TOSHI-LOWさんとか細美さんとかそういう感じじゃなくて。違う形で人を引っ張っていく人。


山内「ダイちゃん、浜松来ると必ずいくところがあるよね。音を聴きに」
金澤「あなたそれ言ったら場所すぐわかっちゃうんじゃないですか?次浜松来た時みんなも来ちゃう」
山内「ええやん、みんなで聴いたら」
客:笑
金澤「トゥルネラパージュって店なんですけど」
客:知ってるー
金澤「知ってるでしょ。そこに大きいスピーカーが置いてあって。そのスピーカーを置く為にビルを設計したらしいんですけど」
客:へーーーー
金澤「一階はカフェになってて、ビルにスピーカーの音が爆音で響き渡ってるんですよ。そのスピーカーの方を向いて椅子が置いてあって、みんなその音を聴いてるっていう。ライブ状態ですよ」


玉田「さっきやったrobologueって曲、初めて叩いたんですけど緊張しました」

玉田「総ちゃんのMCを二人が締めて」
客:笑(締めてますかね……?)
玉田「いいバランスだなって。バンドっていいなーと思いました」
玉田「総ちゃんはB型なんだよね?B型ぽいなって思って。僕もB型なんですけど。そして二人はO型なんですよね。で、並べてみて、B、O、B、O……」
山内「って、アーーーー!!!(笑)」
各々「BOBO(笑)」
客:笑
金澤「初めての人に解説しますと、前回の三日月アドベンチャーでBOBOさんって個性の強い風貌のドラマーが叩いてたんですけど、いなくてもその存在感を示しているという」
客:ヒューーーー(拍手)


玉田「僕初めてなんですよ浜松窓際」
客:えーー(ざわ)(ざわ)(窓枠)
山内「窓枠!」
玉田「あ………(笑)」
客:笑

字に書いたらすぐわかるけど、現場で聞いた時は気づかなかった。(メンバーに突っ込まれて気づいた)それより豊夢さんが窓枠初めてって意外すぎない???
山内「関係者の皆さん、すいませんでした」
山内くんがその後ワンテンポ置いて笑ってた。
加藤「じわじわくるやつね(笑)」
金澤「演奏中に思い出すやつだ」

山内くんが窓枠って言うたびに何度も「枠」を表す四角を指で描いて表現していた。笑

最後に豊夢さんが自分に言い聞かせるように「窓際!」ってまた間違えて言って「ああああ………」ってなってた。グダグタ。笑


山内「僕は前回浜松に来た時、夜コンビニコーヒーを買って、出る時にそのまま落としてこぼしたんですけど」
客:笑
山内「その時店にいた夜のお姉さん、会った事のないお姉さん」
客:笑
山内「血縁関係とかないお姉さん(畳みかけるな……笑)に、「それ一番悲しいやつじゃん」って言われました(笑)」
客:笑
山内「そして今日の昼、みんなでお昼ごはんを食べに行った店で、ウーロン茶が出てきて秒でこぼしました」
客:笑


金澤「こんな自由自在な山内総一郎は浜松でしか見られませんから」
山内「自由自在?」
客:笑

山内くんの自由さ、という個性を金澤君がフジファブリックの強みと思ってる感じがいいなー。


ダンス2000

Sugar!!とか炎の舞とか加藤さんが煽るとこすごく盛り上がる。いつも淡々としてる加藤さんが自我、じゃないけどそういうの出してくる時、なんか怖い感じがする。


アンコール

山内「浜松は、やっぱり暑い!」

確かに浜松窓枠来るたび毎回暑くて床がなんとなくビタビタになってる。

山内「リリースの予定はないんですけど、新曲を色々作っていて。どういう形になるかはわかんないんですけど。それをやりたいと思います。Water lily flowerという曲です」

わ、また聴ける。二回目。前奏のあのコーラス部分めちゃくちゃ好きだ。綺麗。コーラスで金澤君と加藤さんの顔まじまじ見てしまう。最後のコーラスに山内くんも参加するのがいいなー。

何か大きなものが落とす影
何かに反射して映る虹
ざわざわ重なっている木々の下の木漏れ日
光が薄く差す教会の中・・・みたいなイメージ。

あの繊細な飾り細工みたいな影があって薄暗い世界が好き

だから、サビでバキッとそれまでの世界観と変わっちゃうのがちょっと勿体無い気がする。

・・・と思ってたけど、その後ずっと頭をぐるぐるまわるサビ、その強さに意味があるような気がしてきた。山内くんが全歯を剥き出しにして必死で歌ってたサビ。祈りみたいな歌。

最後にまた淡々と「コーヒーを飲もう」って言うのがずるいよね……。

頭をぐるぐるまわるこのメロディに責任取って欲しい。絶対リリースして欲しい。

また「フジファブリックらしくない」って言われちゃうんだろうな、どこかの誰かに。でもいいと思う。三人で作ってきた世界だ。Green Birdみたいに形を少し変えて整えられてまたいつかこの世に出てくるかな?


山内くんの最後のMC

浜松で思い出した事があるんですけど、志村君が髪の毛を全部金髪にしてきた事があって。でもすぐ真っ黒に染め直したんです。なんでかって言ったら「おばあちゃんに会うから」って。そんなチャーミングなエピソードがある浜松なんですけど。また浜松に帰ってきたいと思います!」


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何も引っ提げてないツアー。このツアーは、大阪城ホールへの思いを引っ提げたツアーかなー。

うわ、冷静に考えたら春の雪やらない日もあるんだ……。打上げ花火も……。夢みるルーザーもレギュラーでいいんじゃないかなぁ!?(好きだから!)ほんと変わり方すごいな。前回以上では?ツアー終わったら全公演のセットリスト並べて欲しい。それ見てその変わりように驚愕したい。「ギャーッあそこであれやったのかーー!」とかやりたい。

なぁ、こんなに変わるならGreen Birdやってくれよ。




SET LIST(順番不正確、なんか抜けてるかも、なんか入ってるかも)

バタアシParty Night
カンヌの休日
Sugar!!
熊の惑星
スワン
robologue
GUM
かくれんぼ
電光石火
炎の舞
Splash!!
徒然モノクローム
ダンス2000
TAIFU
SUPER!!
夜明けのBEAT
LIFE

en1.Water lily flower
en2.虹