バルセロナがアウェーでセルティックに敗北〔CL〕

7日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループG第4節、バルセロナはアウェーでのセルティック戦を1−2で終えた。8月29日のスペイン・スーパーカップレアル・マドリー戦(1−2)以来となる今季2敗目を喫している。

勝利でベスト16進出を確定できるバルセロナ。だがセルティック・パークでプレーするスコットランドの強豪は、やはり一筋縄ではいかなかった。最終ラインを高く設定し、高身長のセルティック攻撃陣に対処していたバルセロナだったが、21分に与えた最初のCKから失点。ジョルディ・アルバのマークをものともしなかったワニアマに、ヘディングシュートを決められた。

焦るバルセロナは、サイド攻撃からセルティックの最終ラインをこじ開けようと試みるも、なかなかスペースを生み出すことができない。それでも30分、メッシが狭いスペースからシュートを放ったが、これはクロスバーに直撃してゴールならず。1点のビハインドを負ったまま、試合を折り返す。

後半もバルセロナが攻勢を仕掛け、セルティックがカウンターで応戦する展開は変わらず。70%以上のポゼッションを実現するバルセロナは60分、メッシのパスからアレクシスがエリア内に侵入するも、枠を捉えるシュートはGKフォスターの好守に遭った。ビラノバ監督はその5分後、アレクシスに代えてビジャを投入し、停滞状況の打開を図った。

70分にはJ・アルバの折り返しからメッシがミドルシュートを打つも、再度フォスターに立ちはだかれる。ビラノバ監督は70分過ぎにバルトラをピケ、ソングをセスクに代えて交代枠を使い切る。しかし83分、フォスターのフィードからワットに抜け出され、絶望的な2失点目。90分にようやくメッシがネットを揺らすも、1ゴール及ばないまま終了を迎えている。

グループGのもう一戦、ベンフィカスパルタク・モスクワは、オスカル・カルドソの2ゴールによって、2−0でベンフィカが勝利。この結果、同グループの順位は1位バルセロナ(勝ち点9)、2位セルティック(勝ち点7)、3位ベンフィカ(勝ち点4)、4位スパルタク・モスクワ(勝ち点3)となった。

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