LAST SCENE / RENTRER EN SOI -哀愁14

RENTRER EN SOI / LAST SCENE
(2008) {Japan} [Visual-Kei]

ヴィジュアル系バンドです。ヴィジュアル系よく聴く割に分類があまりわかってないのですが、いわゆる耽美系でしょうか・・?
曲が全体的にメタリックな感じに傾倒していくバンド、あるいは当初からそういう傾向を持っているバンドは最近のヴィジュアル系に多いですが、このバンドはメタリックさとヴィジュアル系らしさを良い具合に併せ持った硬派なバンドかなと思っています。
僕がこのバンドを知ってからすぐに、このバンドは解散してしまったのですが、とても惜しいです・・。
こういうヴィジュアル系らしさを色濃く残したバンドが最近めっきり減っていってしまっているように思います。

上の曲は解散前最後に出したオリジナルアルバム収録の曲ですが、とても悲しく、耽美的な曲です。
イントロのアルペジオ1:52〜のタッピングフレーズなんかに哀愁を感じるのですが、特に3:37〜のフレーズがとても好きです。
この、単に悲しいとは形容し難い、暗いとも違う、重みのようなものを感じるフレーズ。個人的には「悲壮感」という言葉が浮かびます。