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2008-10-06

[]レビューブロガーという「嘘」


「αブロガー」「ファンブロガー」そして「レビューブロガー」を読んで。

「どう読んでも参加しなくて正解でした、本当に(ry」と思いました。

私がAMNやMONOPORTALに積極的にコミットメントしない理由の一つにこういう「嘘」をつくためにイベントを開催している面があるから。


自分がもっとも驚いたのは、三番目として、

「レビューブロガー」

を持ってきたことだ。

遠藤さんは「僕もレビューブロガーです」と語っていた。

商品レビューに限らず、イベントなどに参加しても、とにかく詳細にレポートする人。というか「詳細レポートしないと気が済まない人種」をここではさしている。

遠藤さんが最近書かれたレポートなど見ると、イメージ湧くだろう。

●ザ・プレミアム・モルツ講座 サントリー武蔵野ビール工場

アサヒビール オクトーバーフェスト 日比谷 秋の収穫祭 楽しみ方

(↑ちなみに、自分が最近ちょい「やられた感」感じたのは、このオクトーバーフェストのレポートです)

「αブロガー」「ファンブロガー」そして「レビューブロガー」

紹介されている読みましたけれど、イベントに参加したらそれくらいのレビュー、普通に書くでしょうという程度の質と量でしかないですね。

遠藤さんという人は「ソニーマーケティング株式会社 広告宣伝部門 ウェブコム企画部 編成課ウェブプランナー(兼)制作課」というご大層な肩書きがあるから登壇しているだけなんであって、イベント参加レポートの質としては平均点。


とにかく丁寧にレポートを書くことに生き甲斐(?)すら感じるレビューブロガーは、企業側の思いなどもきちんととらえてくれるし、記事作成にあたってはしっかり情報収集も行うし、悪いことは悪いとも書く。

そうして書かれたレポート/記事は、企業担当者が見ても参考になる内容を多く含んでいるとのこと。

私も最初の頃は「悪いことは悪い」と書くべきだ、と思っていましたし、そうしていた時期もあります。

ですけれど、担当者への伝え方がウエブログでなければならない理由があるとも思えないし、レビューを書くという事は広報告知なのか、それとも商品改善なのかで考えれば広報告知だろうと。

このエントリだってそうした意味に於いては和田さんや徳力さんなど関係者に向けてメールで投げても良いのかもしれないのですけれど、敢えてウエブログに放つのには不特定多数の関係者に向けて読んで欲しいという明確な意図があるから。製品開発担当者に読んで貰えればそれで良いのなら名刺交換してメールにするとかプログラム参加者だけが参加出来る会議室とか方法は幾らもある。ウエブログ「でなければならない」理由は実は存在しない。敢えて言うならば「これは提灯じゃないよ」と読者に言う為の免罪符として機能している、といったところ。


で。

イベントに呼ぶウエブロガーを「アルファブロガー」を入れるのは仕方ないし「ファンブロガー」を入れるのは河野さんも「その製品を好きでその製品の事を書いているブロガーを呼ぶべき」という趣旨の事をお話になられていましたので当然のことだと思います。

問題なのはレビューブロガーと呼ばれる人たちで、じゃあ何処にそんなウエブロガーがいるのか、という話。


製品リリースなどでウエブロガーを呼びたい。

どうやって探すのか。

アルファブロガーは簡単に見つかる。

ファンブロガーも検索やテクノラティを駆使すれば見つかるかもしれない。

じゃあ、レビューブロガーは?

レビューブロガーはAMNやMONOPORTAL、CYBERBUZZといったところに登録している人たちに声を掛ける以外に見つけられない、のですよ。実質上。


私が敢えて「嘘」と書いたのは。

AMNやMONOPORTALが「企業の皆さん、ブログに何か書いて貰おうと思ったらウチに頼んでくださいね」という事を喧伝する為にこういうイベントを開催している事があからさまなくらいに見えるからです。

AMNであれMONOPORTALであれ、レビューブロガーもしくはレビューブロガー志望のブロガーを囲い込み、有償もしくは極めて些少な利益供与でレビューを書かせている。そうした「囲い込み」に属していないウエブロガーはレビューブロガーたり得ない。そうした「嘘」を押し隠して、結果として自分達のところにヒトモノカネが集中するソリューションを作り上げている。


何もかもが「身内」で回っているんですよ。

数百人という大規模なイベントに登壇している人がMONOPORTALにもコミットメントしている人であり、それをMONOPORTALの和田さんが絶賛しちゃってる。なにそのIt's A Small World。


イベント開催が結果的に自分たちの宣伝であるにせよ、登壇する人は敢えて「身内」ではない人を使うとか何故しないのか、仮に身内を使ったのなら、それなりの記事に何故しないのか。そのあたりのバランス感覚が欠如しまくりなんですよ。


そして私は、こういうエントリをぶん投げる事でレビューブロガーというポジションから遠のくのでありました(苦笑)


takeshitakeshi 2008/10/06 16:52 おもしろい、というと語弊があるかもしれないけど、なかなか興味深いエントリーでした。
その3つは併記できるようなもんじゃないだろうと思いました。いまいちレビューブロガーってのがわかんないんだけど、イベントレポートくらいはぼくでも書くことはあるし、ブログ記事の大半はいろんなことへの「感想」なのでレビューと言えなくもない。

ソニーマーケティングさんがなんでその3つを「別の人たち」として出してるのかわかんないけど、内輪感はぼくも感じました。

和田@MONO-PORTAL和田@MONO-PORTAL 2008/10/06 17:25 確かに読み直すと絶賛調ですね。
MONO-PORTALリニューアル直後なもんで、自画自賛なハイゆうか、バランス失調状態は確かにある気がしました、自分。
少し頭冷やして考えてみます。あ、でも一個だけ。「囲い込み」意図はなく、有償レビューという仕組みへの反発で、MONO-PORTALというレビュー専用トラックバックセンター作ったという経緯はあります。そして残念ながら、ヒトモノカネが集中しないです(単にビジネス下手なだけなんですが)

p-articlep-article 2008/10/08 09:50 どうもです。僕もこのセミナーに参加したのですが、非常によい内容でしたよ。そして、わださんのエントリも、イベントの追体験として非常に参考になりました。この手のイベントとしてかなり満足度は高かったですよ。勉強にもなったし(笑)
懸賞コミュニティをベースとしたような、ペイパーポストのレビューによるブロガー(ブログを書くひと)の囲い込み感とは、異なる印象を持ちましたw
どう感じるかはかは自由だし、どう書くことも自由だと思いますが、参加者のひとりとして、僕はそう感じたよと(笑)

ululunululun 2008/10/08 18:28 エントリに起こす程でも無いので此処に書いておくのですけれど、反応を読んでいて自分自身が書きたかったのは「内輪感」もですけれど「レビューブロガー」と言われるブロガーのクオリティもあるよなあ、と。
KENGOさんや田口さん、カイ氏伝さん、p-articleさんあたりなら私も納得出来たのですが。

なまえなまえ 2008/10/08 20:54 「イベント開催が結果的に自分たちの宣伝であるにせよ」ではなくて、
「イベント開催は自分たちの宣伝が目的」ですよね。

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