『境界の彼方』3話 主に北之原孝將さん関連
『境界の彼方』3話
絵コンテ・演出:北之原孝將
作画監督:池田晶子
北之原孝將さんといえば、フルショットでの芝居。
普通に描いたら線がつぶれるサイズだと思うので、
通常のサイズで描いた絵を縮小してやっているのかなあと思うのですが。
北之原さんの最近の回ではもはや定番と言ってもいいくらい。
ここまで好んでフルショットの芝居をされる方は
京アニでは意外と北之原さんくらいかもしれないです。
アニメーターさんはこういうカット、楽しいだろうなあ。(勿論、大変でもあるしょうが。)
『たまこまーけっと』4話
絵コンテ・演出:北之原孝將
作画監督:池田晶子
ここのカットのあんこが個人的に好きです。
こういったフルショットの芝居はアニメアニメしていて印象に残ります。
閑話休題。
3話で気になったイマジナリーライン超え。
電車内にて。二人の会話シーン。
ライン上にいったんカメラをおいて(ワンクッション)、
イマジナリーライン越え。
会話の雰囲気がガラッと変わる。
段取りが教科書的です。
電車内でのイマジナリーライン超えは北之原さんに限らず
以前も京アニでやっていた気がします。
他には
こういったポン寄り、ポン引きのシーン(カットの繋ぎ方)。
北之原さんはよくされているように思います。
ポン寄りは良い意味で不自然さを与える演出です。
(普通であれば何かしらのカットをインサートしますので。)
自然な繋ぎから一転してこういったシーンが入ると画面が引き締まると言いますか、
女の子のポン寄りとか、ついハッとさせられます。それがよいのです。
そんな感じで。
『境界の彼方』については今後もなるべく追っていきたいです。