マルちゃ〜ん!

今日は所用を済ませた後、競馬場入り。
ちょうど2Rが始まる直前のタイミングだったので、急いで馬券を購入。
もちろんその間にマルティンスタークをはじめ3Rのお馬さんが出てきていたので、急いで撮影ポイントへ。
昨日リサーチしておいて良かった〜。



パドックで見るマルティンスタークは前回同様、ずば抜けて良いというわけじゃあないけれど、まあ普通に良い気配な感じ。
でもね、今回も有力馬がいるしな…と思いながら写真を撮っていると


「誰の応援?」


えっ、話しかけられたのはつま?
もちろん、見知らぬおばさんです。
熱心にシャッターを切っているので気になったのでしょうか。
「5番のマルティンスタークです。出資馬なので…」
と、まあ一応は返事をしながら、カメラでマルティンスタークを追い続けていると再び
「いくらの馬?10万くらい?」
思わずまじまじとおばさんを見てしまいました。
ふつー聞くか、そんなこと。
(いや、まあ大阪だからあり得るか…)
無視もできないので
「400口のクラブなのでそこまではないと思います。主人の出資馬で、仕事の主人に代わって応援に来たものですから…。あまりよく分からないんです」
と答えると、ようやく質問が止みました。
なんだか、え?あなたが出資者なの?と訝る目で見られていたような。
だから「主人の」という一言でようやく納得されたのでしょうね。
嘘も方便、ですが、今日は話しかけられてあまり良い気分ではなかったなぁ…やれやれ。
おばさんがどこかへ行ってくれたので、ようやくマルティンスタークに集中!です。

パドックが終わったら、今日はスタンドへダッシュ!ですよ。


馬場入りを見届けた後は、スタートの時をひたすら待ちます。
今日は不思議とドキドキとはしませんでした。
そしてレースを見守るのは昨日と同様、検量室よりのスタンド。
端っこの端っこでターフビジョンを斜めに見ながら静かに静かに応援、
でも最後の最後は声を出して小刻みに跳ねながら、ゴールを1着で駆け抜けた姿をしかと見届けました。
直後にぼやける視界…
ヘッドライナーの時のように震えや嗚咽が止まらないほどではなかったけれど、ちょっとだけヒックヒックとやっていました…
その状態でも頑張ってマルティンスタークの写真を撮り続けましたよ。
だって、馬かひさんにちゃんと報告しなければなりませんから…
ギャロップさん、ごめんよ〜」と心の中で謝りつつ、ウイナーズサークルはもちろん
ターフビジョンにマルティンスタークの名前が映し出される最後の最後までしつこく居続けました。


それから走っては見たものの、パドックは停止の合図がかかり、すでに最後の周回を残すのみというタイミング。
こうなったらいい場所なんて言っていられません。
とにかく最後の一周だけでしたが、頑張ってシルクギャロップを追い続けました。
そして再びさっきまでいたスタンド側へと移動。
障害戦の撮影は初めてだったので、どこから出てくるの?と少しあたふた。
すでに入場しているお馬さんもいたので焦りましたが、ちゃんと誘導馬に導かれて出てきました。
ギャロップを追いかけながらスタンドをゆっくりと移動です。
あー、障害戦って人が少ないから助かるわ〜。


お馬さんたちがスタート地点に向けて移動した後は、つまも一息入れに建物内へ。
出てくると、おや、ウイナーズサークル前で何かやっている…
あれは…マルティンスタークのゼッケンではないですか!
会報で見たことのある写真撮影が終わって、個人個人でゼッケンを持って写真を撮ってもらっている様子。
いいなー、ととりあえずゼッケンだけをパチリ。
でも、やっぱり、いてもたってもいられない。ダメモトでお願いしてみるかー。
と、おずおずと申し出たらあっさりO.K.の返事。
言ってみてよかった〜。というか今度からちゃんと会員証を携帯しておきます。


撮影も一段落し、スタッフさんと出資者さん達がいろいろとお話していたようですが
なにせシルクギャロップのレース前。
つまにとってはこちらも大事です。
というわけで後ろ髪を引かれつつ、いつもの観覧場所へ。
ほどなくレースが始まりました。
スタートはまずまず。
そしてドキドキしながら見守る、最初の障害。
あっ、えっ??、きれいなジャンプじゃん。
新聞のコメントに「飛越センスが良い」なんて書いてあったけど、リップサービスなんじゃないの、と話半分で受け取っていました。
いや〜、ほんとに上手だったんだ…
とはいえ、さすがに調教不足。最後の直線で一瞬並びかけた3着馬を抜かす余力まではありませんでしたね。
結果は4着、ですが、これから調教本数をこなして、もう少し地力がつけばなんとかなるかも…と思わせるようなレースで、つまにとっては期待以上の4着でした。
ただ、障害馬としてということはレース中もレース前後も常にハラハラドキドキということになっちゃうんでしょうが。


マルティンスタークの勝利、そしてシルクギャロップの4着と、今日はこのうえなく素晴らしい一日でした。
しばらくは自然に顔がゆるんで思い出し笑いをする怪しい人になっていましたもの。
そして、馬かひさんからあずかったメインレースのマークカードの束の存在をすっかり忘れていたつま。
ちゃんとウインズに寄って帰りました。


つまのメインレースの馬券は外れたような気がしますが、ま、そんなこと今日はどうでもいいかな。
よく頑張ったね、シルクギャロップ
そして、本当に本当にありがとう、マルティンスターク。