日記:「あんときのデジカメ」番外編:SONY デジタル一眼カメラ“α”[Eマウント]用レンズ SEL1855 E18-55mm F3.5-5.6 OSS を使ってみました。


SONYNEX-C3は、フィルムカメラの交換用レンズをレンズマウントアダプターを介して使うボディとして利用しているので、一緒についていた標準ズームレンズを使ったことがほとんどなく、評価も「悪くはない」ので使ってみました。

ちょうど、先週、多度津港を同じくSONYのハイエンドコンパクトデジタルカメラCyber-shot DSC-RX100で試写した折、帰り道で多度津の旧繁華街(江戸期〜戦前昭和)を通り抜けた時、これは一度撮影しておきたいなあと考えておりましたので、旧多度津街道の起点あたりから本通、そして桃陵公園へ登り、多度津港周辺を終点にというコースで撮影してみました。

レンズは、αNEXシリーズの「レンズキット」に搭載されているEマウント専用の約3倍ズームレンズE 18-55mm F3.5-5.6 OSS(SEL1855)。APS-Cサイズに最適化された光学系で、35mm判換算で、広角27mmから中望遠82.5mm相当までをカバー、開放f値は3.5−5.6。風景撮影をはじめ、スナップやポートレートなど普段使いには全く問題のないレンズといってよいでしょう。広角端で樽型の歪みが気になりますが、35mm以上にあげていくと、標準ズームレンズとしては非常によく写るなあという印象です。筐体はマグネシウム合金で軽いけれども安っぽさはなく、ズームリングも割りとスムーズです。

NEXには 忘れられやすい機能として「プレシジョンデジタルズーム」というのがあるのですが、これは、装着したレンズの焦点距離を最大で10倍までデジタルズームが出来る機能。最大の10倍ズームはキビシイものがありますが、2,3倍なら実用の範囲でしょうか。

さて、撮影インプレッションとは関係のない話ですが、香川県に戻ってから、改めて感じたことは、およそ四半世紀という東京生活を経てのUターンということになりますけれども、香川県についてはだいたいのことは理解しているつもりで戻ったものの、実際は、何も正確には理解していなかったのだなあということです。

多度津町に関しても、こうした古い市街が残っていることも、そして住んでいた時には、当たり前に存在していた多度津−福山間を結ぶフェリーがなくなっていたり、ほんと、知っているつもりで何も知らなかったという事実に驚いております。

いま、一から学び直しているというところでしょうか。

さて以下、作例です。ISO200、プログラム撮影、ホワイトバランスオート、露出補正なし。画像は16Mで保存。一部露出優先で撮影。筐体はiPhone6sで撮影。




↑ 割りときれいにボケる。



↑ ここを登ると桃陵公園



↑ 広角端27mmで撮影(A)


↑ (A)を望遠端82.5mmで撮影





↑ (A)をプレシジョンデジタルズームで10倍してしまうとキビシイ


↑ 絞り優先で撮影。27mm f3.5 1/2500 まずまずきれいにボケます。


↑ 絞り優先で撮影。27mm f22 1/60 最大にしぼりました。全体が像を結んでいます。





Short trip to TADOTSU/Kagawa/Japan with Sony αNEX-C3 + SEL1855 E18-55mm F3.5-5.6 OSS | Flickr

SEL1855 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー


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