2018-08-06 覚え書:「折々のことば:958 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年12月10日(日)付。 覚え書 - 折々のことば:958 鷲田清一 2017年12月10日 変化はとてもゆるやかにあらわれたので、日常という闇にまぎれて、人びとを驚かすことはなかった。 (ジャン・ジオノ) ◇ 不毛の地といわれた南仏の山岳地帯で、来る日も来る日も植樹を続けた一人の名もない農夫。この見えない手入れのおかげで、後にこの村へ移り住んだ人たちは自然の恵みを享受しえた。人は戦争という途方もない破壊にのめり込む一方で、「神の行いにもひとしい創造」をなしもすると作家は言う。絵本『木を植えた男』(寺岡襄訳)から。 −−「折々のことば:958 鷲田清一」、『朝日新聞』2017年12月10日(日)付。 - 折々のことば:958 鷲田清一:朝日新聞デジタル 木を植えた男posted with amazlet at 18.07.29ジャン ジオノ あすなろ書房 売り上げランキング: 24,305Amazon.co.jpで詳細を見る