UI

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メニューがわかりにくいのは、以下の機能が混在してしまってるからじゃないかなー。

  • 「そのゴースト」が何かのアクションを起こす、ゴーストに紐づいた機能。
    • おすすめとかねとわくとか
  • 「そのゴースト」に対する設定変更
    • シェル倍率変更、きせかえ、バルーンとか
  • ゴーストに関係ない本体の機能
    • 本体設定変更とか情報とか

ゴーストが「さくら」だけの時は、単一のアプリとして、これらはすべて
「さくら」が提供するものとしてメニューに載っていたわけですが。
多ゴースト時代になってもそれを継承してしまったのだと思います。

ライセンス

やっぱり、ゴーストの場合、クリエイティブコモンズとかじゃなくて、
独自ライセンスがほしいなあ、と思います。
いや、CCで足りる場合はそれでいいのですけど。


無理にCCを適用した結果、再利用する側が、
「これは再配布にあたるの?これは改変にあたるの?これの権利者はだれ?」
と判断がつかなくて、結局利用できないんじゃ、つけた意味がないですから。


法的に穴のない独自ライセンスを作るのは、法律の専門家でも居ないと無理かもしれません。
でも、そもそもライセンスって何のために作品につけるかというと、

  • (権利保護)作者の意図しない・望まない再利用を制限する
  • (利用促進)再利用で許可されることを予め明示することにより、再利用する側の手間を省く

実はこの裏表になった2つの目的があると思うのです。


そして、権利保護のためには法的な穴があっては困りますが、
利用促進のためには、多少法的な穴があっても、実は困らないような気がします。
「再利用の指針」が示せれば目的は達成できるんじゃないかな。


きわめて稀に(私はきわめて稀に、だと思っています)起きる、法的な抗争に対抗する必要性のために、
作者の意図の反映や、再利用時の利便性を犠牲にしてしまうのはちょっと・・・という気がするのです。


もう一つ。
法的に整備されたライセンスを適用するということは、その作品について法的な権利を宣言すると
いうことになるんじゃないか、という怖さがあります。これもさっきの表裏の話。


具体的な話をすると、たとえばどくでんぱ。あれにCCを適用する勇気は私にはありません。
あれは内部でAquesTalk音声合成モジュール、System.Data.SQLiteMecabIPA辞書なんかを利用しており、
それらのモジュールをゴーストに同梱して配布するところまでは、多分OKだろうとあたりをつけて使っています。


それらに対して包括的に法的なライセンスを宣言することが可能かどうかまでは、それこそ専門的な知識
でもないと無理なので、宣言したとたんに「法的に」イリーガルなことになってしまうのではないか、
と思ってしまいます。


「〜してください」「〜してほしくないです」という指針を示すだけであればある程度逃げ道が留保できる。
へたれなのだと思いますが、趣味の世界で私が負えるリスクはそこまでです。


というわけで、再利用テンプレートのたたき台をざーと書いてみました。
多分抜けとかたくさんあると思います。多分まだ利用には耐えません。
だけど、こんな感じで、質問に答えていくと、再利用の指針を示す文書ができて、
あとはそれを同梱すればいい、となれば、割と使えるような気がするんだけどなあ。

http://ukiya.sakura.ne.jp/index.php?%E4%BC%BA%E3%81%8B%E9%96%A2%E9%80%A3%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AB%2F%E4%BC%BA%E3%81%8B%E5%86%8D%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89