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2018-05-23

フジファブリック×SPARTA LOCALS「YOTSU-UCHI FANTASY 掘

フジファブリック×SPARTA LOCALS「YOTSU-UCHI FANTASY 掘
日時 2018.05.23(WED)
会場 新木場STUDIO COAST
開場 18:00 開演 19:00 終演 21:50ぐらい?
出演:フジファブリック / SPARTA LOCALS

フジファブリックSPARTA LOCALSの2組による合同企画「YOTSU-UCHI FANTASY ?」が
新木場STUDIO COASTにて5/23(水)開催決定!

「YOTSU-UCHI FANTASY」は2005年5月に渋谷CLUB QUATTRO、
2007年10月に新木場STUDIO COASTで行われた同名イベントの11年ぶりの第3弾。

〜三部作完結。そして伝説へ〜


雨の新木場STUDIO COAST。
入口のところでどっちのファンか聞かれる。
開演は10分ぐらい押し。

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SPARTA LOCALS

先攻はSPARTA LOCALS
なんとなくフジファブリックが先攻かと思っていたので意外だった。

どっちのファンかっていうのはなんとなくわかるね。前回山内くんがソロで出演したスパルタのアフターイベント(AFTER BALLET)の時はお客さんのスパルタ濃度がかなり高い感じがしたけど(スパルタ企画なので当然なんだけど)今日はフジファブリック成分が混ざって中和されてる感じだった。

昔はSPARTA LOCALSに対してステージの上で変な人演じてる感じがしてちょっと演技っぽいなと思ってた事があるんだけど、再開してから観るSPARTA LOCALSに対してそういう匂いをまったく感じなくなった。すごくストレートな感じでかっこいいなと思う。ストイックさはそのままで。

演じている、とは別の意味で安部コウセイが時に歌い回しがミュージカルみたいだと思う事があった。エモーショナル

カバーする/されるって一番そのアーティストに対する愛情感じる。練習に割く時間、アレンジを考える時間、それが全部そのアーティストの事(楽曲)を考えてる時間で、ただ好きって言ってるより労力も含め体で表してる感じがする。

SPARTA LOCALSのモノノケハカランダ、最初あれ、あれ、と思ったけどSPARTA LOCALSにもこういう曲あるんかな?と思いながら聴き進んだら、やっぱりモノノケハカランダだった!笑 複雑で凝ってて捻れててSPARTA LOCALSっぽいアレンジですごくおもしろかった。モノノケハカランダってバンドマンの心を摑む何かがあるのかなー。キュウソネコカミも前フレパでカバーしてくれたなー。

AFTER BALLETで山内くんがソロで弾き語りしたFLy、山内くんが歌うカバーも聴きたかったけど、今回は山内くんのリクエストに応えた感じかな。めちゃくちゃ良かった。沁みた。安部コウセイの声って張りがあってきれいだなー。

スパルタ終わって20:10ぐらい。転換20分ぐらい。想像より押すやん……。


フジファブリック


クールな感じで出てきた。
今日はドラム(BOBOさん)がうしろに来る普通編成。やっぱりこの形が好き・・・・


STAR

エレキギターでいつものように演奏する曲の一部をつま弾く前の音で一瞬「もしかして、Green Birdやるのでは…?」と思ってときめいてしまった。(やりません)Green Bird聴きたい・・・今聴きたい・・・

でもこの「演奏する曲の一部をつま弾く」時っていつも山内くんのセンスが爆発してる気がする。テーマがありつつ自由に弾いてる感じ。そこでアイディアが生まれたりとかして。あれ大好き。

ここで1曲目にSTARを選んだ意味。


カンヌの休日

カンヌの休日が始まる時の音がスクリューしてる感じ、ねじ込むように入ってくる感じがすごく好きなんだーー!テンション上がる。

最後のサビで「パルムドール 万引き家族」って歌ったの、笑ってしまった。もう、こういうとこだよ、こういうとこっ……!(すき)

そこに意識が奪われてしまったのか、その後ユリイカ砂の女が2回出てきた。笑

もし「万引き家族」があの楽曲の前に賞を取ってたら歌詞の中に入ってたのかなー…、いや無理だな語呂が悪い、とか想像した事はあったけど、ほんとに語呂が悪かった。笑 誰も知らないで良かったね……。

まぁでも、こういう曲を出したそのあとに日本人監督がカンヌ映画祭パルムドール取るってなんか、嬉しいね。
私もここまでカンヌ映画祭の事を意識する事もなかったであろう。


夜明けのBEAT

ギターの指さばきの美しさとギターソロの完璧な格好良さ、「ヒィィ……」と声が出てしまった。この曲何回観てるねんって感じだけど、昨年末ぐらいから夜明けのBEATのギターソロの研ぎ澄まされ方は異常。「定番曲」って言葉クソくらえって感じの、この、曲を更新して何度でも生まれ変わらせる力。


電光石火

いやーーー・・・・、ツアーで演奏されて、その後リリースされてから再会したけど、歌詞に対する山内くんの浸透度が段違い。ダイレクトに響いてきて泣きそうになった。STARとか聴いてる時と似たような気持ちになった。音楽全体で揺さぶって力づけてくるような感じ。君が歌うから、…だ!

歌っていくうちに山内くんが歌の中に核を見つけるんだよね。山内くんが歌の中に核を作ると言ってもいい。

あと野球の事とか(笑)曲がいろんな事を巻き込んで大きな塊になっていってるというか。

間奏からCメロにかけて、気持ちがなだらかに上昇していくみたいで気持ち良かったなぁ。飛びそう。Cメロ、ちょっと掛け合いそうな雰囲気で(気のせいかも)楽しかった。

最後は何かのエンディングのように感動的だった。


1/365

電光石火からつながるようにダンダンダンダン!って叩くドラムに「・・・来た来た来たーーーー!!!」ってなる高揚感!最高にかっこいい繋ぎ。1/365がこんなに楽しい感じになるとは!こっちもツアー中の印象とは全然違った。ツアーで聴いた時はカラフルポップな感じだったけど、泥臭く力強くなった感じ。歌が山内くんのキャラクターにドンピシャ。

「まぁ僕の中では不可能とかじゃないと思う」のところで虹の「僕は生まれ変わってく」の時みたいに山内くんが自分の胸を叩く。

「時折フッと……」に入る前の間奏が音源より長くてツアー中にもなかった遊びの部分が出来ていてセッション的な感じになっておもしろそうな事になってた。あれは今突発的に生まれたものなのか、意図的なのか、それすらわからないギリギリなところもおもしろい。チャンダイの山内くんの考えてる事を推し量るような神妙な顔を見ても何もわからなかった。笑

Cメロ、音源の浮遊感とは違って、だらだら気だるく歌ってて色気があって良い!

「根づきたい」って歌詞、不可能ではないと思うの次に引っ掛かる。「根づきたい」っておもしろいよね。なかなか歌詞に出てこないような。気になる。


山内「スパルタローカルズ……喋らんねー(笑)」←満面の笑み
客:笑
山内「コウセイ君……喋らんねー(笑)」← 〃
客:笑

金澤「11年ぶりですよ……、次はまた40年後………、」
山内「ステージで計算はやめとけ?」
客:笑(お前が言うな…的な?笑)
金澤「皆さん笑ってますけどでも11年経ってるって事は皆さんも11歳年を取ってるって事ですからね?」
客:笑

11年前にも来た人〜〜って聞かれて結構手が上がってた。

山内「昔はボーカルはボーカル、コウセイ君は志村君、僕はギターの伊東君、加藤さんは〜〜(名前言わない笑)みたいな感じで」
客:笑
山内「パート同士で喋ったりしてたけど、こんなバンド全員で和気藹々と喋れる日が来るとは」
山内「仲が悪かった訳じゃないですよ?」
客:笑

加藤「今日それぞれの楽屋があって、相部屋みたいなところがあったんですけど、そこにいたらスパルタの4人もそこにいて、僕がスパルタの楽屋にいるみたいになって」
客:笑
加藤「そこで聞いたこぼれ話ですけど、今日、コウセイ君がイラストを描いたグッズがあるじゃないですか。あれ、描くのどれぐらい時間かかったか聞いたら、3日かかったって」
客:えーーー
金澤「1人3日?」
客:笑
加藤(全員で3日だから……)と考えてる空気
山内「ステージの上で計算はやめとけっ」
客:笑(持ちネタ?笑)
加藤「1人60パターン描いたって」
客:えーーーー!
山内「それ、言わなかったら永遠にわからなかった」
加藤「そう、それで誰が一番描くの難しかったかっていったら金澤さん。100パターン描いたって」
客:笑
金澤「えーなんでー?難しい?」
加藤「なのでバッジに描かれているのは1/60、1/100の中で選ばれたものという事で」
山内「それ今度全部見せてもらいたいですね」

加藤「BOBOさんは描くのそんなに時間かからなかったと言ってました(笑)」
客:笑
山内「あれ、BOBOさんだけラスタカラーやねんな(笑)」
客:笑
BOBO「あれってガチャなんでしょ?」
山内「ガチャガチャ・・・」(←BOBOさんの方を向きつつ、なんかよくわかってない感じ)
客:笑
BOBO「お金出しても欲しいのが出てくるわけじゃないんでしょ?BOBOばっかり、とか」
客:笑
山内「BOBOさん出た人ーー」
結構手が上がる
山内「結構いる(笑)!!!」

このあたりのMC割と長かった。(1曲分ぐらい喋ってた)

山内「スパルタの事はライバルだと思ってて。半笑いで言ってますけど(笑)」
客:笑
山内「"ライバルやんな〜(笑)"みたいな感じで言ってますけど、こうやって共演したら負けたくないなと思いますし、意識してますけど、ただ単純に僕はスパルタのライブが観られて嬉しいです(笑)」


LIFE

今日の「僕らは旅に出たんだよ」にはスパルタも入ってる気がした。

最近LIFEやる時よく赤いギター使ってる。


山内「スパルタの曲のカバーをやります。」


夢ステーション(SPARTA LOCALSカバー)

「あの娘がしょげると たまらんたまらんたまらん」
って山内くんが歌うのが最高に良かった………。

Bメロ〜サビの流れ出すような行き交う感じが気持ち良くて、山内くんの無限に広がっていきそうな歌声が気持ち良くて、めくるめく淡い虹色が見えた。これはフジファブリックが付けた色、なのかな?

素敵なカバーが聴けて嬉しかった。ここは天国か?と思うぐらい、音楽っていいなぁって全身で感じて、幸せだった。

隣のスパルタローカルズファン嬉しそうだった。


バタアシParty Night

やっとここでYOTSU-UCHIっぽい選曲、と思った。

「めんどくさいって思う自分自身なんでっす」って歌ってたのおもしろかった。

いつもハンドマイクにならないかな?とハラハラする時間があるんだけど(最近はほぼやらないけど)今日はそんな事考える暇もないほど集中して聴いてた。ギュッと詰まったタイトな演奏だった。


銀河
若者のすべて


最後の二曲は11年前観に来てた人、久しぶりにフジファブリックを観るスパルタファンへ向けての選曲かな、と思った。

若者のすべてを歌ってる時の山内くんの目がどこを見ているかわからなかった。違う世界にいるみたいだった。

長い後奏が終わった後の大きな拍手。


LIFEの前の長いおもしろMCをのぞいて、今日の山内くんのMCは小さな声で噛みしめてる感じで?だった。感極まってるわけじゃないだろうし、ノスタルジーに浸っていたわけでもないんだろうけど、なんか不思議な感じだった。

衣装のジャケットがギターの前にしょっちゅう被さって邪魔そうにギターのうしろに突っ込んでたなー。ちょうど丈がギターにかかる長さなんだよね。ギター弾きながらめっちゃ鋭い目をして直してた。笑


フジファブリック終わった時点で21:10ぐらい。
その後の転換が10分ぐらい。


アンコール

スパルタローカルズだけ出てくる。

安部「さっき総くんがスパルタローカルズは喋らないって言ってたけど……」
客:笑
安部「かっこつけてるだけですから。」
客:ヒューーーーー

安部「もう呼び込みましょうか。フジファブリック山内総一郎ーーー!」

山内くんがステージに出てくる。

安部「総くんが(ライトの)すごい逆光で見えない!カリスマ性出してんの?」
客:笑
山内「カリスマ性出ちゃってる(笑)?」

安部「今日のFLyは良かった。Superflyだった。」
山内(笑)
客:ヒューーーーーー!!!!!(笑)
安部「俺もやればこのぐらい出来る」
客:笑
安部「後で怒られるかな?」(チラッチラ袖の方を見ながら)
山内「俺の事じゃないからいいけどよォ〜(笑)」←何これ・・・


トーキョウバレリーナスパルタローカルズ山内総一郎

虹(フジファブリック安部コウセイ・伊東真一)

最後の方、帰る時間が迫っていたので気がそぞろ・・・


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私はYOTSU-UCHI FANTASYを観るのがこれが初めて。そしてこれが最後。なので昔の事は知らないからシリーズ物というより普通の一本のライブ感覚で観てた。

そのイベントタイトルから、なんとなくダンスナンバーっぽいのを取りそろえてくるのかなと思ってたけど(ダンス2000とかやるかと思った)、そもそもYOTSU-UCHIっぽい選曲などは別になかったのかも。過去を意識した感じでもなく、今あるものを表現したって感じ。

ちょっとはスパルタのストイックさに影響受けるかなと思ったけど、全然そんな事もなく。バチバチとかそういう雰囲気ではなく、どちらも自分達のライブを自分達のペースでのびのびやってる感じがした。

フジファブリックってあんまり同期とつるんだりしないし、だから、SPARTA LOCALSとの関係は不思議な感じ。ベタベタしてなくてサラッとしてるんだけど(安部氏と山内くんの性格もあるかも)、意識してるし、リスペクトも感じつつ、互いに我が道を行く的な。先輩でも後輩でもない、永遠に続く、同期って不思議。またいつか、交差する日が来るのかな。

今日一番感動したのは電光石火と1/365だったなー。ツアーがあって、リリースを経る事によってこんなに変わるのかと思った。新曲が一番いいと思えるのが嬉しい。

今日の山内くんの声も良かったなー。JAPAN JAMから引き続いてずっといい感じ。


SET LIST(フジファブリック

STAR
カンヌの休日
夜明けのBEAT
電光石火
1/365
LIFE
夢ステーション(SPARTA LOCALSカバー)
バタアシParty Night
銀河
若者のすべて

アンコール
トーキョウバレリーナ(スパルタローカルズ山内総一郎
虹(フジファブリック安部コウセイ・伊東真一)


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